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日本刀ファンの皆様へいつも日本刀の鑑定優品鑑賞誌上鑑定などをご覧頂き感謝していますこれからも今までと同様に日本刀の鑑定・魅力などについて少し編集を変えてアップしたいと思いますので宜しくお願いします日本刀の研ぎ澄まされた姿をご覧ください日本刀の姿の美しさの第一はその曲線美日本刀はその地金(地鉄)の美しさです◎日本刀いろいろでは日本刀の種類日本刀は何故良く切れるか日本刀の魅力
刀は何故良く切れるのだろう先日のブログで、日本刀は世界に類をみない鉄パイプをも切ることができる武器だと書きました。何故、日本刀は良く切れるのでしよう。簡単にいうと、それは砂鉄からたたら製法で作った玉鋼を折り返し鍛錬したことにあるのです。折り返し鍛錬とは、玉鋼を真っ赤に焼きそれを叩いて長方形状に伸ばすのです。それを真ん中で折り、今度は逆方向へ叩いて伸ばすのです。これを芯金は10回程度、皮金で15・16回行うのです(それ以上行う事もあります)。折り返し鍛錬することで不純物が取り除かれ、粘り気のあ
Copilot(AIチャットツール)がどなたかの質問にCopilot(AIチャットツール)がどなたかの質問に答えたのでしようパブリコーポダンス同好会について下の文を紹介していましたパブリコーポダンス同好会は社交ダンスを楽しむための団体です呉市二川まちづくりセンターで毎週日曜日の夜に練習が行われています指導は田中先生ご夫妻で華麗なるワルツを披露される田中先生ご夫妻社交ダンスを始めたい方や上達したい方また昔に習ったことがあるけれどもう
杉田善昭刀匠を偲んでいつもブログをご覧頂き感謝いたします過去のブログで皆様によく見て頂いているのが杉田善昭刀匠の記事です杉田善昭刀匠が亡くなって今年で10年杉田善昭刀匠のことをもう一度思い出して欲しいとの思いから杉田氏の鍛冶場を訪問し春霞刀苑に投稿したものをもう一度掲載しました在りし日の杉田善昭刀匠をご覧ください杉田善昭刀匠の鍛冶場見学行平成20年5月3日、かねてから広島県支部が計画をしてい
日本刀の拵先日のブログ(8/27)で日本人のこだわりは、日本刀の地金の美しさと刃文の美だけではありません。日本刀を入れる拵にも日本人の美意識が出ています。下の画像をご覧下さい、短刀拵えです。わずか15cm程の短刀が入っている拵です。鞘の造り、目抜きの飾りなど日本人の美意識そのものではないでしようかと紹介しました。今日はその拵えの美について簡単に触れてみました。拵え、即ち日本刀を入れると外装のこと。刀身を入れる鞘(さや)、茎(なかご)が入る柄(つか)(握る部分)、縁頭、および鐔(つば)などを
いい季節になりました、さあダンスを踊ろう!!こんにちは社交ダンスファンの皆様パブリコーポダンス同好会です新年度が始まりますスポーツに勉学にと一番いい季節始めでないでしようか軽やかな音楽に乗ってダンスを踊るのはとても楽しいもの心が癒されるし希望が湧いてくる会の指導者、田中先生ご夫妻田中先生ご夫妻JDSFA級会のFKペアの華麗なるワルツ新しい年度が始まるのに合わせて
優品鑑賞は「安芸国播磨守輝広」の脇差です種別片切刃造り小脇指刃長一尺五寸九分反り三分弱元幅一寸五厘元重二分三厘造込み片切刃造り小脇指、表切刃、裏平造りで棒樋に副樋を彫る。地鉄柾目肌、地鉄精良、地沸豊かに付く。刃文匂に小沸つく直刃小乱れ交り、刃中にホツ
