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【2】より続く。もちろん肉眼では、すでに視認していたが、ここへ至ってもこの程度の見え方。反対側は埋められてるし、実に密やかな隧道だなあ…。橋と隧道の間には、いつのものとも知れぬ木製電柱がポツンと立っていた。既に電線は撤去されているが、いいなあ、こういうアイテム。さてさて、ようやく正対!の、笹川隧道、東側坑口。意匠もなにもない、実用一辺倒なコンクリートポータルだ。見たところ(よく見えな
【23年1月2日探索・24年3月6日公開】先ほど国道の現道側からのぞき込んだ旧橋の袂に着いた。奇跡的に親柱が残っているが、どんな情報が得られるのだろうか?境野澤橋、現橋と字が違うが一応同名という事でいいのかな。現橋のすぐ隣に架かる廃橋、この橋に気づく人はそう多くないのだろう。よく見ると、壊れかけの欄干があるのを見つけた。橋を渡った先で旧道はしぼんでいく。この先で現道に吸い込まれる感じで消滅していた。振り返って、帰路につく
悪友のサイト「山さ行がねが」のこのレポートで存在を知った、落ちそうで落ちない旧稲又川橋。いつからこの落ちそうで落ちない姿になったかはわからないが、いまの稲又川橋が昭和59年に竣功しお役ごめんとなってから、いままで落ちずにいた。その橋が、なんと姿を消してしまった。わたしがその事を知ったのは、Twitter上でどなたかのRTだった。驚き、そして、なんとなく愛着を感じていた橋だったので、これはと思い現地に確かめに行ってきた。場所はここ。まずは在りし日の姿。これは2020年4
探索日:2021年11月27日富士見で中央本線の旧線探索特急あずさの一部が停車する中央本線富士見駅。中央本線の沿線には複線化などの線路改良に伴って付け替えられた旧線の遺構が数多く存在する。ここ富士見駅と一つ手前の信濃境駅の間にもトンネル3本と橋梁1本を擁する旧線跡が残されており、中でも立場川に架かる旧立場川橋梁は中央本線屈指の旧線遺構で、今も現在線を走る列車からその姿を見ることができる。これが列車の車窓から捉えた旧立場川橋梁。今回の探索はこの巨大鉄橋の攻略を目標として、信濃境~富
探索日:2022年2月17日本レポートは【廃線探索】No3-1吾妻線旧線(川原湯温泉~長野原草津口)の続きです。先に前回のレポートを読んで頂くと、本レポートをより一層お楽しみ頂けます。ダムに沈んだ廃線跡へ再び挑戦前回、高すぎる水位に阻まれ撤退を余儀なくされた吾妻線の八ッ場ダム水没旧線『【廃線探索】No3-1吾妻線旧線(川原湯温泉~長野原草津口)』探索日:2021年11月28日ダムに沈んだ吾妻線旧線の現状を探る時刻は朝の9時近く。上野から始発電車を乗り継いで草津温泉の玄関口、
【1】より続く。彼岸の世界への入口、それはここ。現橋である「笹川新橋」東のたもとより。暗く沈んだ彼岸が見える。まあ、そう見えるのはもちろん写真のアヤではあるが、この隔絶感、格別。旧道路盤にデカデカと鎮座するこのコンクリ構造物(手前にある私有地の作業スペース?土留め)、もちろん廃道となった後に造られたはずだが、これもそれなりに…そう、1986年製の現トンネルと同程度には古びて見える。その脇をすり抜けると、絵に描いたような廃橋。既に現道か
【10】より続く。狂小屋散策の仕上げは、もちろん、橋。カラカン谷を再度渡渉し、橋に正対。航空写真でこの橋を見つけたことで、がぜんやる気が出た。そういう意味では、大きなモチベーションとなってくれたわけなので、とっても会うのを楽しみにしていた。前々回くらいに書いたとおり、たぶんそう面白くない橋なんだろうな、とは思っていたが、やはりその通り。ガードレール欄干のシンプルなコンクリート桁橋だった。こっからの四枚は実は帰り
【14】より続く。そろそろ…との予想通り、目前に橋が現れた。ついに、目指す三連廃橋、そのひとつ目がお出ましだ。時刻は9時34分。タキマタ谷出合を出て22分、廃道に入ってから1時間52分、進軍開始からは3時間10分が経過していた。ここで最後のスクショを貼っておく。三連廃橋とはまあ言いたいだけで(笑)、実際は「1+2」って感じで少し離れているんだけどね。さて、高欄はガードレールだが…おおっ!ありがたや、銘板がある!
