ブログ記事1,002件
先日4月7日、金春会定期能にて、能「船橋」のシテを勤めさせて頂きました。大勢の皆様にもお越し頂き、心より感謝申し上げます。ありがとうございました舞台のライトが変わったのか暖房が入っていたのか、舞台上は大変な暑さでした。ツレの村岡聖美、地謡の岩間啓一郎と、私の玄人直弟子がこうして廻りを固めた舞台が出来ることも、とても嬉しく感慨深く思いました。「船橋」は怨霊の能。能「通小町」にも通づる面白い能だと感じました。ご覧になられた皆様は、どう感じられたでしょうか?今年、皆様に是非是非、来て頂き
4月国立能楽堂ショーケース狂言鎌腹野村万之丞(和泉流)能土蜘蛛土蜘蛛(つちぐも)松木千俊(観世流)
十なん年ぶり?に能ワールドに触れてきました。北参道近くのスタジオに仕事で訪れていた頃、能楽堂の前を通っては「観てみたいなあ」と思ったのがきっかけで、しばらくリピート通いしていた。あまりに勉強不足でなんにも分からず、でも作品の最後近くになったらちょっと派手になって(←大河ドラマ風というか)素敵だなあとも思え…「うーん、今日も分からなかった…でもあと一回見たら、なにか感じられるかも?」なんて思ってまたチケット取って。その繰り返し。そもそもお能は上演自体が驚きの少なさで、お好きな方はすぐ確保され
伝統芸能には、いっさい、まったく興味のない私が国立能楽堂に行ってきましたもちろん能を見るためですお着物仲間さんからチケット取れるので、興味ある方は・・・と、お話があって演目(?)が「三輪誓納」ちょっと前に三輪明神大神神社を参拝したばかりだったので(その時の、たいしたことは書いてないブログはこちら)三輪明神にちなん内容ってことで見てみたくなったのですちょっとかなり敷居が高そうでひとりで行く勇気はなかったけれどお着物仲間のKさんが一緒に行ってくれ
8月5日(水)国立能楽堂舞囃子『熊坂』(喜多流)シテ(熊坂)香川泰嗣笛:内潟慶三小鼓:鳥山直也大鼓:柿原弘和太鼓:麦谷暁夫地頭:長島茂狂言『茸』(和泉流野村万作家)シテ(山伏)野村萬斎アド(主)高野和憲アド(姫茸)野村裕基アド(鬼武)井上松次郎立衆中村修一他6名(休憩)能『西行桜』・杖の舞(観世流梅若家)シテ(桜ノ精)観世銕之丞ワキ(西行上人)殿田謙吉ワキツレ(花見男)舘田善博、他アイ(西行庵ノ能力)善竹十郎笛:松田
仕事帰りに国立能楽堂へ国立能楽堂ショーケース鎌腹・土蜘蛛~鑑賞しました狂言の「鎌腹」は「死ぬ!」と騒いで切腹できない男性の話し。プレトークで「昔は腹に悪いものが溜まっていると考えていた。だから切腹してソレを出し、首をはねた」と興味深いお話しがありました能の土蜘蛛は演出が素晴らしいペーパーストリーマー(投げテープ)で蜘蛛の糸を表現土蜘蛛退治の場面は圧巻ですこの日は能に親しむためのイベントがありこんな飾りもありました。国立能楽堂では「普及