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若年性認知症の妻は、メマンチン(メマリー)のほかにも、抗精神薬、睡眠導入薬、便秘に対応する薬など7種類を服用していた時期があったが、多剤服用は介護者としては気になるところ。なかには本当に効いているか、疑問を抱く薬すらあるかもしれない。keroぴょんの妻の場合は、最初は頓服としてもらっていた薬が、いつしか常用薬となってしまい、この調薬のために入院することになった。また減薬する場合でも、急にストップしてしまうと、かえって悪影響となる抗精神薬がある。医師の管理の下
既に抗精神病薬を服薬している人がレキサルティに変更する場合、レキサルティの薬理特性から注意すべきことがある。今回のエントリは専門的な内容も含まれるので読者の方には難しいかもしれない。また、個人的なノートのようなものである。レキサルティはエビリファイの欠点を改良した抗精神病薬だが、似ていない部分もあり、むしろエビリファイの方が良い人がいる。エビリファイからレキサルティへ順調に変更できた人たちは、今までより副作用が少なく表情もより自然になるなどメリットが多い。しかし、臨床ではエビリファイからレ
ナイアシン治療の実際当院で使用しているナイアシンSolarayナイアシン500mg(suplinx)Nowナイアシンアミド500mg(Amazon)ペリシット250mg*3(保険薬)、病名:高脂血症、1日量660mgナイアシン含有(メーカー確認済み)主に、統合失調症、自閉症の治療として使用うつ病の20%にも効果があると言われている統合失調症の60%にナイアシンが有効発病10年以内なら全例に試みるべきと考えている発病10-20年なら有効率は下がるが試みてみる価値があるニュ
年が明け、1週間が過ぎようとしています。皆さん、どのようなお正月を過ごされましたか。私は喪中ということもあり、何もなく、いつもの日々と同じ毎日を繰り返しています。本年もどうぞよろしくお願いします。さて、ところで、かなり前に書いた記事にコメントをいただき、それに触発されて、改めてマーティン・ハロウの研究について調べてみました。アメリカイリノイ大学医学部の精神科医、マーティン・ハロウが2007に発表した研究で、統合失調症の15年後の転帰に関する報告です。研究は、統合失
抗精神病薬、リスパダールに関する情報提供です。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/amp/k10012119291000.html?fbclid=IwAR2oN7u_5uN3tJ2ATxlnP4pZeK0UUEROBbLXF5qFgwcUPYPjkAO79v0hgCI以下、記事の引用です。2019年10月9日80億ドル賠償命令胸膨らむ副作用で医薬品大手にアメリカ抗精神病薬の「リスパダール」を服用したアメリカの男性が
大阪から通院している統合失調症の20代前半女性~2ヶ月余りで完治しました!今までの経過は、下記の二つの記事を参照統合失調症急性期患者に対する糖質制限の効果は10発10中(10/16)https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/864646803651645?pnref=story統合失調症は自分で治せる病気(11/9)https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/8743387893491
必要なミネラルサプリメント・鉄(フェリチン100未満の人)・亜鉛・マグネシウム・セレン・ぬちまーすほとんどの人は上記で十分であり、その他は飲む必要なし。特殊な目的のミネラルサプリメント:・糖尿病にはクロム、Glucosetolerancefactor(GTF)にCrが必要。ビール酵母に多く含まれ、わかもと、エビオス。Cr+ナイアシンのサプリ。https://jp.iherb.com/pr/Source-Naturals-Chromemate-Chromium-GTF
