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賀茂氏の出自当資料(前回)のこのくだりは、山城賀茂族に限らず、全国に点在する賀茂氏の痕跡理由を、明確に解き明かしてくれている。そしてここでは、今一つ重要な証明も為されているのだ。それは、その時代に鉄工技術を持った人々は、渡来人以外にはあり得ない・・ということである。記紀にて示されるように、神武と共に東征した彼らは、もともと筑紫の日向の地にいた。これらの示唆するところは、天皇家と賀茂氏の祖の、同時期の渡来である。既述したように、史記に記された「徐福伝説」「振男女三千人を遣わし、之
「賀茂県主族の伝説」神社に絡め、既に「秦氏」と「賀茂氏」について述べたのだが、これはほんの序章でしかなかった。ここからは、その何たるかをもう少し深く掘り下げて見たいと思う。まず「賀茂氏」の渡来時期について考察する。但し、「賀茂氏」この氏族は果たして渡来人なのかという問題がある。何故なら「記紀」のどこにも、賀茂氏族の渡来を示唆する記事は見当たらないからである。秦氏族とはここが大きく異なる点だ。先に、我が国の王(倭王・天皇家)の祖は、徐福ではないか、記紀神話はその象徴では・・
●稲荷祝詞(いなりのりと)以前にこちら(↓)で、稲荷祝詞の略詞はUPしました。今度は通常版をUPします。長さは、金毘羅神祓や伊勢内宮、伊勢外宮の両神前祝詞と然して変わらないです、稲荷略詞がかなり御手軽なだけで。ついでに、前回上げた略詞・遙拜略詞も上げておきます。この他の『稲荷五社大神祓』、『稲荷大神秘文』は追々。で、間違って頂きたくないのは、稲荷神は飽くまで「中国渡来の稲の神」や、作物・穀物に纏わる「神道の神」です。その神社に像として置かれてる「狐」はあ