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昔、西成には売人が溢れてて、太子プラザを始めとして、線路脇からいっぱい人がいた。俺は立ち子から始まって、一本立ちした部類になるんだけど、若いってのもあって重宝されたんだよな。基本的に俺は縛られるのが嫌いだったから、最低限の筋だけは通して、比較的自由に動かせて貰ってたと思う。言うても、だからって勝手が許されたわけではなく、幾度となく事務所に連れて行かれ、気合いを見せてはみたものの、現役のバリバリに囲まれれば、力ではどうしようも無いこともあった。でも、そうやって自分の立ち位置は守っていたのが
原作・三生三世十里桃花には幾つかの番外編があります。先日、サイト内の方(多謝~)にお伺いし、その内の幾つかがファンの方の二次小説だと知りました💦こちらは原作者唐七さんバージョンの天界の宴編となります。【あらすじ】天界で天君の生誕祭が行われることとなり、天君が張り切って多くの神々を招いて盛大な宴を開いたところから物語は始まります。天界の津々浦々まで招待状を出し、多くの仙人達はワクワク気分で参加することとなります。しかし皆さんの狙いは、今回の宴に参加予定の太子殿下(夜華)+イ
こんばんは今日も由希絵の『歴史の窓』へようこそ今日は聖徳太子が最も愛した妃と言われる『膳部菩岐々美郎女(かしわでのほききみのいらつめ)』について語りたいと思います。聖徳太子には4人の妃がいたと言われています。蘇我馬子の娘の『刀自古郎女(とじこのいらつめ)』、推古天皇の娘『菟道貝蛸皇女(うじかいだこのひめみこ)』、推古天皇の孫『橘大郎女(たちばなのおおいらつめ』そして今日の主人公である地方豪族の娘である『膳部菩岐々美郎女(かしわでのほききみのいらつめ)』です。(みんな名前の読み方が難
こんばんは。今回は数年前、目に止まった文章がありました。たしか読み方はこれで良いと思いますが…。文帝、太子となり、左右の長御(ちょうぎょ)、后を賀して曰く、「将軍太子を拝し、天下歓喜せざるなし。后当(まさ)に府蔵(ふぞう)を傾け、賞賜(しょうし)すべし。」后曰く、「王自ら丕(ひ)の年大なるを以て、故に用いて嗣(し)と為す。我は但教導するの過ち無きに免ずるを以て幸い為すべきのみ、亦(また)何すれぞ賜遺(しい)を重くすべけんや。」長御還りて、具に以て太祖に語る。太祖
キングダムでお馴染み李信ヤングジャンプにて春秋戦国時代末期の強国秦を舞台にしたマンガ「キングダム」の主人公としてお馴染みの”信”は秦国に実在した李信将軍がモデルであると言われている。そんな李信を今回は紹介していく。マンガの中で信は貧しい村の出身であるとされているが、史実では李信の出生などは触れられていない。李信が史実に登場するのは趙国が秦によって滅ぼされたのち、燕国を攻める時である。燕国の太子である太子丹は秦王政の暗殺を試みるも失敗する。暗殺されそうになったことで激怒した秦王政は若き将