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今日の宿を無事に確保できたのは良いが、今後のことを考えると暗澹たる気持ちになった。明日からのことも考えなければならない。自分から家に戻るという選択肢はないから、ビジネスホテルを転々とするか実家の父と母に相談するしかない。ここまで来ても、やはり相談するのは躊躇われた。幸せに暮らしていると思っていた方が、父と母にとっても幸せなのではないか。でも、ビジネスホテルでずっと過ごすほどのお金も持ち合わせてはいない。資金が底を尽きたら、今度こそ家に戻らなければならない。そうなった
電車がホームに到着してドアが開くのと同時に、私たちは勢い良く飛び出した。いつもならエスカレーターに乗るところだが、今そんな余裕はない。周りの人たちにぶつからないように気を付けながら階段を駆け上がり、何度か後ろを振り返った。義父も階段を上ってくる。普段からジョギングをしていて脚力には自信のある義父のことだから、私たちに余裕で追いつけると思っているに違いない。実際に、数秒ほど私たちの方が早く出たはずなのに、改札に着くころには手を伸ばせば届きそうなところまで迫ってきていた。焦れ
電車というのは閉ざされた空間だ。次の駅に到着するまでは、どこにも逃げ場がない。だから義父に見つかってしまったことが分かった時には本当に『もう終わりだ』という気持ちになった。でも、今度こそ自由になりたいという気持ちが強く、簡単に諦めるわけにはいかなかった。義両親に相談したのだって、私にしてみたら決死の覚悟だった。それなのに、また何もなかったことにされてしまう。このまま帰ったら脱出に失敗したのだという絶望的な気持ちになって、もう次のアクションを起こす勇気が出ることもないだろう
インナーチャイルドとは。インナーチャイルドを癒すをやってみた。インナーチャイルドは、あなたの”心の内側(インナー)”にいる”子ども(チャイルド)”のことです。あなたが子どもの頃の体験から徐々に培ってきたあなたの一部です。自分を守るために、心の内側であなたの子ども時代の人格が、いまも頑張っている、それがインナーチャイルドです。インナーチャイルドは、いろんな思いクセや行動のクセの原因として知られています。ただのクセではなく、あなたの心を守るためのものであり、大人になった今でも、あなたの