先週の誌上鑑定の解答ですご覧ください先週の誌上鑑定の解答は新刀初期、陸前国『国包』の薙刀直しの脇脇差でした。種別薙刀直しの脇指刃長一尺六寸四分五厘反り五分四厘弱元幅一寸五厘元重二分九厘造込み薙刀直しの脇指、棟の庵やや高い、鏑地も柾目肌強い地鉄
日本刀の魅力は何だろういつもブログを見て頂き感謝しています。今回は日本刀の魅力です、ご覧ください。日本刀の魅力は何だろう、それは何といっても日本刀の研ぎ澄まされた姿ではないでしようか。機能を追求し一切の無駄を省いた姿・形にその魅力を感じておられる人も多いと思います。研ぎ澄まされた美しい日本刀日本刀の姿の美しさの第一はその曲線美であると言っても過言ではありません。日本刀の反りは無意味なものではなく
この時期こんな掛軸は如何ですか今回の記録的豪雨で被害を受けられ皆様に心よりお見舞いを申し上げます。どうぞ力を落とされずに頑張って立ち上がってください。いつもブログを見て頂き有難うございます感謝いたします。今回は「小川啓文」氏の「水墨山水」ですご覧下さい。日本人の故郷、そんな気がする掛軸です墨の濃淡だけでここまで描けるって素晴らしいですね。水墨画の魅力は、自在な線と墨の濃淡による表現。作者の筆あとに、墨色に、そして余白に観る人の想
優品鑑賞正重(室町末期伊勢国)いい刀を観るのは楽しいもの心が癒されるし希望が湧いてくる。今回の優品鑑賞は室町末期の伊勢国千子正重の刀です。ご覧下さい。刀正重刃長2尺4寸2分5厘反り8分元幅1寸強元重ね2分6厘鎬造り刀行の棟、鎬幅狭く少し高い。地鉄表裏共小板目肌やや柾に流れる。刃文匂口締まり気味の小湾れ風の目乱れ、所々沸付き叢沸。沸つくところは匂口深い
ブラインドダンスって素敵ですね4月になって入学式(孫が高校に入学)だ、授業が始まったなど云っていると連休が来てしまいましたいつの間にか山の木々も綺麗な緑色になっています端午の節句(5月5日)も近づき春景色も色濃くなりましたミツバチもここぞとばかり動き回っていますコロナ騒動も少し落ち着いている様ですし・・皆さん社交ダンスを楽しんで踊っていますか私は年を取ってももっと上手になりたいと練習していますが
前回に引き続き備前国の室町期の代表工の特徴をごく簡単に述べてみましよう。<室町期の備前物>応永から文禄(古刀末期)の約二百年間の室町時代は全国的に刀剣の制作が史上最多であり当然ながら備前国も多くの刀工が誕生して数多くの刀剣が鍛造された、そしてそれぞれの時代を代表する名工が輩出している。そこでこの間の備前物を大きく三つの時代に分けて、初期を応永備前、中期を寛正備前、後期を末備前に分けそれぞれの時代の代表刀工を覚えるとわかり易い。〈室町初期応永備前刀工一般の特
日本刀の鑑定(誌上鑑定Ⅲ)です日本刀の鑑定(誌上鑑定)についてその鑑定方法(私見)を述べてみましょう。誌上鑑定では、刀の押し型と記述してある、法量や(長さ、重ね、反り)、特徴などから答えが導かれるものなのです。個銘当りとはいかなくても、時代や国には入れるものなのです。それ故に、誌上鑑定で鑑定方法を勉強しておけば実刀鑑定でもその鑑定方法が生かされ答えを出すことが出来るようになるのです。誌上鑑定で少ずつ練習して日本刀の鑑定方法を
日本刀好きの人、是非見学に出かけて!!日本刀好きの人「現代刀の愉しみ」展にお出かけください現在、広島の頼山陽史跡資料館で「現代刀の愉しみ」が開かれています是非、見学に行って下さい現代刀の素晴らしを満喫できると思います今回、鑑賞に行って感じることは現代刀匠の技術の高さです地鉄の鍛えも大変よくよって刃文も素晴らしいものでした刃文の上に纏わりつく様な映りも・・現代刀匠の
