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物語の原作や歴史を先読みしてしまうのは、私は好きではありません。読了後にもう一度楽しむために歴史や原作に当たるのはいいのですが、最初から答えを知ってしまうと、私は楽しめないのです。でも、図書館の大魔術師は、私は相当にはまってしまった漫画です。その原作を読まなくとも、どういった時代に書かれた本かぐらいは知ってもよいと思い、調べてみました。・・・あれ?ぐぐっても、「風のカフナ」って出てこないよ!?原作者のソフィ=シュイムとか、翻訳者の濱田泰斗ってだれやねん!?原作者や翻訳者はともかく
さて、前回かなりのむちゃな締め方をしてしまって、大変失礼しました。前回は、「図書館の大魔術師」(以下、「大魔術師」)の習作と思われる「図書館の見習い司書」(以下、「見習い司書」)の共通点を書き、最後に重要なことを頭出しして終わりました。前回の投稿はこちら➡図書館の大魔術師第8話の前に~「図書館の見習い司書」レビューその1では、前回の頭出しの続きから始めましょう。前回は、「見習い司書」の主人公の名前はなんと「大魔術師」の主人公と同じ、シオ・フミスであることを明かしたところで終わりまし
第4話の最後に、「大魔術師伝説」とタイトルづけられた新章に向けてのプロローグが描かれています。そこに登場するのが「ニガヨモギの使者」。ヨモギといえば、ヨモギ餅しか頭に浮かばない私は、「ニガヨモギの使者」という言葉を見て頭の中が「???」状態。調べてみると、暗示めいたストーリーが浮かんできました。あくまで私の憶測ですが。そもそもニガヨモギとは何でしょうか?“高さは40-100cmほどで、全体を細かな白毛が覆っていて、独特の臭いがある。”“原産地はヨーロッパ。北アメリカ、中央ア