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「左派の人が新しい法律や政治方針がでるたびに危険だというが、危険なことは何も起きていない」とツィートしている人がいました。法律を通したとたんに急激な政策が取られるはずがありません。「変わらないじゃないか」「よその国もそのようにしているのだから」と感じさせることこそ、法案を「整備」する人たちの「思う壺」です。だんだん危険なことに鈍感になってきます(馴化です)。この感覚が「危険」そのものです。「この程度なら、文句を言わないだろう」。「文句を言わないから(危険なことを起こさないでおく
私が病院で研修担当していた時、研修医オリエンテーションでいろいろな現場体験をしてもらっていましたが、そこでの雑談で看護師から「医者ってだんだん偉そうになるんだよね」と言われたと研修医が報告してくれました。「研修医って、どうして2年目になると態度が悪くなるの」と、職員食堂でたまたま同席した旧知の看護師長が私に尋ねました。(〈2023.2.12「ふつうの暮らしの世界」の記憶から学びほぐす〉にも書きました。)誰もがそのようになるということは、医師の育つ土壌が悪いということです1)。
先の参議院選挙で、参政党の女性候補の「私をみなさんのお母さんにしてください」という言葉、そしてその言葉に喝采を送る若い人たちの姿には、怖いものを感じてしまいました。母性の危うさ/怖さ1)をずっと感じてきた私は、「若い人たちは、そんなに政治家に“母親”を求めなければならない状況にあるのか」「母親に抱きかかえられたいのか、それは母親に吞み込まれることと裏腹なのに」と戸惑いました。河合隼雄さんは『母性社会日本の病理』(中公叢書1976)という本を書いています。2024年前期の朝ドラ