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以前、夢野久作の本気の狂気に触れたいと云った。夢久の狂気が凝縮されているのが「猟奇歌」であるとも書いた。全ての歌を読むなら古本で探すしかないか~と思っていた。そこへ朗報が!なんと文庫で堂々復活!猟奇歌夢野久作中公文庫1927年8月から1935年12月まで「探偵趣味」「猟奇」「ぷろふいる」に掲載された作品の他、更に日記に記された未収力作品が収められている。夢久が詠んだ猟奇歌を完全収録である。なんという偉業であろうか!中公文庫の担当者に敬意を表する。ありがとうございましたッ!気
殺人迷路新聞記者:村井と雑誌記者:津村相手にバーで完全な犯罪(パーフェクト・クライム)はあり得ないと豪語した探偵作家:星田代二を待ち受けていたのは、挑戦状ともいえる署名のない一通の速達だった。それは、昭和✕年三月二十日に神奈川県鎌倉で、「完全なる犯罪」を実証するとの犯罪予告であった。先日、バーで見た覚えのある赭顔の紳士と洋装の女を見かけ、後をつけた星田は、「完全なる犯罪」に巻き込まれていく……。十人の作家による合作探偵小説です。森下雨村大下宇陀児横溝