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前回の続きです。いまは清水坂の話の途中ですが、そこから大和街道を南下し、奈良に着く直前にある奈良坂について見ておくことが、清水坂の像を浮かび上がらせることになると思っています。ということで、奈良坂の続きです。古代の終わりから中世にかけての奈良坂はどんなところだったのでしょうか?1、坂非人たちの勧進活動の場。勧進とは、本来寺社普請などのための浄財を募ること(重源—ちょうげん—による東大寺再建のための勧進が有名)ですが、しだいに宗教的意味を持たせて喜捨を乞う(金品をもらう)
監獄資料館の開館記念で、元奈良少年院(旧奈良監獄)を見学しました。中央看守所から、獄舎の廊下を歩きました。廊下は石畳?で、とても冷たいです。寒くて、冬の寒さを想像すると、過酷な環境です。2階建てで、天井は鉄格子の金網で、上下から見渡せるようになっています。重塀禁房(懲罰房)、独居房、雑居房(3人くらい)が並んでいます。(時代による、いろんなバリエーションがありました)廊下に面した、木製の厚いドアです。(明治から使っていた
昨日は、礼拝の後で「詩を読む会」をしました。「詩」の感想を自由に話して、それぞれの思いに耳を傾けるという会です。作家の寮美千子さんが奈良少年刑務所の受刑者の更生のためのプログラムとして行っていた「詩の教室」を、教会でもやってみょうということで始めたのでした。詳しくは、こちらを…『「詩の教室」をやってみました!』日曜日の礼拝の後に、初めて「詩の教室」を開催しました。以前、教会の有志と作家の寮美千子さんの「奈良少年刑務所」の少年たちの更生教育の取り組みの講演を聞