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マイクロスコープもラバーダム防湿も、口腔内スキャナーも個別治療もない、保険医療機関に通っていると、残念ながら、歯はダメになっていきます。この方は、長年メンテナンスというものに通いながら、徐々に金属が増えていき、歯を失い、インプラントを行い、このまま保険医療機関に通っても歯がダメになることに気づいて、当医院での治療を開始しました。インプラント部以外、メタルコアにいたるまで全ての金属を除去し、肉眼の20倍の視野下で治療を行いました。患者さんが喜んでくれる以上に口腔
銀歯を外す時は金属を削るのでラバーダムをしてからすると金属片を飲み込みません。写真で見えるように、銀歯の下は虫歯だらけです。マイクロスコープで虫歯を綺麗にとって、レジンで一層コーティングする事で、形態を綺麗にすることと、2次カリエスの防止になります。さらに型取りは口腔内スキャナーで行います。データ上で、設計を、行いデータからミリングマシーンで作成します。歯は、白いのが当たり前です。一本60,000円です。
今までの歯科治療の型取りは、材料を圧接して型取りをします。挿入方向と一致するものだと再現性は高いのですが、ラミネートベニアになると、挿入方向唇側なのに、圧接は垂直方向なので、型取りの精度に疑問が残ります。さらに、ワックスアップ法の技巧も精度が悪くなります。口腔内スキャナーは、型取りに圧接も必要なく、作成にも必要ないため、ラミネートベニアには最適です。前歯の虫歯治療で、レジンがある程度大きくなると、着色などにより、審美的に改善が難しくなります。口腔内スキャナーを
マイクロスコープがあれば、肉眼の20倍で見えるだけではなく、色々な角度から確認できるので、虫歯の取り残しもありません。ただし、見ながら治療をするワーキングビューが出来ないと、マイクロスコープは持っていても意味がありません。虫歯を綺麗にとって、ジルコニアで修復しました。
神経を取った歯を黒くなり、もろくなります。前歯で神経をたった歯でよくレジンで終わって、そこが欠けたりすることがあります。基本的には神経をとるほどの大きな虫歯があったら、被せ物にしておいた方がいいと思います。審美的にも綺麗に仕上がりました。、
本日で当院は開院から丸12年がたち13年目に突入します。12年で開院当初から継続して通っていただけている患者さんもだんだんと高齢になってきており、通院が困難になった患者さんむけに訪問診療を始めたり、開院当初からCTはありましたが、時代に合わせてレーザーやマイクロスコープ、エアフロー、CAD/CAM装置、口腔内スキャナーなどの機材の導入をしっかりと行ってくることが出来ました。長く勤務してくれているスタッフにも恵まれ今後も医院全体として時代に遅れない治療を患者さん