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こんにちは~!着物大好き時短帯でかんたん着付け教室KIMONO-gokoroのつばきです。日本の伝統色の合わせ方に「襲(かさね)の色目」という組み合わせ方があります。これは平安時代の女性の重ね着する衣装を色合わせして、コーディネートしていたところから広まっていったそうです。昔、芝居の世界で研究生だったころ、先輩が着物の色をいろいろ言われるんですがどんな色かわからなくて???だったことを思い出します。「藍」とか「
YouTube更新しました。#79「襲の色目」とはhttps://youtu.be/1rI6A1Lkoao襲の色目(かさねのいろめ)は四季折々の変化をその様相の比喩表現によって色彩として感じ取ってきた日本人が作り上げてきた配色表現。袷仕立て(あわせしたて)された衣服の表地と裏地の配色で平安時代に公家の服飾の中から生まれ、以後、公家の人々の服飾に欠かせないものとして伝えらました。源流は平安貴族の衣装です。大きな特徴は、色の組み合わせに名前を付けたこと。それは花と葉の組み合わせだけでなく
イツモノ予約投稿藍色の表9番目以下はネットよりコピペ浅葱色(あさぎいろ)とは、蓼藍たであいで染めた明るい青緑色のことです。浅葱とは薄い葱ねぎの葉に因ちなんだ色で、平安時代にはその名が見られる古くからの伝統色。「葱」と「黄」の字を混同されて『浅黄』と表記されている古実書もありますが、これは完全に誤用です。江戸時代の有職故実ゆうそくこじつ研究家の“伊勢貞丈いせさだたけ”も、自身の随筆『安斎随筆』に「アサギと云ひて浅黄を用ふるは誤りなり、浅葱の字を用ふるべし」と記しているように
今日ご紹介する『花と心の色』は【葵色】(あおいいろ)葵の花の色少し灰色がかった明るい赤紫色平安朝の人たちは紫系の色を非常に好んでいて、紫色のさまざまな花の種類をことごとく色名にしてしまったそうです。紫色の花と色・藤(ふじ)・躑躅(つつじ)・牡丹(ぼたん)・菫(すみれ)・菖蒲(しょうぶ・あやめ)・杜若(かきつばた)・秋桜(こすもす)・紫苑(しおん)・竜胆(りんどう)・桔梗(ききょう)・撫子(なでしこ)・二人
伊藤小坡筆“ほととぎす”江戸時代、質素倹約の時代背景により、茶色に続きあらゆる色相に灰色を混ぜた百種類の鼠系の色が誕生しましたいわゆる『四十八茶百鼠』は庶民の色彩への強い欲求から生まれた流行色です赤みを含む鼠系には、桜鼠、梅鼠、青みを含む鼠系には、浅葱鼠、納戸鼠、緑みを含む鼠系には、利休鼠、紫みを含む鼠系には、鳩羽鼠、葡萄鼠等があります桜鼠鼠系統では最も明るい灰色がかった桜色梅鼠紅梅の花の色からきた赤みのある色素鼠素鼠は色味を含まないニュートラルな鼠色を表しています浅葱鼠
古代より紫は最高の色として称賛されてきました。その理由として、紫色が最も手に入りにくい色だったからです。聖徳太子は律令制度の冠位十二階を確立する際、冠や衣の色を位によって定め、紫を最高位の色としました。平安時代の王朝貴族たちにとって、紫は特別な意味を持っていたようです。高貴さ、気品、優雅、なまめかしさ、懐かしさ等、憧れの色として尊重されていました。枕草子や源氏物語などに紫の用例が多く描かれています。染色としての紫は、紫草の根によって染められましたが、大変な手間がかかり高価だったため、
今日も読んでいただきありがとうございます。感謝しています^^今日一日みなさんが少しでも笑顔でありますように^^こんにちは。。。キャベツ寛太郎です^^今回は日本の伝統色について^^季節的にこの色を選んでみました。それではさっそく♪日本の伝統色|桜色桜色まずはこちらをご覧ください^^※お手持ちの画面環境により若干色の見え方に差があります。こちらが桜色と呼ばれている色です。桜色とは日本人にとても馴染みの
足立区北千住カラー教室・色彩講師*長澤陽子です。年度末~新年度と、少々落ち着かない日々が続いておりまして今頃のご報告です。先日3/23(土)、東京都中央区京橋図書館主催の「移ろう日本の伝統色」講座を担当して参りました。当初の募集は30名でしたが、募集開始数日で40名を超えたと連絡がありビックリ!急遽定員を40名に。更に、最終申込が100名を超えたと連絡があり二度ビックリ!日本の伝統色に対する関心の高さに嬉しくなりました。が、抽選に外れてしまった方
なんと美しいお辞儀なのでしょう✨2014年10月13日に國學院大学が出した広告だそうです。こちらより画像を拝借、参照→ブログ:日本よい国、きよい国。世界に一つの神の国。の「こころ」を大切にする日本人より背景の色は、古来より皇室が用いる優雅で繊細な雰囲気をもつ日本の伝統色「麹塵(きくじん)」だそうです。令和元年、皇室の行事をテレビなどで拝見していると、日本ならではの伝統は素晴らしいなあと思います。しかし、この何年か不思議なお辞儀を見かけるようになりました。おへその辺りに手を重ね、肘を
湘南藤沢のインストラクター高橋小百合です。平安貴族の女房装束の正装は、五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)です。現在も女子皇族の正装です。単と五衣の色合わせを「かさねの色目」と言い、季節の花の名などが付けられていました。「紅梅の包」「黄菊」「楓紅葉」「花橘」「女郎花」「撫子」「菖蒲」などなど。紫薄様は源氏物語の明石の上の装束として書かれています。わずかに見えるかさねの色目の美しさを、女房たちは競い合いました。紫色だけでも、日本では古くからこ
今日の『花と心の色』は【淡藤色】(あわふじいろ)水色に少し薄紫色を混ぜたような色大好きなラベンダーカラーのもう少し水色が多い感じかな藤の花のような薄い紫系統の色の代表的な色平安朝では紫色を至上の色藤の花が愛されたのと同様にその色のきものも好まれたそうです。「藤浪(ふぢなみ)の花は盛りになりにけり平城(なら)の都を思ほすや君」『万葉集』大伴四綱(おおとものよつな)