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私はこの時期に演劇を見たのはたった2回である。入場料が高いことや、映画にはまっていたことが理由として挙げられよう。1回目は1971年である。大学に入学したうれしさのあまり、それまで禁欲していた娯楽を貪欲に味わいたい欲求が生まれた。当時流行っていたアングラ演劇を見てみたいと思った。私は高校時代に郷里の映画館で「わらび座」という秋田を拠点にした劇団の演劇しか見たことがなかった。内容はほとんど忘れたが、メインの芝居の後に披露されたベトナムの踊りの中でアメリカ人政府を糾弾していたことだ
紅葉狩りも兼ねてねじまき俱楽部の仲間と京都へ”大人の遠足”に行ってきた。ねじまき倶楽部とは、簡単に言うと「シニアの文芸部」なり。5年前から、読んだり書いたりが好きな仲間(4人)が集まって、年に5~6回読書会をするようになった。今日は、コロナ禍で二年自粛していた忘年会と古書店『アスタルテ書房』を訪ねるコラボ企画である。(前回のブログ京都で忘年会・この時はまだ名無しの会だった)京都河原町に10:30の待ち合わせだったが、JRで人身事故が発生し急遽新幹線で駆け付けた。3分
ProjectNyx代表の水嶋カンナです。先日、澁澤龍彦邸に、「犬狼都市ーキュノポリス」の上演にあたり、ご挨拶に伺いました。とても有名なお家ですので、その日を心待ちにしておりましたが、いざ、お邪魔しまして、感動しかありません!!雑誌や本で、澁澤さんのお家のことや、龍子さんのことも読んだり見たりしておりましたが、まさにその通りですし、澁澤龍子さんのお人柄が、可愛らしくて、素敵すぎて、澁澤龍彦さんが選んだお方なんだとしみじみ感じました!そして、ご挨拶にと伺ったつもりが、、、な
新宿梁山泊第72回公演『下谷万年町物語』作:唐十郎演出:金守珍1981年、唐十郎×蜷川幸雄×李麗仙×渡辺謙のタッグで西武劇場(現PARCO劇場)にて初演された幻想超大作に、新宿梁山泊が挑む!唐十郎が生まれ育った街ー男娼の巣窟〈下谷万年町〉。長屋にタンゴが鳴り響くと、何十人もの"オカマ屋さん"たちが歌い踊る。町に生きる少年・文ちゃん、オカマの"イロ"・洋一、池の中から現れる男装の女優・キティ。敗戦直後の猥雑さの中、底辺に生きる人間たちのたくましさ、そして夢と希望と試練ー
予言通り東京方面でギャラリー巡りをしてきました。今日もまた徒歩が多かったです。最初は恵比寿です。LIBRAIRIE6/シス書店、ひさしぶりの訪問となりました。四谷シモン「人形とパステル画」展。人形ですから。見とかないと。引きの絵なら撮影OKとのことでしたのでどうぞ。人形と、新作のパステル画(少女と少年のポートレイト)、それとセンターにあるのが未発表作品とのことですが、頭像(他にもいくつかあります)。こちらは「天使-澁澤龍彦に捧ぐ」。