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滅びゆく美しき者たちへの愛と執着を、格調高く謳い上げた作品の数々須永朝彦は1946年栃木県生まれの歌人、小説家で、少年時代から和歌・短歌・俳句・詩などに親しみ、在原業平、和泉式部、藤原定家、與謝蕪村、与謝野晶子、北原白秋、木下杢太郎、日夏耿之介などを愛誦。また『源氏物語』や中世の物語から能・浄瑠璃、歌舞伎、さらに日本文学の森鷗外・泉鏡花・谷崎潤一郎・佐藤春夫・稲垣足穂・三島由紀夫や、外国文学のホフマン、スタンダール、メリメ、トーマス・マンなどを幅広く愛読。また三島の評論・エッセイから澁澤龍彦、
『暗黒館の殺人(二)』綾辻行人著講談社文庫4連作『暗黒館の殺人』の2巻目【内容(「BOOK」データベースより)】食したまえ、この肉を…浦登家の面面が唱和する。〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が?激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は?その犯人は?その動機とは?…謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすら深まりゆく!!(全四巻)「ダリアの宴」で乾杯の葡萄酒、ざらざらした感触と金臭くサビ臭い
毎月神頼みしてるので神様もうちょっと待っててね←年明け図書館で借りたのは泉鏡花の高野聖。幻想小説と言われるだけあってリアルな私はなかなか入っていけません。。でも飛騨とか若狭とかなんとなく知ってる場所が出てきてなんつって実家帰り。うちからめちゃ遠いんだけどね...今年初のコラボんは星野源さまの♪うちで踊ろう裏拍の連続なのでカウント付きも一緒に作ってみた。原曲のコードだと9thまで入ってるので少し簡単なコードにしてあります。ギターだとこういうバッキングは楽しん
主人公は回転木馬の中央でラッパを吹く格二郎。かつては活動館(今で言う映画館。無音時代)の花形音楽師だったのが、時流に尾羽打ち枯らし、流れながれて、やっと得た常雇いの職がこの回転木馬での演奏稼業である。格二郎は50がらみの(当時としては)老年の男で、古女房と12をかしらに3人の子どもを養っている。生活は厳しく、子は幼く騒々しく、女房はいつも苛々している。毎日判で押したようような単調な繰り返しだけれど、しかし、格二郎にとってこの仕事場は楽しい場所だった。好きなラッパが吹ける
『この闇と光』服部まゆみ著角川文庫優美な謎と繊細な叙述トリックで綴られたゴシック・ロマンの傑作!【内容(「BOOK」データベースより)】失脚した父王とともに、小さな別荘に幽閉されている盲目の姫君レイア。優しい父と侍女のダフネ、そして父が語り聞かせてくれる美しい物語だけが、レイアの世界の全てだった。シルクのドレスや季節ごとの花々に囲まれた満ち足りた毎日。しかしレイアが成長するにつれて、完璧だったはずの世界が少しずつ歪んでゆく―。レイア姫の「私」の一人