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こんばんは。たぬきです。東寺の弘法市に行ってきました。弘法市は毎月21日開催。4/21は日曜日だったので土曜日の木工教室の後、車中泊して東寺へ。同じ東寺のガラクタ市は何度も来てますが弘法市は初めてです。弘法市の方が盛況なんだそうですね。安い駐車場を確保すべく夜中3時過ぎから移動してました。5時に駐車場に止めてからブラブラします。小雨だっだからでしょう。店も客も少な目な気がします。しかも大工道具がほぼ無い。うーん、ガラクタ市方が面白いかも。戦利品は鑿4本。新古MARUNA市秀追
こんばんは。たぬきです。以前、原石から荒取りした東奥殿戸前のコッパを仕立てようと思います。頭の部分の形が悪いですね。このままにしておくと、何かにぶつけた拍子に大きく欠けそうです。鋸で挽き落としましょう。普段は砥石を着る時に自作の砥石鋸を使います。しかし、こんな小さな所を切るにはゴツ過ぎます。今回は金鋸で落としました。朝日虎の荒砥に金剛砂を撒いて面を出します。粗方でたらアトマで整えてます。試しに普段使いの切り出しを研いでみます。おぉ、研ぎ出しが早くて滑走も程々で使い易い。硬さは中庸と
こんばんは。たぬきです。知り合いより包丁研ぎを頼まれした。1本目。月山義高刃物店の粉末ハイス三徳包丁。家庭用として販売されてますが、粉末ハイスと言う決して家庭用でない鋼を使ってます。家庭用にはオーバースペックな包丁ですね。食品メーカー等で朝から晩まで刻み続ける様な業務向けな包丁なわけてす。月山さんに聞くと給食センターの調理師に絶大な人気があるそうな。センターの包丁が切れなくて個人でこの包丁を持ち込んだ所、センターで粉末ハイスの包丁を購入する事になったとかなんとか。で、とにかく鋼が硬い
こんばんは。たぬきです。ツイッターにて、研承はどんな感じでしょうか?と質問されました。これ、話すと長ーくなるので、ブログにまとめようと思います。手持ちの研承についてだけ書くと、不正確というか、たぬきのバイアスが掛かっているので良くない様な気もします。なので、研承だけに限定せず、たぬきが入手した順番でレビューしたいと思います。その方がバイアス含め分かってもらえそう。https://t.co/f7W8UJZpJ3—勢州たぬき工房アマ無は80m苦戦中(@rabbitueki)20
水気を乾いたふきんで拭ってはいますが、平に錆が浮かんで来ました。『天然砥石で平治作菜切包丁の平の研ぎ磨き!』平治作の菜切包丁(青二鋼)の平を天然砥石で研ぎ磨きしました。手持ちの天然砥石(丸尾山の敷内曇砥コッパ)で研ぎ磨きしました。時々平を研ぎ減らして平面を出すように…ameblo.jp錆を研いでの磨き研ぎ最後に青棒革砥で磨き研ぎ『菜切りの青紙三枚合黒打180㎜諸刃(両刃)五代目作』この菜切庖丁を創る平治さんは160年続いた伝統的な製造方法を継承した、縦長の炉や炭焼き(松炭)を用い
前回、銀三の刃付けを極めようと頑張りました。銀三の刃を極めるへ今日は、銀三(スレンレス系)の包丁に合う砥石を考えて行きたいと思います。ステンレスの包丁ですが、意外に研ぎにくいです。物にもよりますが変に硬いような感じがします。一般的な家庭用の包丁は正直硬くはありません。なので、研ぐこと自体は難しくは無いのですが、刃が潰れるのも早いと思います。また、和包丁でも鍛え方などによって刃先の強度が違うとも言えます。キンキンに刃先を尖らせようとしてももたない包丁も有ります。刃先がペラペラになるイメージ
現在も仕上げ砥石を掘っている山があります。先日紹介した田村山もそうです。下の写真は丸尾山ですが砥取家さんが販売をしています。現在も現役の天然砥石を掘っています。わたしが最初に購入した天然砥石はこの砥取家さんからで、右端の敷内曇りなまずとなります。ナマズは柄(模様)の事で一般的にはナマズが出ている石は柔らか目となります。今日は、丸尾山を紹介していきたいと思います。包丁は銀三柳刃と出刃包丁です。最初は本戸前ナマズとなります。戸前の名前が付いていますが田村山とは全く違った石と思います。丸尾
PR###東京からアクセス抜群の秘境、八丈島の魅力を探る🌴東京から南に290km、そこに広がる自然豊かな八丈島を舞台に、所ジョージさんが隠れた宝物を求めて大冒険!この島は、その美しい自然景観から多くの旅行者を魅了していますが、今回の「所さんお届けモノです!」では、島の住人たちが誇る特別なグルメや絶景スポットに焦点を当てています。特に注目されたのは、50万円という価格がつくほどの価値ある天然砥石です。この砥石は、火山島ならではの溶岩から生まれ、その希少価値と性能の高さから高級品として扱われてい
