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休んでた期間を埋め合わせるようにしばらく毎日シフト入れられた今日は一番よく一緒に仕事してる4つ上の先輩に会う独身で子供いない人だけど子供好きで、私の子供の話もよくしていたきっと辛いだろうなーと思っていただけど「おはよう」と出勤すると先輩はびっくりするくらい普段通りだった「大変だったね」の一言もないあれ……?そんなもん??と思ったけどそれが彼女なりの優しさだったのかなおかげで仕事に集中できたところで……誰が知ってて誰が知らないんだろう?私でさえ把握でき
少し肌寒さを感じて、目が覚めた5月の終わりといっても朝はまだ寒いパパも娘もまだ寝ていたけどいろいろと準備しなければいけないので、起き上がった毎朝、起きるたびに思うけど「やっぱり、夢じゃないよね、そうだよね………」今まで、嫌な夢や怖い夢をみて朝、起きて、あー夢でよかった!って思う事はたくさんあったけど今は逆だね悪い夢をみててまだ目が覚めてないだけならどれだけいいか……なんて、考えても仕方ないんだけど8時頃、もう、義母がやってきたまだ着替えてないメイクもしてない
今日から仕事復帰した葬儀場の方じゃなくて別の仕事の方入院〜葬儀〜合わせて2週間、休んでた久しぶりの職場、何だか緊張するなぁ行きたくないようなみんなに会いたくないようなちょっとそんな気分ところが朝、娘の幼稚園のバスが遅れた当然、私も遅れた復帰初日だというのに遅刻職場につくとパートのおばちゃん達が私の元へやってきて「大変やったなぁ……」と心配してくれた和菓子屋さんで買ったどら焼きの菓子折りを手渡したいつも明るくてうるさいくらい楽しいおばちゃん達今日は元気なく
葬儀場へ電話をして、パパと向かった家族葬専門の小さい葬儀場そこで紺色の作業服を着た男のスタッフの人が対応してくれた葬儀の種類は3つあった①家族葬通夜、葬儀も普通に行う基本料金30万円②通夜なし親族だけのお別れ会基本料金18万円③直送10万円とても分かりやすいプラン内容だだけど、この基本料金というのは祭壇や棺といった最低限必要なものの料金でオプションでなんやかんやとつく事になるつまり、30万円の基本料金でも最終50万近くになるらしい②の親族お別れ会に決めた
警察についた敷地内に入る時、事故車両とかが停まってる駐車場の近くに小さい小屋みたいな物が見えたそのプレハブみたいな小屋に息子は安置されるのか?雨が降ってきて、警察の人が黒い大きな傘をさしてくれた警察署の取調室に通されて、少し待つ母子手帳をコピーするため預けてそれが返ってきたらここで一旦お別れだ「何か分からない事とか聞いておきたい事とかありますか?」現場検証の時にも来ていた新人ぽい女の警官が言った何も言う事はなかったけど身体が安置される建物があまりにも殺風景だったので「
今日はここに家族だけで泊まる上の娘はお泊まりと聞いて、はしゃいでいた義母は祭壇を飾ってくれた湯灌(ゆかん)が終わってからお寺の和尚さんに連絡をする市役所に行っていたパパも戻ってきて私の父と母も来てくれた通夜がない代わりに、枕経というのをしたまだ棺に入れる前にお寺さんにお経を唱えてもらうやつだ私は後ろの方に座った前には父がいたその肩は小さく、とても弱々しかったこんな悲しい背中は初めてみた枕経は30分程で終わったお経を聞いてしまうと、少し実感がわく亡くなったと今まで
ずっとついていたが、相変わらず眠ったまま、変化はなかった先生から、山は越えたが、だからといって安心できる状態ではないと言われたその日は一度帰宅した夜にもう一度面会に来ようと思っていたが、主人もかなり疲労していたのか、帰ってそのまま眠ってしまった3日目の朝、また病院から電話があった電話しながら準備をして病院に向かう長い廊下を走って、エレベーターに乗った病室に入ると、先生達が心臓マッサージをしていたもう生命をつなぐもの全てが乏しいらしい心臓マッサージを先生達が交代して状