広正気会剣道初稽古謹賀新年いつもブログをご覧頂き感謝いたします本年も宜しくお願いいたします1月4日は天気も良く広正気会の53回目の初稽古にはもってこいの日和コロナ禍で3年ぶりの初稽古を祝っているような一日になりました子供たち、保護者、指導者の皆で新年の挨拶のあと基本稽古、掛かり稽古年少児もやっと竹刀が大きく振れるようになりました最後は子供たち
連休最後の日は雨だった5日の能登地震(震度6強)で被害を受けられた皆様心よりお見舞い申し上げます昨日から降り続いている雨データ放送で24時間で85.5㎜今では90㎜を超えているでしようこの時期としては多いですね夏が近づいているのでしようテレビで紹介された近くの塩焼の山の地鳴り心配です(避難命令が出ています)そんな事で連休の最後の日は日曜日は雨だった庭の花々、近くの風景を記録してみました近くの調整池も雨に濡れて
第102回きらめき音楽館いつもブログを見て頂き感謝しています良い音楽を聴くのはいいもの心に安らぎを覚えます高校教員時代は年に1回は芸術鑑賞会がありましたから本物の芸術・演劇・音楽に触れてきました先日、8月19日第102回きらめき音楽館を妻と一緒に鑑賞してきました今回は、ソプラノ歌手の松村沙織氏の高く済んだ歌声に聞き入りました。本物の魅力に満足しました演奏曲は次のとおりですソプラノ:松村沙織
名品鑑賞来国俊(鎌倉期山城国)いい刀を観るのは楽しいもの心が癒されるし希望が湧いてくる。今回の名品鑑賞は鎌倉期の山城国来国俊の短刀名短刀ですご覧下さい。短刀来国俊短刀来國俊(鎌倉期山城国)刃長7寸5分内反り元幅7分3厘元重ね2分1厘平造り短刀平造り短刀真の棟。地鉄表板目大模様で柾状に流れる、裏精緻で緻密。刃文匂口締った直刃。刃区
厳島神社(国宝祓殿)で奉納武道先日8月20日、世界遺産の厳島神社の国宝祓殿で『厳島神社奉納・親と子の武道演舞大会』が行われ、広正気会の子供達も親と子が一緒になって剣道演舞を披露いたしました。世界遺産の厳島神社の神殿普通では決して立ち入ることの出来ない国宝の祓殿で剣道の演舞を厳島の神様の前、多くの見学者が見守る中で親と子が剣道の演舞をしっかりと披露したのです。以上は低学年
室町期の美濃国刀工の特徴そのⅠ前回に続いて今回も室町期の美濃刀工を見てみる鎌倉末期から南北朝初期にかけて美濃国での刀剣需要に応じて大和国から移住した刀工兼氏が志津派を形成したのが始まりで、大和国からは千手院、善定、寿命等の刀工がそれに続いた。美濃刀工と大和物との関連が強い事が知られ、作風にもそれが現われている事を無視することは出来ない。室町初期の美濃刀工は前期直江志津刀工の後代と思える刀工と関刀工が見られるがその作刀は少ない。〈室町初期の
「現代刀の愉しみ」展の鑑賞8月30日に妻と頼山陽史跡資料館で開催中の「現代刀の愉しみ」展を鑑賞に行ってきました久しぶりに目の保養をしましたね現代の日本刀作家の息吹を感じたものです私見ですが現代刀匠の作品も随分とレベルが上がったように感じます刃文、地鉄、映りなど見事でした見事な丁字刃、大房丁字など見事でしたそれに直刃も良かったですね元から先まで乱れることのない直刃でしたそうそう、棒映りもありましたね何れも、手に持って観てみたいそんな
―これから刀を学ぼうとする人へ―古刀期の相模国刀工の特徴今回は古刀期中心国のなかから相模国について見てみる。此の国が大きく刀剣史に登場するのは鎌倉幕府が築かれた後、武家政治の中心として発展したときからである。此の地での刀剣の生産が要求されるようになり、鎌倉中期の頃その需要に応えて北条氏が他国から刀工を招いた事が始まりとされている。北条家は当時の著名刀工の中から、山城国の粟田口派から国綱一統、備前国から国宗(備前三