今日主治医がなんとか予定を合わせてくれて足りない分のお薬をくれました!!😭本当に助かる…やはり最高の先生かなでも最近たまに吐き気が出る旨を伝えたところ減らすのは少し待ったをかけられてしまい今回は減らさないことに……ビプレッソはそのまま100mgでキープですまぁ仕方ない風邪自体は熱はだいぶ下がってきてでも絶不調ですかなり具合悪い…明日とかなんの予定もなくてよかった〜とりあえず安静にしてますしかし薬の不安が無くなったことに安堵早く元気になって焼肉食べたいよ〜
統合失調症の治療における抗パーキンソン薬については過去ログのアキネトンのテーマに記載している。以下に1つだけリンクを挙げている。『抗精神病薬治療におけるアキネントン処方量減少の話』昔の統合失調症治療は定型抗精神病薬しか選択できなかったため、しばしばアキネトン(ビペリデン)が併用されていた。例えば以下のような処方。セレネース3㎎アキネ…ameblo.jp今回は統合失調症の人に抗パーキンソン薬を併用すると言う趣旨とは異なり、治療にどのように生かしていくか、あるいはその考え方など、ちょ
レキサルティは服用後、表情を改善させるなど何も会話しなくても善し悪しがわかりやすい。特に表情の険しさが弱まり、笑顔も出てくるとその人には合っている可能性が高い。この変化が顕れるのは2~3日目くらいである。また不眠などの良くない副作用が出るのも比較的早い。当初よさそうに見えても、その後、やはり良くないこともある。不眠などがなくても、過敏性が出て妄想が惹起することもあるからである。最初の数日で不眠が改善した人は有望である。レキサルティは不眠になる人と、不眠が改善する人がおり、変更する前薬
こんばんは昨日は通院日でしたビプレッソ150mg→100mgに減薬しましたついにあと2回で断てる…!とはいえまだレクサプロは飲んでるので完全ではないですが今日は私の好きな作品のイベントだったので、減薬したてで狂わないか不安だったのですが平気でした!まぁ推しには狂いましたが…笑そういえば最近減薬してきているからなのか、来てるか来てないか分からなかった生理がちゃんと量戻ってきた気がします生理痛も戻ってきたような…余計ですけどとにかくこんな感じでうまいこと抗うつ薬断てる日が来
ベンゾジアゼピンは抗不安薬や睡眠薬として処方されてきた歴史がある。年配の精神科医はベンゾジアゼピンの処方経験の多さと副作用で困った経験が稀なためか、ベンゾジアゼピン処方に対し若い精神科医より抵抗がない。ここで言う若い精神科医とは40歳代以下くらいであろうか?近年は不安障害に対し、安易にベンゾジアゼピンは処方しない方針で治療が行われることが多い。ベンゾジアゼピンではなく、SSRIが主流になっているからである。このブログでは、不安障害に対してベンゾジアゼピンを全面的に否定しないポジ
若い精神科医はそもそもセレネースを使ったことがない昨日の記事で30年以上前から使われている古くて安い薬が良いことを書きました統合失調症治療薬である抗精神病薬では、セレネース、コントミン、ヒルナミン、等です自分が医者になった頃は上記薬剤がメインの治療薬でスタンダードでした状況が変わってきたのは、1995年頃ヤンセンファーマのリスパダールが発売されてからですリスパダールのマーケティングは激烈でした講演会、学会のランチョンセミナーでは繰り返し繰り返し下記のことがアピールされました”欧米で
薬物精神病、20年ぶりに完治した。高タンパク/低糖質食+プロテイン。ナイアシン500mg*2、B50*2、C1000*2、E400*1。上記を1年継続。抗精神病薬インヴェガは3ヶ月前から止めているが何ともない。表情はスッキリとしており、感情も安定している。応答速度、頭の回転も良い。”20年ぶりに元気になった”と言う。ご両親も喜ばれているそうだ。今後は3ヶ月に1回ペースで受診し、病状報告。元記事はこちらhttps://m.facebook.com/story.php?stor
