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飛鳥時代を代表する三体の半跏思惟像奈良斑鳩中宮寺卍の本尊『如意輪観世音菩薩①』と京都太秦広隆寺卍の本尊『弥勒菩薩半跏思惟像(宝冠弥勒)②』、さらに同じく広隆寺の国宝『弥勒菩薩半跏思惟像(宝髻弥勒、通称泣き弥勒)③』過去に其々1回ずつお目にかかっているけれど、「この三体の仏さま、一度じっくり見比べてみたいものだなあ」とずっと思っていました。苦節十数年、その機会がやってきたんです(^^)まず、中宮寺卍を訪ねた日⬇︎如意輪観音菩薩さまにお会いしました(画像は中宮寺HPからお借りしました)東
おはようございます。本日12月22日は、今年最後の『如意輪観音』の縁日となります。如意輪観音は、意の如く願いを叶える『如意宝珠(にょいほうじゅ)』と煩悩や災いを滅し、仏法が広がる『法輪(ほうりん)』の御力が強い観音さまで、六道の衆生を救済するため、6本の腕がある観音さまです。輪王座という独特な座り方をしていますが、一説には足の裏と裏を合わせて足で合掌している姿とも言われています。六道にあてられた六観音では、天道(天界)を司る観音様となります。天道は九曜、十二宮、二十八宿(二十七宿の場合
こんばんは。ご訪問くださり、ありがとうございます。京都の六角堂や、大阪の観心寺、熊野の那智山青岸渡寺の御本尊は如意輪観音様です。如意輪(シンダマニ)という、どんな願い事も叶えることのできるという宝珠をお持ちの、有難く優しい仏様です。※六角堂の御本尊御前立様です。大好きな仏様です。この如意輪観音様専用のお経が、観世音菩薩秘密蔵如意輪陀羅尼経です。過去記事でご紹介した、観音様のお経に関する本に載っています。↓『観音様の専門的なお経と真言を学べる本』こんばんは。ご訪問くださり
毎月22日は日本大乗佛教の祖、聖徳太子様の御縁日です。神國たる日ノ本に大乗佛教が加わり、双方の長所が調和的に融合していくことで、國が大いに発展して行った基礎を作られた聖徳太子様は、日ノ本に化現した御佛であり、國家の聖性を高めた聖人であります。その徳を慕い佛道精進に励むと誓うと共に、國の為の観音様が顕現された垂迹神様に佛道を歩む為に必要な現世利益の下賜を願いましょう。檀信徒の皆様におかれましては、「南無上宮聖徳観世音菩薩」と数遍唱えて頂くと、縁日法要の功徳を受け取れます。至心合掌
毎年人気の仏像シリーズカレンダー「奈良仏像カレンダー2026」(令和8年版)が発行されます。30作目となる「奈良仏像カレンダー2026」は、「大和のみほとけ―慈悲―」と題し、深い愛情や思いやりを持って一年を過ごしてほしいという願いを込めて制作。表紙の中宮寺菩薩半跏像(伝如意輪観音)を含む4体の仏像はこのカレンダーのために撮影されています。2025年10月1日から販売開始で、現在予約受付中です。ぜひ仏像好きな方は来年のカレンダーにしてみてはいかがでしょうか!・奈良
4月20日の佐野市巡礼の続きです急遽立ち寄った天明宿星宮神社の次は佐野厄除け大師へ〜厄除け元三大師の石標山門とさのまる山門の扁額佐野厄除大師の境内案内図ネットからお借りしました🙏鐘楼堂金銅大梵鐘地蔵堂堂内の水子地蔵尊子育地蔵元三大師堂元三大師堂の扁額角大師の護符が貼って有ります本堂天台宗寺院の惣宗寺は、春日岡山転法輪院惣宗官寺と号し、佐野厄除け大師の通称で知られています天慶7年(944年)藤原秀郷が春日岡(今の佐野城址の地)に創建、開山は宥尊慶長7年(16
不動明王がついてる人の特徴三昧耶形・諸尊の秘密如意輪観音の如意宝珠文殊の利剣千手観音の開蓮華三昧耶形(さんまやぎょう)仏、菩薩、明王、諸天などが手に持っている持物、諸仏の誓願を具象化した象徴物をいいます。たとえば、文殊の利剣、如意輪観音の摩尼宝珠、金剛薩埵の五鈷杵、観世音菩薩の蓮華などです。---------------------------------------皆さん、おはようございます。昨夜は、高野山大師教会光寿支部「合同礼拝」