ブログ記事142件
聖夜のバカヤロー!クリスマスイヴの夜、衛とうさぎはうさぎの家の近くでデートをしていた。二人だけのささやかな夜。12月に入り、うさぎの期末テストや衛の論文の締切が重なり、すれ違っていた。この日も衛の論文執筆の為、会えない事になっていた。しかし、せっかくの聖夜。衛としても愛する彼女と会えないのは寂しい。いてもたってもいられず、ノープランでマンションを飛び出し、うさぎの家へと向かう。すると、同じ気持ちで家から飛び出したうさぎと、途中で鉢合わせ。「まもちゃん!!?」「うさこ……」う
ILOVEYOU「月が綺麗だな、うさこ」「本当だね、まもちゃん」「うさこは可愛いな♪」「やだ、もう!まもちゃんったら!」俺は、自宅のベランダでうさこと月見をしていた。夏目漱石の言葉を引用してうさこに愛の言葉を伝えたのだが。やはりうさこには伝わらなかったようだ。月を守護に持つ戦士の宿命を背負って生まれてきたうさこ。こんなに最高な愛の告白は無いと思ったのだけど、無知な彼女には伝わらなくて。良かったような、ガッカリというか……。「うさこの事が好きって意味だよ」天然な彼女にはストレ
美少女戦士セーラームーン第2話『おしおきよ!占いハウスは妖魔の館』も視聴しました。勝手なあらすじと感想をネタバレ含めて書いていきます。勝手にあらすじあたし月野うさぎ14歳。中2。蟹座のO型、誕生石は真珠。性格は人よりちょーっとおっちょこちょいでちょっと泣き虫。ある時ヘンテコな黒猫ルナが現れてセーラー服戦士にしてくれたんだけど、悪い奴らと戦えーなんて言われちゃって不安たらたら〜って感じ。でもまなんとかなるか、あはは。最近辻占い・十番街の爺の目の前に占いの館が出来て閑古鳥なんだって。せっかく
月を見つめる『月を見つめる』「まもちゃん、月が綺麗だね♪」月見団子とススキを持って学校帰りに俺の家に来たうさは、一目散にベランダへと向かった。かつて今よりもずっと長い時間過ごした前世の故郷を見上げ、うっとりとしていた。「ああ、そうだな」「って、さっきから全然月見てないじゃない!私の事ばっか見て……」そう、俺は月を見ず、うさをずっと見つめていた。「見てるよ、月」「見てないよ?私は月じゃないもん!」「月だよ。俺にとっては紛れもなく」うさは何を言ってるのか分からないと言った様子