左遷

「突然で悪いけど俺、会社を辞めることにしたから。」夕飯の後、妻にそう告げると妻は驚きのあまり固まってしまいました。持病のパーキンソン病でLドパが切れた時よりも激しい固まり方といっても過言ではありません。毎月５０万円以上の月給をもらって生活していたのに突然、その会社を辞めるというのだから無理もありません。「辞めてどうするの？」「次の会社は決まっているの？仕事のあては何かあるの？」驚きの後、妻がようやく切り出した言葉でした。「あては何もない。」「58歳、いや数え

今日から架純は今までのスーパーでのパン製造から会社の事務兼営業の仕事に変わった事務兼営業と言っても個人経営のパン屋さんだしかも元彼・・・復縁したので今彼の父親が経営する会社だ今は元々あったお店が本店でパンはここで作っているお店のビルの2階が会社となっている3階と4階が住居みたいだ↑実はこっそりと仕事中に車で見に行っていたのだ（汗）その他に何店舗か販売だけのお店と架純のいたスーパーでの委託製造やホテルやレストランなどにも卸しているらしい意外と手広くやっている

架純と雄貴の尾行をした日の午後私は14時過ぎに仕事現場に行ったこの現場には別の支店の社員も関わっているその担当が△△支店の夢ちゃん23歳の1年目の子だ夢「あ〜◯◯（私）さん遅いですよ〜サボってたでしょ？（笑）」とてもフレンドリーな子で現場でも人気者だおじさん達に可愛がられてお昼は絶対に奢って貰ってる多分、昼食代0円生活をして居る（笑）10時と15時の休憩にはジュースやお菓子の差し入れの嵐（笑）誰かしらコンビニスイーツを夢ちゃんに買ってきているまっ、仕事はソコソコ