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じんましん(蕁麻疹)は子供にも大人にも起こる皮膚疾患です。強い痒みや痛みを起こし、皮膚は少し盛り上がった状態の皮膚『膨疹』(ぼうしん)になり、その形は地図の形のような不定形であることが特徴です。この膨疹が数時間で消失しては別の場所に出現するので、皮膚の膨疹が動いていくような印象を与えられることがあるのも特徴です。ほとんどの場合、1日以内に初めに出現した場所からは膨疹が消失します。このように『膨疹』の場所が移動していくというのが、普通の湿疹との大きな違いです。湿疹では初めにできた場所がすぐに良
最近はアレルギー性鼻炎の子供が増えており、統計によれば、日本人の有病率はなんと40%近いとか!アレルギー性鼻炎のメカニズムは、アレルゲンが肥満細胞を刺激してヒスタミンを放出され、くしゃみや鼻水の症状が出て、さらに、ロイコトリエンが鼻づまりの原因となり、さらに自然2型細胞から様々な炎症誘発物質が出ます。原因となる物質が多すぎるために、なかなか全部に対応できず、今は抗ヒスタミン薬やロイコトリエン拮抗薬などが治療の主流です。そして、そもそもの原因となる、肥満細胞やそのほかの免疫細胞をおとなしく
30年近く、漫然と飲んでしまった抗ヒスタミン薬を完全に止めて10日が経ちました。抗ヒスタミン薬は、ベンゾのように恐ろしい離脱症状の出る薬ではありませんが、飲むのを止めたら途端に身体が痒くなります。私はダストアレルギーがあるのですが、長年アパレル関係の仕事をしていたので、繊維のホコリが原因だと思います。衣料品に囲まれて仕事をしている時が、症状のピークだったので、アパレルの仕事を辞めた時に、抗ヒスタミン薬も止めるべきだったと今は思いますが、当時は何も考えず、その後も漫然と飲み続けてしまいま
こんにちは、薬剤師の安美です。先日、市販の鼻炎薬ストナリニについて書きましたが、よく質問される眠気のことを書き忘れていました(>_<)鼻炎薬の有効成分、抗ヒスタミン薬の「ヒスタミン」という物質は、鼻の粘膜などでアレルギー症状を引き起こしますが、脳では、集中力や判断力といった脳を覚醒させる働きもあります。なので、抗ヒスタミン成分が脳に入ると、脳の覚醒作用を抑えてしまい、眠気や集中力の低下を引き起こしてしまいます。ストナリニの抗ヒスタミン薬(抗アレルギー成分)は
皆さまいかがお過ごしでしょうか。ムコ多糖症関連の記事をアップする前に、、これまた、事件がーーーーーー!!いろいろあります、、、で、今回は食物アレルギー、、、下の子に、私が食べていたオーガニックの味噌味ヌードルをちょっとあげてみたら、、みるみるうちに湿疹がーーーー( ̄◇ ̄;)初めてのヌードルなんて食べさせた私がいけないのですが、、、痛々しいですよね、、、こんなにひどい湿疹がでたのは正直初めてでかなりうろたえましたが、、、すぐにGPに電話するも、一時間後にしか先生が来ないと言われてしまい
こんにちは、井上です。寒くなったかと思うとまた暖かくなったり、乾燥していたり雨が降ったり、、、季節の変わり目は湿疹や蕁麻疹などが出やすいですね。私は子供のころから物理性蕁麻疹の体質があり、機械(摩擦)蕁麻疹(こする、引っかくことでおこる)、寒冷蕁麻疹(急に冷えるとおこる)、温熱蕁麻疹(急に温まるとおこる)、その他コリン作動性蕁麻疹・・・など、生活のいろんな場面で蕁麻疹が出ていました。(今では、出産後にアレルギー体質が軽くなったようで蕁麻疹やアレルギー性鼻炎などはあまり出なくなりまし
花粉症の薬の副作用で太るという話を聞いたことがありますか?花粉症に主に使用される薬剤は抗ヒスタミン薬です花粉などのアレルゲンが体内に入ると、免疫細胞の一種である肥満細胞がヒスタミンという成分を放出しますこのヒスタミンは、目ではかゆみを起こし、鼻ではくしゃみ、鼻水などを引き起こし、いわゆる花粉症の症状となりますこの抗ヒスタミン薬の副作用で太ってしまうことがあります*肥満細胞という名前が、太るのと関係している訳ではありません抗ヒスタミン薬を使用すると