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テアトル・ド・マリー(西新宿)で上演する、「毛皮のマリー」…今週、千秋楽を迎えます!こちらの写真は先月の公演終了後の様子です。私の創作と発表の場「シアター・ジョウ」として約10年の運営を続けた劇場はこの春、その役目を終え、閉館し、その後、ヴォイス・ファクトリイによる主催・運営で「毛皮のマリー」専用劇場としてロングランを続けるまさかの展開となりました!半年間に渡るロングラン…作品が驚くほどに劇的な進化を遂げることができたのは、まさに!ロングランという特質のおかげです。寺山修司さんの戯曲
シアターカイでの劇団キンダースペース「転生の夢」ラフカディオハーンの面影無事終演しました。シアターカイはこれで何と15回目でした。今から9年前の2009年も、ここシアターカイでイプセンの「野鴨」をやりました。その時は「グレーゲルス」の役でした。以下、10年前のミクシィ日記から引っ張って来ました。↓↓↓↓↓人形の家のノラとか、人民の敵のストックマンとか、真実や正義を追究する主人公がイプセンの作品の特徴でしたが、今回はそれに反して「人生の嘘」を肯定しているところに、いままでとの
スリルミー戯曲について、ここから早速本編です。ナンバーでいうと、「プレリュード」~「やさしい炎」。まえがきについては、以下リンク先へ。『ThrillMe『スリル・ミー』戯曲読んでみた。(まえがき)』禁じられた森に踏み込んで、早8年。私がミュージカルにハマったきっかけの作品でもある『スリル・ミー』。スリル・ミー|Fickleumbrellaのこさん…ameblo.jp今後書いていくうえで変わっていくかもしれませんが、色分けは以下のようにしたいと思います。私=ネ
おはようございます、マックスです。無限引き直しガチャで入手した☆4舞台少女はこちらです。???「私の『誇りの女神』は真に気高く、キラめきます。」マックス岩崎さんララルンさんじゅんじゅんさんりょうさんヒカルさん「!?」今回お迎えしたのは、2023年にゲット出来なかった、誇りの女神真矢様でした。誇りの女神真矢様をゲットした事で、戯曲スタァライトシリーズの舞台少女は、合計6枚となりました。
六蔵です。「誰も知らない歴史」で六蔵役を演ずる役者です。さてこの度プラチナネクストで上演する「加藤道夫戯曲三選」、そもそも加藤道夫という70年前に35歳で早逝された劇作家について、我々メンバーはほとんど知らない。代表作の「なよたけ」ですら完全上演されたのは、作者死後のこと。しかし、昨年文学座3月アトリエの会にて「挿話(エピソオド)」が上演され、演出の的早孝起さんが光を当てたことにより、文学座の財産であることが改めて認識されました。偉そうなことを申し上げるつもりはありませんが、今回の我々の公
こんにちは、六蔵です。プラチナネクスト第29回公演「思い出の人〜加藤道夫戯曲三選」に六蔵役で出演する役者です。昨年3月のアトリエの会で故加藤道夫さん作の戯曲「挿話(エピソオド)」を74年ぶりに復活上演させた文学座所属の演出家、的早孝起さん。プラチナネクストではかねてより的早さんに演出依頼を重ねており、いよいよ2024年の6月公演で実現の運びとなりました。まずは昨日の稽古場でお写真を撮らせていただきました。文学座のWEBサイトでは演技部、演出部それぞれのプロフィールが紹介されておりますが、な
スリルミー戯曲について、前回の続きです。ナンバーでいうと、「超人たち」~「僕の眼鏡/おとなしくしろ」。まえがきと、1つ前の記事は以下のリンクへ。【まえがき】『ThrillMe『スリル・ミー』戯曲読んでみた。(まえがき)』禁じられた森に踏み込んで、早8年。私がミュージカルにハマったきっかけの作品でもある『スリル・ミー』。スリル・ミー|Fickleumbrellaのこさん…ameblo.jp【前回記事】『ThrillMe『スリル・ミー』戯曲読んでみた。(第
わたしが通った大学は日本大学芸術学部演劇学科である。西武池袋線の江古田駅近くにある。今から40年も昔のことである。縁あって、ずいぶん前に戯曲を勉強する授業の講師として招かれ、今も大学の授業を担当している。暑い日の午後、授業まで時間があったので、学生時代に住んでいた西武池袋線の桜台駅で降り、当時、わたしが住んでいたアパートの周辺を散歩した。桜台駅から徒歩3分。駅前の小学校の近くにあるアパート。数十年前に一度、ここを訪れたことがあるが、わたしが住んでいた安アパートはすでに取り壊され、新しいアパート
ここのところ2ヶ月に1本は台本を書いているのではなかろうか。今回はまた舞台の戯曲です。1時間ほどのものなのですが、もっと登場人物を増やしてよりドタバタさせて2時間ものに仕上げてヨロタミでやったら、結構笑ってくれるのではないかと思う。ヨロタミ用に改めて書いておくべきなのだろう。だがその前に、ひと息入れつつもやらなくてはいけないことがある。自主映画の編集です。気合いでまた撮ったのです。ちゃんと繋げられるのだろうか……。それにしても、同時進行で頭がこんがらがっている。「こんがらがる」はもしか
スリルミー戯曲について、前回の続きです。ナンバーでいうと、「契約書」~「スリル・ミー」。まえがきと、前後の記事はリンクしていくようにしますね。【まえがき】『ThrillMe『スリル・ミー』戯曲読んでみた。(まえがき)』禁じられた森に踏み込んで、早8年。私がミュージカルにハマったきっかけの作品でもある『スリル・ミー』。スリル・ミー|Fickleumbrellaのこさん…ameblo.jp【前回記事】『ThrillMe『スリル・ミー』戯曲読んでみた。(プロロー
禁じられた森に踏み込んで、早8年。私がミュージカルにハマったきっかけの作品でもある『スリル・ミー』。スリル・ミー|Fickleumbrellaのこさんのブログテーマ、「スリル・ミー」の記事一覧ページです。ameblo.jp再演の度に話題を呼んできた作品ですが、私は今まで、英語の原文で戯曲を読んだことがありませんでした。ここまで大好きな作品ならば、一度戯曲に触れてみたい!そう思って、2021年の公演後、思い立って購入したものが海を超えてやってきました。"Thrill
作詞作曲まふまふ曇天(どんてん)を揺(ゆ)らす警鐘(けいしょう)と拡声器(かくせいき)ざらついた共感覚(きょうかんかく)泣(な)き寝入(ねい)りの合法(ごうほう)倫理(りんり)事(こと)なかれの大衆心理(たいしゅうしんり)昨夜(ゆうべ)の遺体(いたい)は狙(ねら)い通(どお)り誰(だれ)かが持(も)ち去(さ)っていった砂風味(すなふうみ)の黄金林檎(おうごんりんご)廃墟(はいきょ)になった街(まち)
欲望という名の電車(新潮文庫)Amazon『ガラスの動物園』などのテネシー・ウィリアムズのピューリッツアー賞に輝く有名な戯曲ですが、初読みです。ちょっと予習の為に購入しました。1947年にブロードウェイで初演されて1951年に映画化、1998年にはオペラ化。滅びゆく富裕層と、新しく台頭するパワーの対比と衝突はチェーホフの『桜の園』にも通じますが、時代と場所が隔たると、全く異なるパワーと破壊力と生々しく躍動的なリアリティに溢れています。まずはなんて印象的なタイトル。ASt