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■質問内容Q.1人工受精やタイミングの排卵後や移植周期など、服用を一旦やめた方がいい時期はありますか?DHEAを時期に関係なくずっと服用しているのですが、周りからそういったことを聞いたので、気になりました。その場合は、飲む時期飲まない時期が頻繁に起こりますが、大丈夫なんでしょうか?Q.2DHEAの処方にあたって、高温期もしくは低温期、生理中のどこが飲むのを中止する時期だったか忘れてしまい教えて欲しいですQ.3採卵に向けて、Lカルニチン・DHEAのサプリメントを処方しても
年齢やその他の原因で卵巣予備能の低下した患者様に対しては、今までは治療法が限られているというよりは、無かったと言ってよいと思います。そんな時、私がコロナ前にアメリカの学会に参加した時に卵巣PRPの発表を見て感動し、2021年から当院でもPRP(子宮内投与、卵巣内投与ともに)を開始しました。子宮内PRP投与は着床困難や子宮内膜の薄い患者様に投与し、良好な成績が得られ受けられる患者様も増えたのですが、2022年の体外受精の保険適用以後は受けられる患者様の数は減っています。その理由は、子宮内PR
念願のPRPの卵巣内注入治療を遂に開始しました。今から2年前のアメリカ生殖医学会で”PRPの卵巣内注入治療”の講演を聞きました。この講演では卵子の採れない体外受精困難症例に対するPRP治療のお話でした。不妊治療を行う患者様の中には卵子が採れない、取れる卵子の数が極端に少ない患者様がおられます。昔は早発閉経(POF:prematureovarianfailure)と呼ばれ、現在は原発性卵巣機能不全(POI:Primaryovarianinsufficiency)と呼ばれる、原因不
「7-ケトDHEA」と「DHEA」は異なります不妊症治療で使用する場合は、「DHEA」を服用しましょう。DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)DHEAは副腎皮質や卵巣の莢膜細胞から分泌されます。DHEAは、コレステロールから作られ、女性ホルモンに変換されます。DHEA-Sの年齢別変化DHEAが副腎から分泌される際には、その大部分が安定性の高いDHEA-Sとなるために、DHEA-Sを測定します。DHEAは20歳代に最高値となり、40歳代でその40~50%に低下します。