ブログ記事844件
昭和51(1976)年4月3日(土曜)。日本テレビのグランド劇場二丁目の未亡人は、やせダンプといわれる凄い子連れママの番宣広告。なんて長い番組タイトル!たとえ初回(3月20日)から最終回(5月8日)まで熱心に視聴し続けたとして、正確に覚えるのは困難なことだろう。主演は浅丘ルリ子。他にも石立鉄男、山崎努、原田芳雄と出演者がやたらと豪華。内容はおそらく番組のタイトルを読んで字の如く、二丁目に住んでいるダンプのようにパワフルなやせた未亡人(浅丘ルリ子)があれこれと騒動を巻き起こすような
セカチューのDVDを見つけた。すぐに、PCに入れた。サクが、婚姻届けを病室に持っていった場面で、最初の涙。病室で、サク(森山未來)が迎えに来るのを待つ亜紀(長澤まさみ)。空港での"助けてください。"のサクのあのセリフ。最後の予感を告げる亜紀のテープ録音。幼少の頃の律子の事故遭遇。最後のメッセージを届けられない。写真館に向かうサク。律子には会えない。当日と同じような天候の中、空港で律子と会うことができる。山崎努の"生きてるものにできるのは、後片付けだよ。"という台詞。空
「悪の階段」(1965)鈴木英夫監督の和製フィルムノワールを動画サイトで再見。いつもと違う団令子の悪女ぶりが素晴らしいプログラムピクチャーの良作です。小手調べで小さな企業の金庫破りに成功した岩尾(山崎努)、下山(西村晃)、熊谷(久保明)、小西(加東大介)の四人組。本当の狙いは岩尾が以前勤めていた亜東化学の金庫破り。全社員の給料4000万円の現金が入っている金庫。まだ給料が現金手渡しだった時代。以前の勤め先で内情に精通していた岩尾の綿密な計画により、金庫破りは成功。足がつかな
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます勅使河原宏監督利休(1989)視聴しました豊臣秀吉:山崎努利休:三國連太郎りき:三田佳子北政所:岸田今日子🌸見終わって振り返ると利休と秀吉のラブ・ストーリーだったのだと思える。エンディングはSFのようなホラーのような緊迫感を強く感じた。序盤から秀吉の茶の湯の作法に利休がやや渋い雰囲気を見せたり黒を否定する秀吉がいたり(三國連太郎さんの含みのある表情表現の絶妙さ、山崎努さんの秀吉がそれを繊細にもしくは神経質にそれをくみとって
『天国と地獄』裏話終この作品でもうひとつ忘れられないのは新人・山崎努の鮮烈な個性だ。当時はまだ、文学座の研究生でオーディションで黒澤さんの前に出たとき「この映画は出演するより、客として観るほうがいいですね」と、言ったそうだ。山崎さん扮する犯人・竹内銀次郎がはじめて登場するシーン。台本には「運河沿いの道、悪臭漂うコールタールのような水」と書いてある。この光景を創る為小道具の人達がせっせとゴミを川に投げ入れていたら汚し方が嘘っぽい、と
【85点】1984年。監督:伊丹十三(脚本も。)面白いッ!日本アカデミー賞最優秀作品賞、キネマ旬報ベストテン1位、この年の映画賞を総ナメにした、伊丹十三・監督デビュー作品。再見しましたが、全く色あせていません。むしろ、斬新です。「お葬式」今も昔も変わらぬ、不動の日本の文化です。それより、再見して驚いたのは「愛人役・高瀬春奈」の、圧倒的な破壊力。これは、ヤバい、凄い、恐ろしい…モンスターですね。素晴らしい!ある日、俳優の井上侘助(山崎努)と妻で女優の雨宮千鶴子(宮本信
推理小説の映画化のはずが、完成した作品は完全にスプラッター&ホラー!評価:★★★☆☆監督:野村芳太郎、脚本:橋本忍、撮影:川又昂、音楽:芥川也寸志と「砂の器」のスタッフが再結集し当時の松竹の最高の布陣なのだが、怨念や祟りを前面にしたストーリー、ホラー映画のような後半の展開、当初はイメージにピッタリと思われた渥美清の金田一耕助の今ひとつ感、など本格的な推理小説の映画化としては傑作というわけではない。ただし映画は大ヒットし、「たたりじゃ~」は流行語にもなった。
淡々と描かれる刑務所の日常生活食事がおいしそう評価:★★★☆☆観ている時は面白かったが最後は「エッ、もう終わりなの?」という感じだった。ストーリーは無く、最後まで何も大きなイベントが起こらない映画。しかし、よく考えたら、この映画の作り手は何も大きなイベントがない刑務所の生活を描きたかったのだろうからこれでよいのだ。最初の逮捕のきっかけのサバゲーのエピソードは長すぎるが、その後の刑務所生活のスケッチが面白い食事は豪華ではないが、お正月の盛沢山の献立、パンにマーガ
「八つ墓村」「八つ墓村」予告編1977年10月29日公開。主役は、萩原健一。配給収入:19億8600万円(1977年邦画ランキング第3位)。原作:横溝正史脚本:橋本忍監督:野村芳太郎キャスト:寺田辰弥演-萩原健一(少年時代:吉岡秀隆)AGSの航空誘導員として働いている青年。多治見家の後継ぎとして東京から呼ばれ、自身の出生の謎を知るため岡山の八つ墓村へとやってくる。母からは「龍の顎(あぎと)」で自分は生まれたと教えられている。金田一耕助演
深夜のNHKを見ていたらドラマ『大奥』のダイジェストが放送されていて家重役の人が誰なのか調べた所、三浦透子という人でこの人は『ドライブマイカー』の運転手役の人だなと思い、この人にそっくりな人がいたけど永遠に名前が覚えられないけど『THE3名様』に出ていた人(岡田義徳(これも思い出せないし覚えられない))と結婚した自殺未遂騒動を起こした人、という所までWikipediaで遡ってやっと分かる田畑智子。どっちもというよりこの系統の顔が好きじゃないから視界に入れたくないし、覚える気もない。山崎努と緒
『世紀末の詩』第二話パンドラの箱脚本野島伸司プロデューサー梅原幹主題歌-ジョン・レノン「LOVE」挿入歌-ジョン・レノン「STANDBYME」音楽-千住明出演者竹野内豊坂井真紀木村佳乃吉川ひなの松本恵山崎努遠山景織子斎藤洋介袴田吉彦あらすじ野亜亘(竹野内豊)は副業である移動アイス売りから帰る車中、危うく人を跳ねそうになる。亘が車から飛び出ると、視力障碍を持つ美しい女性がいた。名前は仁科鏡子(遠
2020年5月10日自分の年齢に合わせ、その時その時を、美しく生きるというのは、至難の業であります。2021年3月23日に再掲させて頂いて、こちらも、現在、多くアクセス頂いている記事。お亡くなりになられた方もいらして、感無量ですが、出来るだけ2023年のお写真を探して、より一層かっこよくなられてらっしゃるお姿、探してみたいと思います☆いやあ、皆さんお若いっ!!!VOGUEの記事からの特集で、男優さんも、というご意見を頂き、停滞していたみどり、そうよね~!と力を頂きま