昨年、下の包丁を月山義高刃物店の藤原さんに見て頂きたくお願いしました。私「本焼きの包丁ですが、見て貰えないでしょうか。ほかにも包丁は有るので急ぎませんので」藤原さん「良いですよ。4か月くらいは掛かりますよ」日本包丁研ぎ協会で理事長をしている藤原さんです。とても忙しいイメージが有ります。実際には2本の本焼き包丁をお願いしましたのですが、両方で8か月くらい待つことに成ります。先日藤原さんから連絡が有りました。包丁を送りますとの事。今回の修正点を、1.裏スキを修正しました2.切り刃ですが
前回の記事にコメントを頂きました。回答が長く成りそうですので記事にしたいと思います。aodaisho2022さんからです。「私も日本剃刀を研いでいますが、削り心地が100均のカミソリと比べて良くなりませんどうしてでしょうか」私も素人のため答えと言う訳にも行きませんが私なりの回答をさせて頂きます。昨日に続き今日は硬い石で研ぎました。昨日は掛かりの良い石が有ると紹介しました。硬い石は扱いが難しく基本的に最終向きだと思います。弟子「要するに何なんですか」私「刃を作るのは中砥
最近ヤフオク、メルカリ等で偽物の天然砥石が販売されてますね、今回はその見分け方ですが基本は目で見分けるしかないのですが一度買われるときにその書かれてる砥石の名称のものをグーグルで調べてみてはいかがでしょうかそうすればかなり風貌が違います、参考として偽物と本物の写真を置きますこちらが偽物です次は本物です研ぎ始めの方はわかりにくいと思いますので迷ったら連絡ください
奇跡の瞬間と成ります。知人が遊びに来ると言うのでスリッパを新調しました。妻「これはあなた用よ」新しいものにクレアが反応します。洋服などでは必ず服の上で寝ます。今回のスリッパでは振り回して戦っていました。少したち妻からの言葉です。妻「見て、、、、スリッパが重なっている!」その写真です。どのようにしたら重なるのか不明です。一つずつ重ねのだとは思いますが、振り回していた結果重なったのかもしれません。愉快な事を日常的に起こしてくれるのがクレアです。お散歩も朝や夕方の方が良い季節です。梅雨が明け
今回は、小刃と糸刃について考えて行きたいと思います。ここまでに、天然砥石で研いだ刃先は平だと結論付けました。今までの感覚だと小刃とは切り刃に対して角度を付けて研いだ刃。それより小さな刃が糸刃くらいの感覚です。以前、記事で説明をしたことが有ります。包丁を解剖するへ*その時の記事で使用した解説資料です。右の刃が下から糸刃、小刃と紹介しました。今回、糸刃が全く違うという事を発見しました。(主観です!)下へ続くしかし、刃先が平と仮定すると全く違った感覚になるものです。1.切り刃とは研ぐも
前回、銀三の柳刃包丁を再生するとの記事を書きました。銀三の再生の記事へ下の包丁ですが、今までは切れ味は70点位だと思います。今日は、再度の研ぎと刃元の研ぎを重点的に考えたいと思います。研ぎは青砥から仕上げ砥へを一度やりましたが満足出来ず、2000番で軽く刃先を整えてから再度仕上げ砥です。最終的には、切り刃の仕上げを菖蒲谷の戸前系統、刃先は以前紹介したとても硬い菖蒲谷を使いました。下の写真、私ほどの感動は分からないと思いますが、刃元がきっちり石に当たっています。小刃も綺麗に出来
すこんばんは。たぬきです。三木金物まつり会場の常三郎さんとこの天然砥石原石コーナーで見つけた伊予砥Hyper。挽き落ちで1000円でした。出所は多分さざれ銘砥さんじゃないかな🤔伊予砥といえば白か橙色、そしてそのグラデーション。環巻も美しい。対してHyperは白に細い赤や黒の粒が混じってきますね。前後のとがった所を落として面付けしました。そして研いでみると砥石じゃない粒子が混じっていて刃が傷だらけになりました。これでは使えません。試しに側面で研いでみると傷が入らずに砥げます。原石表
一般的には包丁などの刃物を研ぐ際に刃先に出るザラザラを「カエリ」や「バリ」と言います。下の写真は前回の記事でのカンナをダイヤモンド砥石で研いだ際に出たカエリ(バリ)です。*裏側を拡大鏡で見た写真です。*下の写真は同じ時点の表側の刃先です。*ダイヤモンド砥石180番で研いだ後です。裏を触るとザラザラとしていました。確かにバリでした。しかし写真をみて違和感を感じました。皆さまは如何でしょうか。もう一度同じ裏の写真です。そもそも裏は研いでいません、「では、光っている部分は何?