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「如懿伝」全87話のうち、今日は第77話。私が見始めた理由は、2番目に皇后として迎えられた如懿が、なぜ、《皇帝への反逆とされる髪を切るという行為》に至ったかを知りたかったからです。いまのところ、皇帝と皇后のズレが広がり、修復が難しい不穏な雰囲気が濃くなりつつあります。よく比較される、登場人物を思い切りカットし、人物像を単純化した「延喜攻略(瓔絡)」にくらべると、史実&些細な小道具にいたるまで本物の再現に力を入れている(お金の掛け具合も半端じゃない)ことは素晴らしいと思います。しかぁ~し
【あらまし】前回「その11」で、朧月夜の君という女性に触れたので、話を遡って、第八帖の「花宴」に描かれた源氏との出会の場面を、タイラー訳と一緒に読みます。光源氏20歳の春。紫宸殿で催された花の宴が夜更けに終わり、源氏はひとり酔い心地に、月夜の風情にそそられるように、藤壺のいる飛香舎あたりを徘徊します。もしや藤壺に会えないかと。そこへ、向こうから…【本文】「源氏の君酔ひ心地に、見すぐしがたくおぼえたまひければ、上の人々うち休みて、Genji