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ブルーの花好きな私には外せない植物の一つ。ウチの庭にとても合っていると思います。ムラサキセンダイハギ(Baptisiaaustralis)マメ科の宿根草。アメリカ原産の萩で、日本のセンダイハギとは違う属。学名はバプティシア。最近はこのバプティシアという名前で苗が売られていることも多いです。冬には地上部がなくなります。春に芽が出てきたのが4月の初めで、他の宿根草と比べて遅く感じたかもしれません。もうウチに植えてからだいぶ成長して大きくなっています。なので、太い新芽がにゅ
最近、とてもお気に入りになったグラスの紹介。あまり知られていないかもしれません。カレックス・エラータ・オーレア(Carexelata'Aurea')イネ科の常緑の宿根草。カレックス・エラータはヨーロッパを中心に自生するカレックスみたい。このオーレアは(多分)園芸品種。一番の特徴はこのキレイな葉色で、花壇の中でとても目立ちます。4月の様子常緑ですが、春に新芽が伸びてくる前に地上部はバッサリ切ってしまいます。春になるとツンツンした細い葉が伸びてきます。新芽のときから
庭の中でひときわ大きく葉を広げているオニシモツケ。せっかくなので、ちょっと詳しく振り返ってみます。5月の様子オニシモツケ(鬼下野、Filipendulacamtschatica)バラ科シモツケソウ属の宿根草。日本原産のシモツケソウの一つ。山で自生しているものは見たことがないですが、調べてみると、川沿いのいつも土が湿っているような場所が好きなようです。シモツケソウの仲間はどれも乾燥する場所は好きではないと思います。3月になると真っ赤な芽が出てきます。バラの赤い新芽と同
ウチのグラスの中では一番使いやすい品種かもしれません。カラマグロスティス・ブラキトリカ(Calamagrostisbrachytricha)日本原産(東アジア)のイネ科の宿根草。和名ノガリヤス。山野に自生するということだけど、自然に生えているところを見たことはないです。道ばたに生えているような雰囲気の植物ではなく、涼しい林の中にあるようなイメージ。冬には地上部が消えます。春の新芽が出てくるのは宿根草の中でも早い方。上の写真の株は3月中旬。ススキやパニカムは芽が出るの
ぐんまの庭の夏の主役はこの花。この花を植える人がもっと増えて欲しい。ルドベキア・ゴールドスターム(またはゴールドストラム)(Rudbeckiaflugida'Goldsturm')キク科の宿根草。北アメリカ原産。真夏に咲くヒマワリカラーの元気な花です。特筆すべきはその丈夫さ。群馬の暑い真夏でも元気な花を咲かせ続けます。5月18日の様子冬には地上部は全部枯れて,春になると新芽が出てきます。ルドベキア・ゴールドスタームは花壇の中でも広めの面積を占めているので,春先は花
ウチの庭で3年以上は安定して咲いてくれるようになりました。私としてはだいぶ変わったな,と驚いています。ゲラニウム・ジョンソンズブルー(Geranium'Jonson'sBlue')フウロソウ科の宿根草。ジョンソンズブルーはヨーロッパ原産。ゲラニウムは本当に色々な種類がありますが,ジョンソンズブルーはその中でも最も有名な品種の一つだと思う。そして,ゲラニウム好きな私の中でも最も好きな品種が,このジョンソンズブルー。とにかくこの花色が特別。3月30日の様子冬には地上部
6月に庭で咲いてくれたアスチルベの様子をまとめてみます。とても素敵に咲いてくれるようになりました。アスチルベ(Astillbe)ユキノシタ科の宿根草。日本でもアスチルベの仲間は自生しています。2018年の春にふと立ち寄った群馬県内のとある道の駅で、このアスチルベが2株売られていました。一目で気に入ってしまって持ち帰ったのですが、そのうちの1株はすぐに枯れてしまいました。残りの1株が順調に育って、今でもキレイに育ってくれています。5月末の様子冬は地上部が消えます
