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劇団匂組(わぐみ)主宰者で劇作家の大森匂子(わこ)が、2024年4月1日に行われた「座・高円寺2024年度劇場プログラム説明会」にて、5月22日(水)~26日(日)に、座・高円寺1にて上演する『まほろばのまつり』への想いを語りました。
劇団匂組第11回公演『まほろばのまつり』」の公演予告動画を、劇団匂組公式YouTubeチャンネルにアップしました。公演情報は、こちらをご参照ください。チケット予約方法は、こちらをご覧ください。記事掲載:匂組制作・金坂吉雅
劇団匂組第11回公演『まほろばのまつり』第三回宇野重吉演劇賞最優秀賞受賞作品信州木曽。平家の落人伝説が今なお残る榊村(架空の村)の榊まつりの日の出来事だ。身重のありは旅芸人一座に捨てられ、それから15年。日本は初めて迎える東京オリンピックに沸いていた。ありは海野家の嫁として村に溶け込み、その夜産まれた赤子は、美しい少女となった。旧家である海野家には姑の袈裟と、出稼ぎに行っている夫の宣治がいる。更にもう一人。今年から夏季民宿を始めた海野家に、夏がすぎてもとどまってい
劇団匂組第11回公演『まほろばのまつり』のチラシを置かせて頂いている様々な場所の一つ、今回ご紹介するのは、「理容クサマ」です。「理容クサマ」は、第10回公演『本郷菊坂菊富士ホテル』のモデルとなった「本郷菊富士ホテル」の跡地から、徒歩一分のところにあります。ホテルから近いこともあり、かっては投宿していた多くの文豪たちが足しげく通っていたそうです。特に、クサマの先々代の御主人が、小説家・坂口安吾(1906~1955)と同郷の新潟県出身という縁で、安吾がクサマに入り浸っ