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●三味線のツボの位置を覚える方法こんにちは。常磐津齋櫻(ときわずさいおう)です。手元を見ながら三味線を弾くと、5割以上増しで本来の実力より下手に見えてしまいます。実力相応に見えるには、ツボの位置を覚えて手元を見ないで弾くのが最善です。正しいステップを踏めば、三味線のツボの位置も覚えられます。今日は、三味線のツボの位置を覚える方法について書きますね。三味線のツボの位置を覚えるには、自分の体に「物差し」基準点を作ると早いです。最初のスタートは、毎回、安定して同じ形に三味線を構えられ
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は5月19日。二十四節気の「立夏(りっか)」、七十二候の「末候竹笋生(ちくかんしょうず)」にあたります。さて、今日はお茶室の畳について書いていきます。外国人のお客様に茶道体験をしていただくと、畳の上での立ち振る舞いにも非常に興味を持たれます。お茶室の畳には名前がついていますお茶室は四畳半を基本としていますが、八畳、六畳、三畳、更にもう少し小さい畳の間に板間(台目といいます)をつけたものなど様々な大きさがあります。そして、床の間、躙り口
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は4月17日。二十四節気の「清明(せいめい)」,七十二候の「末候虹始見(虹はじめてあらわる)」にあたります。「ご一服いかがですか?」お茶を頂く際に、亭主からこんな言葉をかけられたことがあると思います。一服(いっぷく)とは、現在では一般的に、「薬を飲む」、「しばしの休憩」という意味で使われていますが、辞書をひくと「お茶やたばこを一回分飲むこと」と書かれています。でも、「ご一服いかがですか?」と言って飲み物をすすめられる事はなく、大抵「一杯い
●三味線に向いてる人は、どんな人!?こんにちは。常磐津齋櫻(ときわずさいおう)です。このブログには、読者さまからのご質問も、よくいただきます。「三味線に向いている人は、どんな人ですか!?三味線はじめたいような、でも、わたしにも出来そうか…気になります」三味線教室に通う生徒様の年齢は、幅広いです。男性も、女性もいます。男性は、几帳面で静か目な方が多いです。女性は、明るく元気です!!何人もの生徒様を見ていて、三味線に向いている人に共通しているのは、三味線の音が好きなことです。何とな
●私は左利きです。三味線は、左利きでも弾けますか?こんにちは。常磐津齋櫻(ときわずさいおう)です。左利きのヒトってクラスに何人か、必ずいました。その割合を調べたら、大体、人口の1割程度のようです。利き手で、三味線に有利不利ってあるでしょうか?体験レッスンで、意外と多くいただくのがこのご質問です。「左利きです。三味線は、左利きの私でも弾けますか?」答えは、こちら!全く問題ありません。三味線は、左利きでも弾けますよ!わたくし自身は、右利きです。でも、習っている生徒様の中には、左利
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は5月2日。二十四節気の「穀雨(こくう)」、七十二候の「末候牡丹華(ぼたんはなさく)」にあたります。ゴールデンウィークが始まりましたね。外出が叶わないので日本の美しい四季の自然の移り変わりをゆっくり楽しむことは出来ませんが、短い時間でも買い物や散歩に出ると、美しい新緑が目に入ってきて5月を感じますね。茶道は日本の美しい四季を愛でる伝統文化と言われています。お茶室の中にお道具やお花などで季節感を出してお客様に心づくしのおもてなしをします。な
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は5月9日。二十四節気の「立夏」、七十二候の「初候蛙始鳴(かえるはじめてなく)」にあたります。今日は茶室で飾られる花について、ご紹介したいと思います。茶道では、亭主がその日の茶会に対する想いを込めて掛け軸を選び花を生けます。そして、茶席を彩るお道具やお抹茶とは異なり、唯一「命」があるお花。季節を表すだけでなく、同じ花には二度と会えない、まさに一期一会の大切な役割を果たしているのです。大きな役割がある茶花にはいくつかの決まり事がありますが、
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は5月15日。二十四節気の「立夏」、七十二候の「末候竹笋生(ちくかんしょうず))」にあたります。今日は、お辞儀のお話をしたいと思います。和のお稽古事は、「礼に始まり、礼に終わる」と言います。茶道では、「真」「行」「草」とお辞儀の角度や長さの違いで様々な挨拶をします。さて、「真」「行」「草」とは何でしょう?一番丁寧な「真」のお辞儀です。書道の筆法、「楷書」「行書」「草書」は耳にした事があるのではないでしょうか。この書体の考え方に由来
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は5月13日。二十四節気の「立夏」、七十二候の「次候蚯蚓出(きゅういんいずる)」にあたります。ここ数日でいきなり暑くなってきました。のどの渇きも頻繁に起こりますね。お仕事をしていて、ちょっと休憩しようというときに「お茶をいれましょうか」「コーヒーでもいれましょうか」という何気ない会話があります。でも、抹茶においては「いれる」とは言いません。抹茶は「点(た)てる」と言います。よく考えるとちょっと不思議な感じがしませんか?なぜこのような言い