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<<<動画>>>今日の労働判例【足利セラミックラボラトリー事件】(仙高判R5.11.30労判1318.71)この事案は、歯科技工士Xが、勤務先Yに対し、未払いと主張する基本給や残業代の支払いや、ハラスメント等を理由とする損害賠償を求めた事案です。1審2審いずれも、Xの請求の一部を認めましたが、その範囲や理由が異なります。1.基本給と固定残業代1審は、基本給の追加支払いを命じませんでしたが、2審はこれを一部認めました。これは、募集の際に17万円を賃金と表示していま
<<<動画>>>今日の労働判例【慶應義塾(無期転換)事件】(横浜地判R6.3.12労判1317.5)この事案は、Y大学で第二外国語の授業を担当していた非常勤講師Xが、第二外国語の廃止に伴い更新拒絶された事案です。Xは、雇用が継続している、などと主張しましたが、裁判所はXの請求を否定しました。1.論点Yは、任期法7条が適用され、無期転換(労契法18条1項)は5年でなく10年経って可能になる、しかしXは10年経過していない、と主張しました。そのうえで、労契法19条の更新拒絶
<<<動画>>>今日の労働判例【日本マクドナルド(変形労働時間制)事件】(名古屋高判R5.6.22労判1317.48)この事案は、マクドナルドYに勤務していた(元)従業員Xが、退職の合意が無効であり(1)、残業代が未払いであり(2)、Xのうつ病等の発病はYの責任であり(3)、退職勧奨の際のY側の言動など、多くのハラスメントを受けた(4)、と争った事案です。1審2審は、いずれも残業代の請求の一部を肯定しましたが、その他の請求は否定しました。1.退職の合意ここで注目され