ブログ記事320件
※追記本記事の続編はこちら。日本産水草の混植に挑戦。「日本淡水魚と水草は相性が悪い」私の中での定説です(笑)他の人はどうか知らんけど。熱帯魚水槽では多種の魚が混泳し綺麗な水草がたくさん植えてあるのに何故日淡水槽は殺風景なものが多いのか?答えは、●まず水草水槽に入れるには日淡は大きすぎる。(メダカですら小型カラシンより大きい)魚が大きいと水を汚しやすい。●水草を食う。もしくは引っこ抜く。●酸欠防止のエアレーションで水草が成長不良になる。●日
前々から気になっていたスブタ属3種の性質の違い。スブタ、ヤナギスブタ、セトヤナギスブタは形態以外に違いはあるのだろうか?スブタは加温すれば冬でも普通に育成が可能。一方ヤナギスブタは生長して結実までいくと衰えて枯れる。加温しようが、施肥しようが、CO2添加しようが、夏場の全盛期は取り戻せない。(生かすだけなら通年維持可能)この2種の違いは何なのか?見た目では分からない特性が存在するのか。そこでスブタとヤナギスブタの中間の形態であるセ
育成その3の続き。長らく放置していたシリーズです。忘れていたわけではなく、採集⇒水槽投入⇒一年経過観察して結果が出るのを待っておりました。日本産水草水槽計画!と銘打ちながら水槽内には熱帯産のも入っておりますが、そこはあくまで「計画」ということで(汗)では、いくつか紹介。ヤナギモもっとも入手しやすい水草の一つ。池にも川にも湖にもドブにも生えている。形状から水槽後景に植えて水流にたなびかせるようにすると映える。(底床)主に砂。土質の池にも生えているのでソイルでも可能と思われ
今年はヒルムシロ科の観察に行っていました。野生下では雑種の巣窟の上に汚れてボロボロな状態が多いヒルムシロ科植物。そういうやつらでも世話すれば綺麗に化けるのでたまに再生させて楽しんでいます。ヒルムシロ科一覧左からヒロハノエビモヒロハノセンニンモオオササエビモエビモエビモオオササエビモ推定(ササバモ×ヒロハノエビモ)ササバモ水中葉深いほど間延びし、浅くなると縮んで陸生化する水
完全に忘れ去られたシリーズを発掘してみました。前回の記事は3年前ですか……『タデの迷宮-第3層(秋の開花で正体を探る)』タデ科植物はフィールドでは地味な存在。多くは秋に開花して枯れます。(春夏開花タイプもあり)開花時期に写真撮っておかないと何タデか分からないまま1年待ちに…ameblo.jpタデ科植物の水中化は色々挑戦してきましたが、結局抽水状態で育てた方が生き生きするので沈めるのを止めてしまったんですよね。そこから野外で花を観察するス
育成その5の続き。このシリーズも6回目ですか。日本産水草水槽つくった当初は熱帯産に比べて難易度高しだったので焦りました。2~3年維持してようやく何かが見えてきた気がします。あくまで「見えてきた気がする」ですけどね(笑)たかが2~3年で何を言うか!と怒られそうです(汗)植物道は一生かかっても極めるのは無理でしょう。それほど植物道は深く広い。。。だからこそ自分でもできる範囲でぼちぼちとね……。探索、採集はヘボの部類ですので、今まで協力してくださった方々に感謝です。では紹介を
お前、採集ばっかり行ってるけど、飼育の方はどうなってるんだ?との声がそろそろ聞こえてきそうなので、お世話になった人への報告も兼ねて、アップしようと思います(汗)結果だけ先に言うならば、「うまく言っているといえば、いっているし、失敗していると言えば、そうともいえる」でしょうか。なんじゃい、それはヽ(`Д´)ノと思われるでしょうが、言い訳を少々(笑)。うちは、二本の小型水槽に日本の水草を数十種類植えています。数十種といっても、乱獲しているのではなく、何百と生えている内の1、2本を時間を