霊感のある怖い友人は、強迫神経症の兆候も見られ、ある時、一緒に地下鉄に乗っていたら備えつけの消化器をじっと見つめていた。何か嫌な予感がした。ブルブル震え出した。ダメだ!とつぶやいて、消火器を持ち上げるとノズルを持って噴射した。辺り一面真っ白になった。私はすぐに隣の車両に逃げて次の駅到着を待って様子を伺っていた。車内は大パニック。駅に着いて私は友人の手を取って逃げ出した。何でそんなことしたんだって聞いたけど釈然としない。だが、今になってうつらうつら思い返すとこういう奴がいないとちまちました糞社会は