統合失調症の人は、自分の体の中でいかなる異常事態が生じて服薬しなくてはならないのか理解できないため、なかなか服薬の必要性の理解まで行きつけない。これは特に統合失調症でも中核群の人に時々見られるが、異常体験が本人が困ると感じる体験に重ね合わさらないのであろう。ここが「統合が失調している」と呼ばれる所以である。しかし、中核群の人たちが全て服薬しないわけではなく、トータルでは何が何やらわからない割に服薬はする人が多い。これはある意味、不思議なことである。服薬しない人は薬がほとんど合わないか
『抗精神病薬による体重増加について』かつて、精神科医は統合失調症における体重増加について、無関心か、あるいはその影響について軽視していた。僕が精神科医になった当時、治療の専門書に体重増加は治療が…ameblo.jp『抗精神病薬と体重増加』体重増加がないか体重が減少する薬物ロキサピン(本邦未発売)モリンドン(本邦未発売)エビリファイルーラン体重が増加する薬物(下に行くほど多い)ジプラシドン(本邦…ameblo.jp2006年から、抗精神病薬の肥満について時々触れている。近年は個々の
転倒骨折事故の続きです。母の骨折はギプスで固定して8週間はかかるとのことで、その間はリハビリも出来ず、骨がずれた場合は手術が必要となり、その後また8週間は安静にしないといけなくなるという説明を受けていました。また、せん妄などの精神症状も暫くは回復せず、私には見えないものが母には見えているような状態が続き、心療内科の医師からは「認知症というよりも薬による影響と考えられる」という説明を受けました。その頃、医療従事者を含む複数の病院関係者より〇〇医師(過失医)が欠勤されていることをお聞き
抗精神病薬の副作用として、手足の振戦や、小刻み歩行など、パーキンソン症状が有名である。セレネースなど昔の薬ではこの副作用が多く、しばしば副作用止めとして、アキネトンやアーテンなどの抗コリン薬が併用されていた。現代では、非定型抗精神病薬で治療されることが多いため、抗コリン薬を使うことは少ない。というか、口喝や便秘などの副作用に加え、認知機能低下も来す、ということで、抗コリン薬自体が嫌われ者になっている。ある時、気分が不安定とのことで紹介されてきた30代前半の女性。診断は“双極性感情障害”
こんばんは本日は通院日の予定でした……でも行けませんでした昨日仕事から帰宅したら悪寒が止まらなくなって吐いてしまい、まさかと思い熱を計ったらなんと38度超😱こんな熱が出るのはワクチンの副作用ぶりでビックリ…ものすごくしんどかったです吐き気は本当に辛いです…一昨年の機能性ディスペプシア真っ只中を思い出しました『死ぬかと思った』昨日は出かけたんですけど、帰宅して夕飯を食べてからだんだんと悪寒がしてきて頭痛が酷くなり、3度嘔吐しました最初何か食べ物にあたったのかな?と思ったのですが便は…a
統合失調症の人の病状悪化、特に緊張病症候群(特に昏迷)を呈する病態では、便秘はあっても下痢になることはほとんどない。交感神経緊張状態なので、相対的に副交感神経の働きはかなり弱まる。このような際に、しばしば麻痺性イレウスを生じる人がいる。抗精神病薬は基本、遮断薬で、薬そのものも便秘になりやすいため、治療が極めてしにくい状況に至る。昏迷は動けないか、動きが乏しいので、抗精神病薬治療の猶予がまだあると言える。ジノプロストやパントールくらいを投与しつつ、抗精神病薬治療できる時期を待つ。
ジプレキサおよびシクレストを服用したことがない人、たとえば発病後まもない人にジプレキサないしシクレストを処方した際、受ける印象がかなり違う。ジプレキサは錐体外路症状の副作用が少なく感じるが、シクレストはそうではなく、振戦や筋強剛などの副作用が意外に出る。シクレストはMARTA(multi-actingreceptortargetedantipsychotics)ではないみたいなのである。そのようなことから、何らかの理由でジプレキサからシクレストに変更する際に、結構プレッシ
