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病棟に上がってから、私は同じ境遇の方のブログを検索していた皆さん、どんなお思いでいられるのだろう。あおくんはどんな経過をたどるんだろう。私はどうしたらいいのだろう。一気に落ち込んだ。昨日、検索したブログは超低出生体重児の子どもさんの成長過程がわかるもの小さく産まれても、ぷくぷくになるんだ〜お腹の中での成長を、外で見届けられる幸せができたって、とてもすてきな考え方とか、私はこれからに希望を見出し始めたところだっただけど、今は脳室内出血のある子どもさんをもつ保護者の方のブログを
実は私も帝王切開経験者。(長女だけで、下の2人は自然分娩です。)半身麻酔なので、その時の辛さは記憶から消えることはありません。子どもが生まれるまではあっという間でも、その後の処置が延々と長いのも分かっているつもり。増しては双子…それにしても遅い…何かあったの?不安は募ります。そうこうしているうちに、婿殿のご両親も到着。実は、婿殿同様、ご両親もキーマンなんです。(後述しますね。)結婚式以来のご対面だけど、電話で話すことはあるので、不安を紛らわすように喋り倒します。8時近くになっ
NICU出身😆の新生児の子達は頭が縦長になりやすい。という事が先生からの告白と😂実際にNICUを卒業した御子を持つお母様達からのメッセージでやはり頭の縦長は避けれない事が判明。しかし❗️成長の経過と共に縦長の頭が丸くなったり、気にならなくなる事も分かりました☺️朗報✨✨新生児科の先生より赤ちゃんの頭が柔らかく、形が決まるのが生後6ヶ月までとの事。という事で、何もしないより気休めでも良いのでこの6ヶ月、勝負❗️❗️と思い、色んなタイプの新生児用枕で検証中。4種類くらい
リアルコウノドリ…この頃「コウノドリ」「透明なゆりかご」と言った産科や新生児科をテーマにした漫画、ドラマが流行っていました。けれど、私は一切観る事はありませんでした。いや、観る事が出来なかった。(せつなくて…)NICUに足を踏み入れると、双子は一番奥の保育器にそれぞれ収容されていました。呼吸器や点滴に繋がれて、さらにいろいろなセンサーが付いています。データが常に表示され、絶えず誰かのアラームが鳴っていました。小さな小さな背中が見えます。アラーム音をバックに見る双子の姿は、何だか現
1度帰宅していた私の携帯に、娘からの連絡が入ります。「輸血の効果が出なかったよ。もうぶくぶくに浮腫んできてる。」妹には、もう自力で動脈管を閉じる力は残っていないようでした。新生児科の主治医の話では、既に心不全を起こしていて、直ぐにでも手術による治療が必要なようでした。手術を渋る娘に、主治医の先生は…「手術しなければ、死にますよ。」とど直球の言葉。それくらい逼迫していたようです。急遽、小児心臓外科のある別の大学病院から先生が呼ばれます。居ても立っても居られない私は、特急に飛び乗ろ
※生々しい描写や写真がありますので、ご注意ください。手術を終えたばかりの息子と小児外科の先生たちが戻ってきました。未明から息子の急変で呼び出された先生たちは、長時間の手術に不眠不休で尽力してくださいました。息子は麻酔で眠っていました。お腹に横一文字の大きな傷があり、さらに傷の周りの左右に赤黒い腸の先端が飛び出て、フィルムのような半透明に薄い膜で覆われていました。痛々しく思わず目を背けたくなる姿でしたが、小さい体で長時間の手術に耐えた息子が愛おしくて仕方ありませんでした。執刀医の先生か
姉662gアプガースコア7点妹932gアプガースコア9点2人とも超低出生体重児です。私は2人揃って生まれて来てくれさえすれば大丈夫だと思っていました。そしてS先生の読み通り、双子の出生時の状態は比較的良かったようです。けれど…超低出生体重児…甘く見ていました。ドラマじゃないんです。お腹の中に居てくれた時とは全く違った意味での闘い…双子の命を医療に委ね、その生命力を信じる事しか出来ない…何とも形容しがたい時間が始まりました。婿殿がなかなか帰って来ません。病棟の看護師さん
なつみさん、いつもと違う服をきてます。右手に点滴もさしてます。なぜなら、オペがあるから。ついに、なつみさんのお喉にさっくりと切り込みを入れる日がきました。あぁ、すべすべ。一度は手術を拒否したし、葛藤も迷いも悩みもあったけれど。きちんと向き合って、夫婦で考えて決めたこと。もし自分がその立場だったならば・・・置き換えて考えてみたら、お肌に傷がついちゃうとか見た目がどうだってことより、生きやすいほうが良いに決まってる。喉や口の中に邪魔なものがあったり
MRIの結果。今になってとても悲しくて泣いてはしっかりしなきゃと泣き止んでまた泣いてテレビ見たり携帯ゲームして現実逃避。で、また泣いて。まず新生児科の先生から、MRIの結果の説明を受けました。ほぼ何も写ってないさえの頭蓋骨の中。何も…見えるのは脳幹だけ。その脳幹も半分以下の細さ。あと点のようにチョンと下垂体。大脳、基底核、小脳、全て脳細胞は残っておらず機能していない。下垂体は機能しているが、下垂体をコントロールしている視床が壊死しているため、下垂体の信号は脳幹まで伝
