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それでは早速ですが一緒に考えてみたいと思います。(1)(図11解析雨量図とその4時間後までの降水短時間予報図)この図11によりますと、解析雨量図では激しい降水域は見られませんが、1時間後では渡島半島の西海上に激しい降水域が予想され、2時間後には東進して激しい降水域に一部が渡島半島にかかって範囲が広がる予想となり、3時間後にふたたび狭まる予想となっています。この結果、どのような地域で積算雨量が多く予想されているか、ということですが、まず「問3の地形図」とあることから、まず地形
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。()第61回試験・専門知識(a)土砂災害警戒情報は、大雨警報(土砂災害)の発表後、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない状況となったときに、市町村長の避難指示の発令判断や住民の自主避難の判断を支援するよう、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報で、都道府県と気象庁が共同で発表しています。(気象庁HP:知識・解説>土砂災害警戒情報・土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)>土砂災害警戒情報
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第58回試験・専門知識(a)(気象庁HP:知識・解説>気象情報>記録的短時間大雨情報より)まず初めに、「記録的短時間大雨情報」とは、大雨警報の発表中に、その地域で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測(地上の雨量計による観測)したり、解析(気象レーダーと地上の雨量計を組み合わせた分析:解析雨量)したりしたときに発表します。(気象庁HP:知識・解説>キキクル(警報の危険度分布)より)この情報は、現
こんばんは。今回の専門知識は、気象庁が発表する警報・注意報などについての問題です。「記録的短時間大雨情報」はどのような状況で発表されるのか、大雨警報の解除・継続について、国土交通大臣または都道府県知事と気象庁長官と共同で行う「指定河川洪水予報」とは何か、土砂災害警戒情報の発表基準について、問題を解きながら次回、一緒に考えてみたいと思います。第58回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。21日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。今週に入り、西日本では土砂災害警戒情報が出る程の大雨に暴風、関東・甲信越地方では降雪のち大雨と、梅雨と冬が同居しているかのような天気が続いています。東京に出てきて30年近くになりますが、1月に局地的に100mm/h以上のまとまった「雨」が降ったと言うのはちょっと記憶にないですね。温暖化と結びつけるのは早計だと思うのですが、やはり全く関係ないとは言えないんでしょうね。当初、いくら暖冬とは言え冬が短く春の訪れが早まる等という事はないだろうと考えていましたが、このまま