春の定番植物の一つだと思います。しっかり根付いて今年も立派に育ってくれました。チョウジソウ(丁字草、Amsoniaelliptica)キョウチクトウ科の宿根草。日本原産。アムソニアは学名。自生地によっては絶滅危惧種になっている地域もあるようですが、庭では人気の植物の一つ。咲き始めたのは4月中旬。今年は伸びてくるのも花が咲くのも早かったですね。この星型の花が特徴。優しいブルーの色が、私はとても好き。ウチの庭では、4月中旬から5月にかけてペレニアルフラックスがた
庭のペニセタムの紹介を続けます。秋の主役になるグラスです。ペニセタム・アロペクロイデス・グリーンスパイク(Pennisetumalopecuroides'GreenSpike')イネ科の宿根草。ペニセタム・アロペクロイデスの日本名はチカラシバ。グリーンスパイクは園芸品種で,群馬の乙庭さんから購入できます。6月の様子春のオープンガーデンをした頃は,おそらく葉っぱもほとんど出ていなかったかも。5月までは,いるのかいないのか分からないような存在。それが梅雨を迎えた頃か
3年続けて咲いてくれたので、ようやくウチの庭で根付いてくれたと考えていいかな。ミヤマオダマキ(深山苧環、Aquilegiaflabellatavar.pumila)キンポウゲ科オダマキ属の宿根草。日本原産。もともと高山植物のようですが、ウチのような平地でも意外と育てやすい植物みたい。ウチで育てているのが園芸品種なのか原種なのか分からないけど、園芸店でよく見かけるミヤマオダマキを購入して植えたものです。ウチの庭では、最初はオダマキはなかなか育たなくて、庭のあちこちに
大好きな宿根草の紹介です。ススキ・パープルフォール(Miscanthussinensis'PurpleFall')イネ科ススキ属の宿根草。日本原産のグラスといえば、やっぱりススキ。学名はミスカンサス。パープルフォールはたぶん園芸品種。ウチでは2株植えています。ぐんまの田舎では当たり前のように自然に生えている植物です。3月末の様子明るい色の葉が出てきたのが3月下旬。他の宿根草と比べると遅めですね。これは庭の南に植えています。冬までに大きく広がるので、周囲には他の
今年のゲラニウムの様子を、覚書も兼ねて書いておきます。ゲラニウムはフウロソウ科の宿根草。ひとつめ。ゲラニウム・ビオコボ(Geraniumxcantabrigiense'Biokovo')ウチの庭で花を見るのは2年目。1年でぐっと大きくなりました。やさしいピンクの花が咲いてくれます。決して華やかな感じはしないのですが、いい形でまとまって、たくさんの花を咲かせてくれます。葉もしっかりしていて、冬が近づくと紅葉します。とっても丈夫だし、優秀な品種だと思います。暑さにも強そう
春に咲く純白のやさしい花。アネモネ・シルベストリス(AnemoneSylvestris)キンポウゲ科の宿根草。ヨーロッパ~シベリアが原産。アネモネの原種のひとつ。春先に店頭に並ぶ園芸品種のアネモネは、花が大きくて華やかな印象がありますが、こちらは素朴でやさしい雰囲気の植物です。白のケマンソウ(タイツリソウ)と並べて植えています。ずっとアネモネ・シルベストリスだけを植えていたのですが、昨年から隣にケマンソウを植えてみたらとてもキレイな景色を作ってくれるようになりました。全
庭で咲いてくれたエキナセアを、ここで紹介してみたいと思います。エキナセア(Echinacea)はアメリカ原産でキク科の宿根草。ぐんまの庭でも元気に育ってくれる、私が大好きな宿根草のひとつです。エキナセア・パリダ・フラダンサー(Echinaceapallida'HulaDancer')パリダはエキナセアの中でも花の形がちょっと変わってるかも。とても細い花弁が下向きに下がってきます。原種のパリダはピンクの花なのですが、フラダンサーは改良品種で真っ白(ときおりピンクが混
庭で咲くルドベキアを紹介してみることにします。まずは6月に咲いてくれたマキシマ。ルドベキア・マキシマ(Rudbeckiamaxima)キク科の宿根草。北アメリカ原産の原種のルドベキア。とにかく個性的な姿が特徴。ポール・スミザーさんのガーデンで使われているのを見たのが最初で,一度植えてみたいとずっと思っていました。これまでも植えていたのですが,あまりうまく育たなくてひっそりと咲いていました。ブログでもほとんど出てこなかったかな?今年は立派な姿を見せてくれました。4月25日の様