【17】より続く。扇谷第4号橋の作六ツシ側より、扇谷へ降りた。これが、第4号橋下流側からのサイドアングル。そして、視線を左へ移せば、第3号橋、上流側のサイドアングル。デジカメよりも横長で撮れるスマホによる撮影だと、こんな感じだ。こんなとこまで、わざわざこのつまらん橋を撮りにくるバカもまずおらんだろう。ふと考えて、思わず会心のニヤニヤ(笑)。大いに自己満足に浸った。つまらん橋だった
【16】より続く。三連廃橋の後半ふたつ、「真の二連廃橋」のお出ましだ。これまたガードレール欄干のシンプルな橋。廃っぷりがイイね~。右側のガードレールが見えないが、それはちょっと置いといて、銘板チェック。お名前は、「扇谷第3号橋」。先ほどのが第2号橋、そしてこちら第3号橋。ならば、第1号橋がどれかというと。タキマタ谷出合の橋は、扇谷じゃなくタキマタ谷に架かってるので違うと思う。おそらくは、狂小屋にあっ
【15】より続く。扇谷第2号橋を撮影した後で、謎の平場を辿ってみた。あっ、再確認しておくと、この分岐(赤線)の延長方向のことね。辿りながら右上を見上げると、カーブミラーの支柱(の残骸)が見えた。やはり作六ツシへの道、本線は上の平場のようだ。ならばこの平場は?と進み続けたが…ぐわああああ。イヤ~(笑)。経験者はお分かりかと思うが、豪雪地帯特有?のこの横向きに生えた木
2009年11月1日、第二次三重県遠征(って、もうすぐまる10年前になるのか…)にて出会った橋をご紹介。この橋を紹介するということは、おのずともう一つの物件に触れることになるので、それは次回に。この日のネタで記事にしているのは、ごんべ洞門、感傷的な山辺トンネル、ムナシバス停、和具の浜トンネル、桂城隧道。本日の物件は、ごんべ洞門から7分後、この日朝イチに訪ねた。そのファースト・コンタクトはこれだった。なかなかの出会いでありましょう?上の写真は
【3】より続く。冒頭でまた、これを出しておこうか。位置関係、頑張ってついてきておくれ(笑)。つうわけで、6⃣新旦土小橋から見下ろす、4⃣旧・旦土小橋。「旦土小橋」が2本あってややこしいため、「旧」を付けて区別する。まあそれはともかく、ここから見る限りは廃橋オーラを醸し出してるが。今行くから待っておれ。供用を待つ県道バイパスから、よくわからん作業道みたいなのを降りていくにつれ…おおおお…キタ~。ここ実はストビューでちょっとだけ
国内最大級のダム事業として2000年に完成した宮ヶ瀬ダム。宮ヶ瀬ダムによってできたダム湖の下にも村が沈んでいる。補償が決まった時、その代償として多くの村人は〝家焼き〟を受け入れた。移転する厚木市中荻野の代替地に新築を建てながら、一方では長年住んだ宮ヶ瀬村の家を自ら壊し燃やさなければならなかった。柱や家財、畳を1週間かけて灰にしたと言う。行政は随分と残酷なことさせたもんだ…渇水時に時々顔を出す村の一部。道路や橋、標識・・・中でも珍しいのが、ダム湖に沈んだ滝だッッ!!!実際は村から
探索日:2021年11月27日前回↓『【廃線探索】No2-1中央本線旧線(信濃境~富士見)・旧立場川橋梁』探索日:2021年11月27日富士見で中央本線の旧線探索特急あずさの一部が停車する中央本線富士見駅。中央本線の沿線には複線化などの線路改良に伴って付け替えら…ameblo.jp旧立場川橋梁に挑む!前回、富士見駅から旧線跡のトンネルを通って旧立場川橋梁の袂にたどり着いた。ついに目的の巨大鉄橋との対面である。3年前に乗った特急あずさの車窓から見つけて以来、ずっと訪れたかっ
埼玉県│小鹿野町三山の廃吊橋滅びの美学[廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道]探索-小鹿野町三山の廃吊橋以前から気に成っていた廃橋が在った、それは小さくて高さも10メートル以下の割橋物件としては過去最小規模の吊橋。それでも何故か惹き付けられるその造形、そのロケーション。当日はついで物件として訪問したけど終わってみればメインに据えても良かったなぁと思える素敵な廃橋だった。場所は埼玉県秩父郡小鹿野町三山、ティンと来た方も居るだろうか。「山行が」さんでも紹介された「橋梁レポート小鹿野町三