斎場から帰ってきてからお骨上げまで2時間くらい時間があったその間にお弁当を食べたお腹はすいてなかったがお弁当の中に刺身が入っていたため仕方なく食べた上の娘と、小学生の姪っ子はお子様弁当みたいなやつでハンバーグとか海老フライとか洋風で美味しそうだった相変わらず楽しそうにする娘喋ってばっかでちゃんとご飯食べないから、私が食べさせる娘が私にべったり、と書いたけど、私が娘にべったりしているのかもしれない食べ終わったら、お弁当の空き箱を集めて片付けたり、コーヒーを出したり
この前仕事中、会社の中で一番偉い上司がやってきて「これ、一応、就業規則にのっとって…渡しておきます」と言って白い封筒をくれた中をみるとお金がお香典ってことね?それにしても、香典袋にも入っておらず何も書いてないただの白い封筒……お香典なのに、この雑な扱い思わず笑ってしまった一番偉い上司、つまり会社の取締役だけど私の前でヘラヘラしながら渡してくるしその不器用な上司っぷりに脱力したというかみんな、やっぱりどこか気を使ってくれてるような時あって、何だか申し訳なくていや、
忌引休暇の間、パパは家でじっとしているのが嫌で、外出したがった2、3日の間は一緒に出かけたけど、荷物の整理もしなくちゃいけないしパパだけ出かけて私はひとり家に残った息子の服の整理をしなくちゃいけないシャツやズボンを畳みながら(あーこれ、映画のシーンでみたな)「告白」っていう映画で亡くなった娘の服を整理してたシーンを思い出した母親役がため息つきながら、淡々と整理しててこんなもんか?私ならもっと泣き崩れてわめき散らしてそう……と思ってたでもリアルはこっちだった取り乱
大学病院での検死が終わったと警察から連絡があった息子の身体が帰ってくる次の日の朝に葬儀場の人が引き取りに行ってくれる事になっていた葬儀場の人は「私達が警察から引き取って、湯灌(ゆかん)も終わらせて、会われた方がいいかと思います」と言っていた「その方がショックが少ないかと…」確かに、解剖を終えて、どんな形で帰ってくるのかあの、ファスナー付きの袋みたいなのに入れられて帰ってくるのか?退院の時より、遺体感でてると思うからみれないかもしれないいや、みたくないかな……
この日に初七日も行った葬儀場ではできないと言われたので和尚さんのお寺に移動して行った広い広い講堂みたいな所があり、位牌のようなものがたくさん祭られいたそこでもまたお経を唱える本日、3回目のお経これで最後だ、と思うと気が緩んで、うっかり涙が溢れる泣いちゃダメ……上の娘がじっとしてられず、私の膝の上に乗ってきた(しょうがないなぁ……)と思いながらも気が紛れて涙が引っ込んだ全て終わり、解散してやっと帰宅した長い1日だった葬儀場の基本プランのパックにミニ祭壇用の木の机
職場のチーフが香典をくれた誰かからもらった初めての香典だったその後で、先輩やパートのおばちゃんからも連名でもらったその日の夜、幼稚園の園長と担任の先生、PTA会長の3人が家に来て、香典をくれた幼稚園から園長個人からPTAからPTA会長個人から息子のクラスからPTA会長は、私の高校の時の同級生でもあった一気に香典袋が私の元に集まった香典返ししなくちゃ…と思い、中身の確認をする幼稚園からは3万円入っていたそのお金をみていると何だか泣けてきたみんな、香典していただい
今日はここ葬儀場の別館に泊まる親族達が帰り、義母も帰っていった息子は棺の中私とパパと上の娘と3人久しぶりに布団で川の字に寝る娘は本当、楽しそうだった息子の入院中、ずっと実家の母の所に預けていて、その反動か、私にべったりだ私も心なし、娘にかまってやれなかった罪悪感から、娘を甘やかしている部分がある娘は、ずっとテンションが高くそして、私にくっついてくる娘なりに感じている「何か」があるのかな言葉では言い表せないけど娘が眠ってから、夜中、パパと2人でコンビニへ行った葬儀場から
母の宗教仲間の「ご供養」が始まった結局、12〜3人程集まった独特のお経が唱えられるこの人達はこういう事のプロやもんなぁ導師のおばちゃんが挨拶をする悲しくて悲しくて声が震えている(もうやめてー、泣きたいのはこっちだから。あなた達が悲しまないで!)子を亡くした親が周りに一番求める事は何かそれはね、ほっといてくれと頭の中では思っていたが善意でやってくれているので何も言わないけどね自分も悲しみを受け止めきれないのに他人の悲しみを受け入れる余裕ないよかわいそうなのはパパ最後