一年を通して活躍してくれる宿根草ですが、ウチの庭では特に春に目立ちます。カレックス・エラータ・オーレア(Carexelata'Aurea')カヤツリグサ科の常緑宿根草。原産地はヨーロッパみたい。園芸で使われるカレックスというと、ブラウンの葉やグリーンの葉のものが多く、園芸店で売られているものはそうしたものがほとんど。エラータ・オーレアはとても明るい葉色の品種です。4月初めの様子常緑ですが冬場は葉っぱが茶色く枯れてくるので、バッサリ短く切ってしまいます。春にな
今年初めて植えたグラスです。まだよく分かっていないのですが、今年の様子をまとめてみます。アンドロポゴン・プレーリーブルース(Andropogonscoparius'PrairieBlues')イネ科の宿根草。北アメリカ原産らしいです。ウチにいくつかあるグラスとはちょっと違う雰囲気なので、よく分からないけど植えてみました。夏までの姿と秋からの姿が大きく変化するのが面白いグラスです。4月におぎはら植物園で購入。初めて植える植物でよくやるのですが、3株を庭の別々の場
ペンステモンの紹介です。でもこの植物のことがイマイチ分かってない。ペンステモン・スモーリー(Penstemonsmallii)ゴマノハグサ科の常緑宿根草。北アメリカ〜中央アメリカ原産の原種。ウチに植えてから3年目。植えた場所が合っていたのか、とても元気に育っています。いい感じで咲いてきたのは5月中旬。ピンクにもパープルにも見える色の花がたくさん咲きます。茎はしっかりとしていて40〜50cmくらいの高さまで伸びます。風が吹いたりしても倒れたりしないので安心して見ていられま
まだ植えて2年目のグラスですが,紹介してみます。夏から秋まで長く活躍してくれる,とても素敵なグラスです。ディスカンプシア・ゴールドタウ(Deschampsiacespitosa'Goldtau')イネ科の常緑多年草。別名ヒロハノコメススキ。原種は主に北アメリカ。ゴールドタウは(多分)園芸品種。あまり大きくならないグラスで,見た目の雰囲気もGood。3月7日の様子群馬のウチの庭では常緑で冬を越します。昨年秋に苗を購入して地植えしました。植えたばかりの苗は細い葉が1
今の時期の庭の主役になる植物です。ラベンダー・グロッソ(Lavandula×intermediaGrosso)シソ科の宿根草。主にヨーロッパ原産。イングリッシュラベンダーとかフレンチラベンダーとか、他にも幾つか種類があるようです。グロッソはラバンジン系と呼ばれている系統。園芸用で栽培されるラベンダーの中では、丈夫で育てやすいとされています。ウチの庭でもずっと咲いてくれています。冬の間はまるで枯れているように見えますが、4月から緑の新芽が伸び始めて、5月中旬くらいか
とても丈夫で大型の宿根草。広めの庭にひとつあると素敵ですよ。ムラサキセンダイハギ(Baptisiaaustralis)マメ科の宿根草。アメリカ原産。学名はバプティシア。ムラサキセンダイハギという和名で知られているけど、日本のセンダイハギとは全然違うので注意。最近は園芸店でも「バプティシア」という名前で店頭に並んでいることが多いです。覚えたほうがいいかも。そして売られている小さなポット苗は、数年後にはブッシュのバラよりも大きくなるということも、覚えておいたほうがいいかも。
とても好きなグラスの一つ。実は昨年は失敗して穂が見られなかったので、今年は育て方を考えて実践してみました。ディスカンプシア・セスピトーサ・ゴールドタウ(Deschampsiacespitosa'Goldtau')イネ科の宿根草。北アメリカ原産。初夏から白いフワフワした穂を出して秋まで楽しむことができます。私の大好きなグラス。最近人気が出てきたグラスの一つだと思います。冬の間はほぼ常緑という感じで、寒い地域だと地上部が枯れると思います。今年は春先に株を掘
