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恐怖に対する3つの原始反射、HSP(繊細な人)に関係する原始反射、口や手・足に関係する反射を紹介しました。今回は首に関係する「緊張性迷路反射(TLR)」についてまとめてみたいと思います。「緊張性迷路反射(TLR)」には、前方TLRと後方TLRの2つの動きがあります。「前方TLR」は首を前に曲げると、手足が曲がる動きをします。「後方TLR」は首を後に曲げると、手足がが伸びる動きをします。「緊張性迷路反射(TLR)」は、赤ちゃんが寝がえりが打てるようになった
原始反射の中で最初に出現される「恐怖麻痺反射」について紹介しました。恐怖に対する反射は、「恐怖麻痺反射」の他に、①モロー反射②脊髄ガラント反射の2つほどあります。今回は「モロー反射」について、まとめてみたいと思います。モロー反射は頭の位置が後ろに倒れたり、突然の音や光、刺激などで誘発される反射です。動きの動作は、びっくりした時に取る動作と同じです。手足を外側に向かって伸ばし(開く動き)、その後ゆっくりと手を交差するように抱え込む動き(閉じ
さて、前回私なり解釈の原始反射の残存を書いたが、今回は対処編。対処に当たって、理解しなきゃいけないのは、『原始反射がない人はいない』って事。怒って周りに当たり散らす、モロー反射が出ちゃった人。それに怯えてしまう、恐怖麻痺反射の人。大人でもそこら中で原始反射は出ているそうだ。どの反射の影響が強いかでその人の性格を形成しているようですね。では、『統合』している状態とは、どんな状態かと言うと、怒りや不安をコントロール出来ている状態。理性が働いている。計画的に行動出来ている。理論脳(大脳
恐怖に対する3つの原始反射、HSP(繊細な人)に関係する原始反射、口や手・足・首に関係する反射を紹介してきました。今回は目と耳、身体のバランスに関係する「前庭動眼反射」についてまとめてみたいと思います。「前庭動眼反射」は、頭の動きと逆方向に眼球を動かし、網膜に移る像をブレないようにする反射です。たとえば、車を運転しているとき、地面の凹凸により車が揺れても、標識から視点がズレないのは「前庭動眼反射」の働きによるものです。この動きには、前庭覚や固有受容
恐怖に対する3つの原始反射、HSP(繊細な人)に関係する原始反射、口や手・足・首に関係する反射を紹介しました。今回も首に関係する「対称性緊張性頚反射(STNR)」についてまとめてみたいと思います。「対称性緊張性頸反射(STNR)」は、首を後に曲げると手が伸びて足が曲がり、首を前に曲げると手が曲がり足が伸びる動作をする反射です。赤ちゃんがハイハイするための土台になる反射になります。また、近くの物を見たり、遠くの物を見たりと、動作を繰り返すすることで、目(視