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■立正大学・熊谷キャンパス(私立・埼玉県熊谷市万吉)1966年、代官山ヒルサイドテラスで知られるポストモダン建築家・槇文彦の設計で作られた。その後の建て替えや大規模改修により、「そのまま残っている」当時の建物はほとんどないが、それでも「槇っぽい」。入り口のゲートプラザは「槇っぽさ」を維持した形で改修されているし、全体的なキャンパスの配置設計は、やはり「槇っぽさ」が濃厚だ。具体的に言ってみろ、と叱られそうだが、それは後ほど。とにかく立正大は、日蓮宗系列の由緒あ
元高校教師で、お寺の住職の妻でライフコーチの桜井あきこ(akoko)です。コーチング&カラーセラピー&手帳であなたの人生を応援します!今月初めに上京した時に、NHKの朝ドラ「虎に翼」展を見に明治大学の博物館に行きました。『「学び」が広がった東京遠征』元高校教師で、お寺の住職の妻でライフコーチの桜井あきこ(akoko)です。コーチング&カラーセラピー&手帳であなたの人生を応援します!昨夜遅…ameblo.jpその際に御茶ノ水駅でこんな
■山形大学・小白川キャンパス(国立・山形県山形市)1901年(明治34年)落成の旧校舎が残っている。山形師範学校の校舎として使われ、戦後しばらくは山形大教育学部の校舎だった。重文指定。ルネッサンス様式の堂々たる木造洋館。正面は西を向いている。つまり、朝日を背にしたその姿は、明治の学生たちに「文明開化の輝き」をまばゆいばかりに放っていたというわけだ。アクセスは徒歩がおすすめ。山形駅からまずは旧県庁(これも堂々たるルネッサンス!)を見に行き、そこを経由して旧校舎に。
■関東学院大学・金沢八景キャンパス(私立・横浜市金沢区)断然、室の木エリアである。キャンパスのメインエリアではなく、東端に押し込まれた室の木エリアにこそ、関東学院大の良さがある。金沢八景駅から徒歩20数分。ホームページにある「徒歩15分」は絶対に嘘だ。運動会系の屈強な学生がたたき出したスコアだろう、それは。そんなこんなで到着したキャンパスは東西に横長い。で、グラウンドを間に挟んで東西2エリアに分かれる構成だ。(注)この地図は上が南で、下が北側。学生数は
今年の秋、1986年に大学に入学した同期(同学年)が卒業30年で同窓会を大学キャンパスで開催する。本来なら2020年に開催予定だったが、コロナの影響でここまで延期になった。その実行委員長、取り仕切りを大学から命じられたので、仕事とプライベートの合間にその準備を鋭意進めている。一緒にやってくれる同期数名と、当日の式次第や挨拶する同期の人選、映像企画などの検討を、当然その同期たちも日本各地にいるので、Zoomで行う。(神宮外苑いちょう並木2022年7月27日筆者撮影)こ
①からの続きです。さて、大正・昭和に入ると、世界的に建築のトレンドが変化してきます。これまでは「昔ながらのヨーロッパ」風のデザイン、いわゆる「様式建築」というやつが主流でした。ところがアールデコとかウィーン分離派とかバウハウスとか、新しい「モダン」な感じのデザインが現れてきます。最終的にはモダニズム建築、つまり無印良品みたいなシンプルイズベスト、機能的なものが美しい、そして、だからこそコスパも最高、みたいなところになっていくわけです。この時代、フランク・ロイド
■立教大学・池袋キャンパス(私立・豊島区)古き良きヨーロッパ、といった感じのレンガ造り校舎で有名な立教大学。でも実は、米国NYにあるマーフィー&ダナ建築事務所の設計だ。ついでに言うと、東京都庁を作った丹下健三デザインの建物もある。モダンなのだ。池袋駅から徒歩10分。正門から入ると、目の前には立派なお庭。そしてレンガの建物が、三方に広がる。外国の大学みたいだ。正面の建物が、最も有名なモリス館。そんでまあ、先に抜けると、またまた
■東京経済大学・国分寺キャンパス(私立・東京都国分寺市)昼下がりに訪問し、学生食堂あたりで食事してから、ひとやすみ。そして散歩で腹ごなし。午後を過ごすには、うってつけのキャンパスだ。いやもちろん、キャンパスとはそういう物ではないのだけれども。国分寺駅から徒歩10分ちょっと。大通りから閑静な住宅街の中に入ったところにある。正門に入ると、幅広なメーンストリートが延びていて、両脇に建物が並ぶ。少し進むと左手に食堂や生協。屋上庭園という
■木造洋館が自慢の大学キャンパス①歴史あるキャンパス。レンガ造りの古めかしい建物。と、言いたいところだが、実は日本の大学、レンガ造りの建物はほとんどない。ほとんどの大学は、コンクリ技術が普及したあとに作られた。従ってレンガ造りに見えても、実は鉄筋コンクリート造レンガ風タイル張り、ということが多い。それが悪い、というつもりじゃないんだけど。でも、木造洋館校舎なら結構多い。本物の木造洋館が。そんな歴史あるキャンパスを、ご紹介させていただきたく存じます。
■東海大学・湘南キャンパス(私立・神奈川県平塚市)東海大学湘南キャンパス。またの名を山田守美術館という。ウルトラ警備隊の施設を設計させたら右に出るものがいない、独自の作風のモダン建築家・山田守の建物があふれている。京都タワーや日本武道館を作った人です。まあ噂には聞いていたが、行ってみて驚いた。質量ともにデデデンデン、と圧倒的。でかくてすごい建物が連打連打で並んでいて、山田守の波におぼれてしまいそう。まさに、力こそパワー。さて、場所は湘南キ
