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心理学者、内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…心理学の古い理論に、「カタルシス理論」というものがあります。心の中に不満や鬱憤が溜まってしまったら、それを外に吐き出したほうがスッキリするよ、という理論です。不満を溜めこまず、外に吐き出せばラクになるというのは、なんとも理論的であるように思われますが、これはまったく効果がないことがわかっています。アイオワ州立大学のブラッド・ブッシュマンは、カタルシス理論に基づけば、イライラしたときには、モノを殴ればスッ
内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…ヴァージニア・コモンウェルス大学の心理学者ジャック・W・ベリー博士たちは、「自分はツイている」と強く思っているグループと、「自分はツイていない」と信じているグループにわけて、それぞれのグループにおける傾向を比較してみました。その結果、「ツイていない」と信じている、不満屋のグループの人たちは、すぐにカッとなりやすい傾向があって(つまり感情を抑制できず)、もし口論をしようものなら、「ツイている」と信じている人に比べて約2倍も長びかせることが
内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…心の中で、「あまりやりたくないな」と思っていることは、習慣化できません。辛いとか、苦しいとか、ネガティブな気持ちになればなるほど、習慣化は難しくなります。カナダにあるヴィクトリア大学のネイビン・コーシャルは、スポーツジムに入会した新規会員111名(平均44・4歳)を対象に、きちんとジムに通って運動をするという習慣ができあがるのかどうかを調べさせてもらいました。調査期間は1週間です。その結果、習慣化するのに必要な