4月から5月にかけて庭で咲いてくれるアムソニアの紹介。アムソニアはキョウチクトウ科の宿根草。ウチでは3種類のアムソニアが育っています。チョウジソウ(丁字草、Amsoniaelliptica)日本原産のアムソニアはチョウジソウ。庭で使っている人も多いと思います。早春から美しい淡いブルーの花が咲き始めて、花が終わったら爽やかな葉が残り、秋に気温が下がると葉が黄色くなって花壇を彩ります。丈夫であまり手間もかからず、日向でも半日陰でも育ってくれる、実はパーフェクトな宿根草。
5月から6月にかけて活躍してくれた、とても素敵な宿根草です。サーモプシス・カロリニアナ(Thermopsiscaroliniana,Carolinarupine)マメ科の宿根草。北アメリカ原産。日本のセンダイハギが近い仲間だと思いますが、写真などで見るとちょっと違います。庭でよく使われるマメ科の宿根草だと、ルピナスやバプティシア(ムラサキセンダイハギ)が多いと思いますが、花も葉っぱも全体の雰囲気もだいぶ違います。ポール・スミザーさんが萌木の村で使っているのを見て、Ga
6月から夏のはじめまで庭を彩る花です。エキナセア(Echinaceapurpurea)キク科の宿根草。アメリカ原産。ハーブとしてとても有名な植物の一つ。でも庭では主に花を楽しむために植えられています。とても丈夫で美しい宿根草の一つ。5月末の様子冬は地上部は枯れます。春先は地味な存在。葉っぱも硬めで見た目はかなり雑草チック。5月のオープンガーデンの頃は、ほとんど気になった人はいないと思います。でも5月中旬から一気に大きくなってきます。6月3日の様子早いも
真夏に活躍してくれた宿根草の紹介。夏だけでなく秋の庭でも存在感を出しています。ルドベキア・マキシマ(Rudbeckiamaxima)キク科の宿根草。北アメリカに自生する野生種。ルドベキアは独特な姿をしている品種が多いですが、このマキシマは特別かも。葉の色や形、花の雰囲気や全体の姿の印象がそれも個性的です。4月5日の様子暖かい地域では常緑になるみたい。ウチでは地上部が枯れます。春になると葉っぱが出てきます。すこしブルーがかった厚みのある葉っぱ。ホスタとも違う雰囲気
夏のうちに紹介しようとして忘れていた(;^ω^)梅雨から夏にかけて咲く、ちょっと変わった雰囲気の山野草。カライトソウ(Sanguisorbahakusanensis)バラ科の宿根草。日本原産。サンギソルバという学名はワレモコウの仲間。日本の山野でやや湿っている場所に自生するらしいですが、ぐんまのウチの庭でも全然大丈夫。独特の雰囲気を持つ、とてもキレイな宿根草です。4月の様子春の新芽。この葉っぱを見るとバラの仲間だなという感じがする。冬の間は地上部が消えます。春に
先日,ペニセタム・グリーンスパイクの紹介をしました。『ペニセタム・アロペクロイデス・グリーンスパイク(2020)』秋の入口から活躍してくれる宿根草。グラス類の中でもペニセタムはとても好きです。ペニセタム・アロペクロイデス・グリーンスパイク(Pennisetumalo…ameblo.jpウチには,他にもペニセタムを育てているので,それをちょっと紹介してみます。ひとつめ。ペニセタム・アロペクロイデス・ハメルン(Pennisetumalopecuroides'Ha
毎年春に穂を見せてくれるグラスです。このフワフワの穂を見るのが楽しみ。スティパ(StipaTenuissima,Nassellatenuissima)イネ科の宿根草。北アメリカ原産。別名エンジェルヘアー。フェザーグラスとも呼ばれます。もはや定番の植物になったんじゃないかな?5月〜6月にとても素敵な姿を見せてくれるグラス。オープンガーデンにおじゃました庭では、runamintさんの庭にたくさん育っていました。とっても乾燥に強く、暑さ寒さもまったく気にしません。もと
今年初めて穂を見たグラスです。前から庭に欲しかった。カラマグロスティス・ブラキトリカ(Calamagrostisbrachytricha)日本原産(東アジア)のイネ科の宿根草。山地に自生しています。和名ノガリヤス。ススキのように荒れ地や乾燥地に自生しているのではなく、林の中で生育しています。国内での流通量はあまり多くないので、庭で使っている人はあまり多くないかもしれません。冬には地上部がなくなって、3月に緑の新芽が出てきます。他の宿根草と比べても芽吹きが早かったので、