木原和敏氏の水彩画「想」をご覧くださいいつもブログを観て頂き有難うございます今回は洋画家木原和敏氏の水彩画「想」8号大の作品です画像をご覧ください非常に良く描かれていますね描かれた女性が清楚で、落ち着いて、しかも品があって美しい女性像に仕上がっていますとくに目、唇、髪にそれを感じます軽やかですっきりし、明るく健康的な女性像を感じることができます本画(洋画)は重厚さがあり、どっしりして迫力満点で素晴らしいものです
剣道合宿稽古(広正気会)8月5日~6日、広正気会の夏期合宿を呉市蒲刈のB&G海洋センター体育館で行いました。コロナ禍で4年ぶりの合宿でした。気温が35℃を超える中(勿論エアコンはありません)子供たちは良く頑張ってくれました。汗ビッショリになって稽古に励んでくれたと思っています。さあ合宿稽古が始まりました、頑張ろう正気会OBが熱心に教えてくれました今年の合宿は正気会OBの皆さんが沢山駆
凄い人が入ってこられました!!凄い人がパブリダンス同好会に入ってこられました吃驚ですなんと学連で活躍したお方でした生徒さんと踊るIさん11月から入会されたのですがその踊りを見て皆さんびっくり度肝を抜かれましたね年も40歳すぎお蔭さまでパブリダンス同好会の平均年齢をぐっと下げました先日、12日のパブリダンス同好会のパーティーでデビューされ皆様に大人気を博しましたパブリダンス同好会は田中先生ご夫妻(JDSF
長い夏休みも後半にはいりました7月下旬の剣道大会先日の夏期合宿と色々あった夏休みもあっという間に後半にはいりました。厳島神社奉納「親と子の武道演技大会」の練習も佳境に入ってきました。低学年の部、親と子が一緒に練習コロナなどの影響で久しぶりの出場となりました。何しろ親と子が国宝の祓殿の神様の前で演武ができるのです。素適ですね。親と子が一緒に稽古して一緒に出場する何て事はめったにありません。こちらは高学年
記憶に残る一刀(日本刀)私の約50年にわたる日本刀人生の中で記憶に残る一刀を紹介してみましよう最初の一刀は短刀「備前長船住長義(名物大阪長義)」です平造り短刀備前長船住長義(名物大阪長義)重要文化財正平十五年三月日刃長、9寸1分余、やや反りがある(1分)造形は、平造り真の棟、身幅1寸弱、重ねは薄い地鉄の鍛錬は、板目肌やや大振りのところもある地映り
稽古納めを迎えたことに感謝!!先日26日、今年の稽古納めを行いました大過なくこの一年を過ごせたことに感謝いたします子供たちも良く頑張ってくれました努力したことが報われる日がきっと来ることでしよう広正気会、今年も色々あった一年でした1月4日の初稽古、皆で神社までランニング一人10本ずつ大きい声で素振りをしました8月の蒲刈一泊合宿稽古の様子途中で食べたアイスクリーム美味しかった
―これから刀を学ぼうとする人へ―古刀期の大和刀工の特徴(その2)此の国は古くから刀剣史に鍛冶の名が伝えられていて此の国の歴史、文化から当然と考えられるが、その時代の現存作の確証出来る物は稀少で見る機会も難しい。鎌倉末期から南北朝期、室町期に至る大和物。大和物は他国の物と較べてその特色が際立っているといって良い。それは、身幅の割りに鎬幅が広く鎬高の造りとなり、特に鎌倉期の物は平肉が豊かである。平肉が普通の状態は時代の下がる室町期に共通