病院から帰宅した時、ずっと実家に預けたままの上の娘を迎えに行った娘は5歳だが、身体も小さく中身も幼いところがあって、3歳児くらいの風貌だった実家に迎えに行くと、娘は私に飛びついてきた「ママー!おかえりー!」ああ、娘の顔を、久しぶりにみたなそういや最近、ちゃんとみれてなかった娘にも母にも申し訳ない事をした娘にも、弟が天国へ行った事を伝えたが、まだあまりよく分かってなかった「星になったんだよ」私がそういうと、娘はうなずいていたけど、たぶん分かってないだろうな分からなくていいよ、
もう、いないと思うと辛いので今は遠くにいて会えないだけって思ってる『未だに信じられない』ってよくいうよね何年経ってもいう人がいて「ああ、辛いんだろうなぁー」って思ってたそうじゃないまだ受け入れられてない全部、ウソだったらいいのにって思ってる信じられないのではなく、信じたくない頭のどこかで抵抗してる違うって………まだ、入院してて病院にいるようなそんな気がしてならないそんなわけないのに生きてたら、もっともっと成長していってあっという間に大きくなってそれが当た
病院へ入院費の支払いに来た土日でも救急窓口で支払いできる退院の時以来、久々に来たそこへ救急車がやってきた『ピーポーピーポー』この音、ちょっとだけトラウマあの時は夜だったけど……救急車で搬送されて訳もわからず救急搬入口から入って行ってその後の地獄を思い出してしまう娘は「救急車!救急車!」と喜んでいたけど休日なので、全然人いなかったたった200円の支払いをして思い出した小児科に返すはずのバスタオル忘れた…何やってんだ、もうもう病院来る事ないのに領収書をもらって
今日はパパと娘と市の子育て支援施設へ無料で遊べて人気の場所だ日曜だったので人も多く、子供達もたくさんいた2〜3歳くらいの男の子をみると切なくなるでも苦しくなったりはしない大丈夫、辛くないよ娘もいるし……娘は朝からずっとここに来たいと言い出して聞かなかった私はそんな気分になれず布団で寝てたんだけど娘があまりにもしつこいから娘の事ちょっと押してしまって娘は泣き出した今まで見た事ないくらいひっく、ひっくと泣いてて私は何やってるんだろう……息子を失って、娘も傷つけている
今日は特に何もする事がない息子の身体は大学病院に送られ、返ってくるのを待つしかないし葬儀の日程を決められないから家族に知らせる事もできないパパは「今日は特に何もできないから」と言って私と一緒に出かけてくれた上の娘は幼稚園に行っている今日は何もかも忘れて自由な時間を過ごそうとしてくれたでも、どうしても思い出してしまうなるべく思い出さないようにして今日はただの休日だと思って過ごすパパと好きな事をしてカフェでコーヒーを飲んで私はいつも通りだ普段通りの生活をしてるだ
息子は大学病院で解剖される事になったやっぱり事故だから…警察の人はとっても申し訳なさそうに言葉をひとつひとつ選んでものすごく回りくどく事前に説明してくれていたから、怒りとかは全然ないけど、その大学病院が遠くにあって解剖のためにさらに1日かかるという事が何とも言えない不穏な気持ちにさせた身体を警察に預けるから、しばらく会えない警察の車はすぐに迎えに来た連れていかれる本当に大丈夫かな雑に扱われたりしないかな警察を信用していいのかな驚いたのは、次に警察から指示され
〈Yahooニュースより〉カメラマンの渡邉力斗さん(Twitterアカウント@teveeeeeez)は、友人のイラストレーターのアツダマツシさん(@atsudamatsushi)と、共同企画を始めました。大切な人を失った家族の元へ赴き写真とイラストでもう一度故人と共に家族写真を撮ろうという企画です。(画像お借りしました)