2016年2月15日この日を境に息子の運命は大きく変わりました。ちょうど生後2ヶ月の月誕生日の日でした。(27週での早産なので、本来ならまだお腹にいる時期ですが)この日のことを後から何度も何度もふり返ったので、時系列で鮮明に覚えています。午前11時頃新生児科の部長の回診があり、先生たち一行が患児一人一人のベッドを回りました。息子のところにもやってきました。主治医の先生が部長に息子の状態を説明しました。「お腹は張りやすいですが、経口哺乳も進んでますし、体重も増えてて順調です」息
新生児科の担当医H先生の話が始まります。(26週の段階で生まれた場合の話です。)*生まれたら、NICUの保育器に収容する。*皮膚の状態によるが、高湿度の中で管理する。皮膚状態が悪い場合は、触る事が出来ない。*人工呼吸器を使用するが、26週では肺が硬い為破れてしまうことがある。*栄養は、鼻からの経管摂取となる。*入院期間は、3〜6か月を予定している。その他にもいろいろあったようですが…当時のメモは、字が縒れていました。震える手で、何とか書き留めたようです。小さい子560g
そうこうしているうちに臨月になり、無事に出産。むくんでぷくぷくな赤ちゃんが出て来た。ぱっと見た感じは普通の赤ちゃんと同じ。手足の短さもよくわからない。細かく見てみると、頭の大きさや後頭部の鉢から首にかけてのくびれ(これが大後頭孔狭窄に繋がるのか)、胸郭が狭めなことや特徴ある三尖手、途中でぺこんとへこんだお鼻はザ・軟骨ちゃんって感じだった。動きや表情や声がものすごく可愛くて、すぐにメロメロになった。モニターで常に酸素や心拍数をチェックしているけれど、NICUからも生後1日で出ることができて、お
別室で新生児科と小児外科の先生から息子の状態について説明がありました。・バイタル心拍数200以上が継続し、サチュレーションが低下、低血圧に陥っている・腹部レントゲンの所見腹腔内にガスは確認されず、現時点では腸管穿孔には至っていない・血液検査の所見炎症反応(CRP)が高く、代謝性アシドーシス、呼吸性アシドーシスが進行(体内のPHバランスが酸性に傾いている)人工呼吸器挿管、点滴で昇圧剤、抗生剤投与しているが、数時間で全身状態が急速に悪化し、ショック状態になっている。腹部
「凄い胎盤だったよ。」成育医療研究センターの佐合先生には「でっかい胎盤だねー。」と、エコーしながら言われましたが…凄い胎盤って…。S先生の話では、姉の臍の緒は胎盤の端っこに申し訳程度にひょろっと付いていたそうです。逆に妹は、ど真ん中に太い臍の緒がしっかり付いていて、胎盤の殆どの栄養を使っていたらしい。そして2人を結ぶ血管はかなり太く、姉は妹から栄養を貰って生きていたことは明白だったと。もちろん、姉も自分の臍の緒から栄養を摂取していたが取り分としてはかなり少なく、ほぼ妹からの栄養に
息子の手術が終わるのを、病院の廊下のソファーでひたすら待ち続けました。私は不安と極度の緊張によるストレスで吐き気を催し、トイレに駆け込んで何度か吐きました。主人に背中をさすってもらいながら、「これは悪い夢だ。夢なら覚めて!!」と現実から逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。夜が明けて、朝が来て、昼になっても手術はまだ終わりません。手術は想定よりも大幅に長引いていました。長い長い待ち時間、不安な気持ちを少しでも紛らわすようにスマホで情報収集しました。・壊死した腸管を大量切除した場合、「短腸
5月19日30週5日夜中、破水の量が増加。それまでは生理用ナプキンでおさまっていたのに、漏れるようになってしまった。夜な夜な、下着、レギンス、寝衣を取り替える。息子のトイレトレーニングの時に使用していた子供用の尿取りパッドが、結構な枚数余っていたので、ナプキンより大きいし、吸収力もそれなりにあるのでそれを使用することにした。朝、N先生とK先生が様子を見にきてくれた。夜中に破水の量が増えたことを伝えると、先生「レーザー治療で卵膜を一度穿刺してるからどうしても破水しやすくなるし、ほん
無痛の麻酔がはじまると全く痛くなくなった。でも人によって感じ方がさまざまで、あとから聞いたら、成育で無痛分娩したけど、痛かったという友達がいた。やはり体質などがあるのだろうか。ずーっと痛くてない時間が過ぎていたのだが、いきなり痛くなりはじめた。といっても普通分娩に比べたら比にならないとは思った、ちょっと唸るレベル。慌てて麻酔を追加してくれたが、このときすでに子宮口は10センチ開いていたらしい。てことは出産やん。。でも麻酔はちゃんと効いてきた。でもちょっと
2017.10.199時に手術室に入りました初めてのことだらけで緊張がすごかったです産科や麻酔科の医師、看護師さんが居て他にも数人いてこんなにいるんだなーと緊張のなかでも冷静に見える時があったり前日に麻酔科の医師が説明に来てくれていたので、なんとなく人柄は分かっていたけれど、手術室で一番賑やかにいっぱい喋っていましたそのおかげもあってか、硬膜外麻酔は緊張したけど話しながら施行してくれたので気持ちが少し和らぎましたよく麻酔の注射が痛いと聞いていたけど、私は痛みに強いのか、それほどでも無