娘とママゴンは留学先の下見を口実に旅立っていきました。現地でババゴン(義理母)も合流するそうです。完全に単なる旅行、というがグルメ女子旅だとみています。一応、留学予定の大学キャンパスや、入寮予定の寮の周りなどをみてくるとは言ってましたけれど。これで留学が決まらなかったら、この旅行の意味は月末まで(というか昨日までだと思う)に留学予定の大学に提出を求められていたものも、昨日ギリギリで提出できたみたいです。
東京海洋大学・品川キャンパス(国立・東京都港区港南)(文書と写真を入れ替えました)「海の男」を養成する大学だったが、現在のキャンパスには女性の姿も目立つ。「うみんちゅ」を養成する大学だ、と言い換えておこう。水産業界の専門技術者養成機関だった東京水産大と、商船の幹部船員を育成する東京商船大が2003年に統合して、現在の名前になった。品川キャンパスは水産大の旧所在地で、現在もその流れをくむ水産系の学部が入っている。最寄り駅は品川。港南口で降りるのは、本
次男学部の入学式は午後から。すごい人でした。会場は、大学とは別の大ホールでした。やはり、保護者の人数が多い。ステージに立つ学長なども、小さくてよく見えません。記念写真は、すいているところを見つけて、さっと撮りました。午前中は、大学キャンパスを見学。桜が咲き始めていて、ちょっとした花見気分になりました。
有名建築家が手掛けた校舎やキャンパス。結構、あるものです。というわけで、古い順に大学巡りガイドというか、キャンパスを設計した建築家ガイドというか。そんなかんじで。①曾禰達蔵(1853-1937)東大工学部建築学科(当時は工部大学校)の1期生です。東京駅や日本銀行本店を設計したことで知られる建築家・辰野金吾の同期生。国内で欧米式専門教育を受けた、初めての日本人建築家というわけです。この1期生のうち、辰野が東大教授として学界をリードし、同じく同
■駒澤大学・深沢キャンパス(私立・世田谷区深沢)近代数寄屋建築の創始者、吉田五十八の手による「洋館」(旧名・三越シルバーハウス、1972年竣工)を中心としたキャンパスだ。より正確に言うと、三越が接待用に作った迎賓館・厚生施設一式を買い取って、道路沿いに細長い校舎を増築し、キャンパスとして使用している。といったところか。校舎は、校舎と言うより、超大型の塀と門として機能している。そんな気さえする。さて、場所は駒沢大学駅から徒歩20分ぐらい。駒澤大本校
■明治大学・駿河台キャンパス(千代田区神田駿河台)クラシックな伝統校舎を取り壊して、最新鋭の高層校舎に建て替える。その結果、バンカラだった大学のイメージが、おしゃれな都会派に変わる。そんな再開発の成功例として取り上げられることが多い、このキャンパスだ。歴史的建造物の保存問題は、いつだって難しい話だ。が、このキャンパスからは、大学当局のイメチェンにかける強烈な意志は感じられた。かってな想像だが、設計会社に金をけちること無く支払い、その代わり、「良い案
関東の主要私大のルーツも、簡単に解説を。これも超ざっくりなので、正確に知りたい方は個別の大学をwikiってください。でも簡単にまとめると、その時代時代の「人気の就職先」に合わせて、そこへの就職をサポートする私大が誕生してきた、って感じです。ある意味、今と変わりませんね。さて明治の初め、今でいう各種学校というか、塾や予備校みたいな存在として、私立の教育機関が次々と生まれました。やがて学校制度の法整備が進むと、こういった民間予備校の一部が「専門学校」(現代の大学相当)と
■専修大学・生田キャンパス(私立・川崎市多摩区)大手組織設計事務所による近代的なキャンパスに、生まれ変わる途中だ。いや、おおむね生まれ変わった。小田急線向丘遊園駅からバスで十数分。明治大生田キャンパスとはお隣なのだが、生田から歩いてくるのはちょっとつらい。バス停で降りて正門へ。できたばかりの2号館と3号館のガラスがまぶしい。右手の図書館と1号館は、まだ残っているレトロな物件だが、いずれは消滅、ということだろう。8号館のあたりからは、明
愛知県大学学生数ランキング2021年12月8日更新愛知県大学学生数ランキングhttps://tanuki-no-suji.at.webry.info/202110/article_1.html(引用2021年10月2日時点の大学別学生数)1位名城大学14,487人(南愛名中・CANMA)2位中京大学12,200人(南愛名中・CANMA)3位愛知学院大学10,838人4位中部大学10,622人5位名古屋大学9,565人(旧帝大学)6位愛知大学9,
■横浜市立大学・金沢八景キャンパス(公立・横浜市金沢区)村野藤吾設計の本館(1963年竣工)と庭園はスケールが大きく、端正で美しい。あと、山本理顕と飯田善彦の物件もある。結構豪華だ。村野藤吾は早大卒で関西を中心に活躍した建築家。「東大閥・東京文化への対抗馬」みたいな立ち位置にあった人だ。東京で今も見ることができる建物というと、有楽町のビックカメラ(読売会館)や、日生劇場だろう。両方とも完成した時、東京の意識高い系評論家から激しくダメ出しされた過去を持つ。