病気や事故で子供を亡くしたという記事やニュースを目にするたび心を痛めたこの世で一番大切なものは子供達でこの世で一番怖い事は子供達を失う事だ子を失うなんて耐えられないだろうな私なら生きていけないそう思ってたずっと、あっち側の人間だっただけど、一番大切なものを失った私はこっち側の人間になってしまったまさか自分の身に起こるなんて思ってなかった誰もがそう思ってる自分には起きないなんて事はなかった
仕事復帰して2日目今日は昨日と違う従業員もいるからまた、新たに挨拶をするそれでも、いつも通りに接してくれる仕事の事で話しててそのタイミングで「大変やったね、落ち込まないでね、元気出してね」3ヶ月前くらいから新しく入ったおばちゃんお孫さんもいて、保育園も途中まで同じだった「ありがとうございますご心配おかけしました」こういう時って本人も辛いけど、周りもとっても辛い私も、もし、そちら側だったら胸が痛くて心が辛い職場に哀しみをもたらしてしまって申し訳なく思うだけ
今日、病院から入院費の請求が届いた子供の医療費はほとんどかからないけど個室だったから特別室料金と保険適応外の分がいくらかあるだろうな…と思って中を開けてみると請求額497200円のところ負担額200円だったえ?これだけ…?入院費かかったとか書いてすみません嘘でした個室利用はお金かからなかったのか知らなかった乳幼児医療費制度、ありがとうございますしかし、たった200円払うためにまた病院に行かなければならない振り込みもできるが……退院の時に息子をくるんだバ
葬儀場へ行くと、もう湯灌(ゆかん)も終わり、別館の和室に息子は寝かされていた息子のお別れ会は、本館の葬儀場ではなく、離れにある別館で行う地域の集会所のような場所だった息子は小さな布団に寝かされ白いシルクの綺麗な布が顔に被されていたこれは…他の人がみたらショック受けるな、と思って、その白い布はめくっておいたまだ髪の毛も少し濡れていて顔も綺麗だった寝てるみたいだ朝に渡しておいたアンパンマンの甚平を着せられていたこれは義母に頼んで買っておいてもらったものだ退院の時に着ていた
全部終わって、仕事も復帰してようやく落ち着いてなんだか改めて思ったけどすごくお金かかる事ばっかだったよね入院費用面会時の病院駐車料金死亡診断書代葬儀代お布施火葬代身内からは香典を一切もらってない保険も入ってなかったから一円も入らない当然だけど、全部自腹なんだよね家族葬だからみんな気をつかって香典とかもなしにしたんだろうけど家族葬でも何でも、金はかかるんだよ葬儀の時に社長は花を身内は果物をしてくれたけど正直いうとお金してくれた方がありがたかった花も果物もいら
悲しんでるヒマはなかったいよいよ葬儀の準備をしなければいけない息子が救急搬送されてから覚悟はしていただから迷っていた葬儀場はどこにしようか?実は私は葬儀場で働いている自分の職場で息子の葬儀をあげるとはありえないそう思ったけど、私はもう感情も感覚も麻痺していたので、自分の働いている葬儀場のスタッフに連絡をした葬儀場のスタッフのひとりは友達でもあった「息子の葬儀をお願いしようと思う」友達はまず、私の子供が亡くなった事に驚いていたでも、すぐに的確なアドバイスをしてくれた「ここ
夕方、親族達が集まったといっても、パパはひとりっ子で兄弟がいないし、パパ側は義母だけ私は3人兄弟で姉と弟がいる2人とも結婚していて子供が2人ずついる中学生と小学生だこの子達に1番小さな甥っ子の永眠している姿を見せなければいけないそして「死」というこの上ない悲しみをどうやって伝えようか弟家族、姉家族たちがやってきてそれぞれ棺に入った息子の顔をみた入院中も会えなかったし息子が亡くなった事も電話で伝えたためきっと、実感がなかっただろう姉や、弟の嫁は泣いていたと思う私はそ
休み中、園長先生から連絡があって幼稚園に来るように言われた「保護者から問い合わせが来ている」ため事情を詳しく説明しに行かなければならない何だか緊張した政治家に開かれる査問委員会みたいな気分だった「では3時に……」と約束したがしまった、3時といえばお迎えの時間保護者がたくさん集合する時間だ少しズラして行こう……3時過ぎに幼稚園に着いたが園庭には保護者と園児がまだ数人いたもうウワサになってる…よなぁ私が母親だって何人の人が知ってるかなドキドキしながら門を入って行ったが