ブログ記事1,163件
タイには不敬罪が存在するため、上演が禁止されている『王様と私』。ブロードウェイやウェストエンドでは今も再演されたりしていますし(貴重な東洋人俳優枠)、日本でも何度も上演されている定番作品ですが、これがエリザベス女王や天皇に対し、異国人の家庭教師が上から目線でガミガミ言われたら、そりゃ問題になるよねぇ。アジアの国なのに『蝶々夫人』も『ミス・サイゴン』も『王様と私』も人気作な日本って不思議だ~。演出や歌詞は一新されていました(再演が重ねられている作品は「ラマンチャの男」のように訳詞が古臭い
先週月曜日娘と日生劇場へミュージカル王様と私*写真は、東宝HPより。北村一輝明日海りお朝月希和竹内將人木村花代中河内雅貴今拓哉小西遼生アンサンブル子役はエレファントチーム音楽:リチャード・ロジャース脚本・歌詞:オスカー・ハマースタインⅡ翻訳・訳詞・演出:小林香日比谷シャンテ3階でプログラムを購入し「指揮森亮平」を見つけてテンションミュージカル初挑戦の北村一輝さんも明日海りおさんの歌、気品と美しさに美しい衣装も舞台いっぱいに踊り回る二人の♫shal
梅芸(そもそもなかった!)もホリプロもまだミュージカル制作に力を入れてなかった1990年代、東京のミュージカルといえば、東宝と劇団四季、そして音楽座が御三家でした。(“若手”演出家御三家は宮本亜門、小池修一郎、横山由和とも言われたものです)。『マドモアゼル・モーツァルト』は音楽座絶頂期の大ヒット作品で、91年10月に本多劇場で初演、92年6月に青山劇場で再演、93年6月は東京芸術劇場で三演、96年3月に音楽座FinalStageとして青山劇場で公演されました。しかし、音楽座は公演収入
この作品は初演かなあ、中学生の時に見ているのですね。松本白おうさんと越路吹雪さん、タプティムが、淀かほるさん、ルンタがたしか、立川澄人さんでした。以来、松平健さん、鳳蘭さん、タプティムが由紀さおりさんの公演。もう一回誰かさんの公演を観ている感じで、船長さんが篠井英介の時、だったのだけれど、誰が主演だったか忘れました。今回は演出が小林香さん。幕開き、舞台真ん中から、天上までそびえる階段、頂点に金色の仏陀像。こう来るかと、思いましたね。当時のシャム王朝の絶対的な王権の権威と権力が視覚化