精神科医の評価従来の価値観;統合失調症治療において、既存の抗精神病薬の種類と用量を最適に設定できる医者が良い医者とされる。薬剤の調整で、1)幻覚妄想などの症状を最小化する。2)副作用ができるだけ出ないようにする。これができる医者は、薬の使い方が上手だと評価される。逆に薬の使い方が下手な医者は、”○○先生の処方は効き過ぎるか、全く効かないかのどちらかでその中間がない"、などと看護師から揶揄される。新しい価値観;プロテイン20g*2+高タンパク/低糖質食+ナイアシン500*6(分三
10年以上飲み続けた抗精神病薬を昨日から卒業しました抗精神病薬を飲んでいて変わったことは多少ストレスに強くなったかな?というくらいかな睡眠時間は鎮静効果で長くなりました統合失調感情障害と言われて長年飲んでましたがPTSDだということがわかったので卒業になりましたしかし、副作用が多すぎました糖尿病になったのも多分抗精神病薬のせいですし肝機能もめちゃくちゃ悪いです…お酒飲まないのにγGPTがえらいことになっていますなにより、体重が15kgも増えました糖尿病の治療で痩せる薬である
急性一過性精神病性障害ってあんまり多くないみたいだし、どんな経過をたどるのかなって不安になりません?私が初めて発症したのが6年前。仕事のストレスでした。殆ど眠れない日が一週間くらい続いた後、急に悪化しました。海外旅行中(しかも発展途上国で標高の高い山中)だったので受診も出来なければ睡眠薬なども無い状態。高山病?なんて思いつつ……まあ、きついけど、「眠れない」で死ぬわけではないし…と、旅行を続けていた最中に急に発症しました。でも、不思議な事に、初発は急激に悪化した後、ほぼ記憶はないです
こんな素晴らしい栄養療法があったなんて、知らなかったです「すべての不調は自分で治せる」、アマゾンカスタマーレビューより今年に入って、幸運にも藤川ドクターの本を友人から教えてもらい、早速2月より息子にプロテインから実践。(ビーレジェンドのベリベリベリー味がお気に入りでホッとしています)息子は統合失調症と診断受けて6年が経過、入退院を繰り返し数種類の抗不安薬を服用し、自暴自棄や被害妄想などからは脱しましたが(自然の環境で農作業療法を通しての生活も功を奏して)体調が朝から昼まで優れない日が
精神科の外来患者さんでは時々聴く希望である。一方、入院患者さんにも同じような希望があるが、昔と今ではかなり頻度が異なる。かつて定型抗精神病薬全盛の頃は、用量的にも今よりずっ多かったし、副作用的にも重かったので、入院中の人たちの薬を減らしてほしいと言う訴えがよくあった。もともと、長期入院の統合失調症と躁うつ病は、当時の抗精神病薬では症状がまとまらない患者さんも少なからずいたし、容易に薬の減量などできない現実があった。当時、外勤(アルバイト)先の病院は酷いもので、院長はほとんど病棟に入り
レキサルティは1㎎と2㎎の剤型しかなく、また一般的には1㎎から開始するため、レクサプロの10㎎と20㎎剤型のようにシンプルな増量で処方できる向精神薬である。過去のレキサルティの記事では、副作用が少なく脱落が少ない抗精神病薬と評価している。処方する方からすると、エビリファイのような難しさがない薬と言える。今回は初期にごく少量投与した際のレキサルティの振る舞い(効果の顕れ方)の話。海外ではレキサルティは抗うつ剤の増強療法としても使われている。これはつまりだが、少量ではエビリファイのように
自分で治せる統合失調症治療(その1)(*)は自分の考案したもの1.高タンパク/低糖質食+プロテイン+鉄(*)統合失調症は「糖害」なので、可能な限り糖質を減らすことが最も重要。砂糖(お菓子、ジュース)は直ちに止める。米、小麦(パン、麺)も可能な限り減らす。BUN一桁の重度なタンパク不足の人が多く、卵、肉、魚の高タンパク食だけでは改善が困難な人が多い。プロテイン15~20g*2を併用した方が回復が早い。男性も含め低フェリチンの人がとても多い。Nowアイアン36mg、2~3錠(夕)。
になりました。朝がなくなり夜だけになります。今日からで特に不安もなく過ごしてます。こんなに簡単にやめられるとはびっくりです。夜のアルプラゾラムも減らせるのかな。夜の薬が多くて嫌だったので減らせたらいいんだけど。まだまだ先になりそうだ。抗うつ薬と抗精神病薬が減らせたらいいんだけど。