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携帯電話を開けると、「Pourvousあなたのために」というタイトルで、懐かしい写真が出てくる。先日、こんな写真が出てきた。「あれ?この写真、まだ携帯に残っていたんだっけ?」と不意をつかれた感じだった。2017年の夏、日本滞在中、ボクシング教室に体験参加したのだ。この時、雄亮の親友ジュールも一緒に行ったのだった。スポーツも万能だったアリス。この日も、とても楽しんだ。こんな楽しい日が続くものだと思っていたのに。人生なんて、わからないのだ。
昨夜のニュース番組の特別枠、なんとテイラースイフトが取り上げられていた。「テイラースイフト現象」というタイトルで。アメリカにおける人気の様子、そして、若者への影響力の大きさが語られていた。アメリカでは、それほどすごいんだよ、、、ということ。フランスでも、アリスみたいな、大ファンはいるけれど、アメリカほどではない。アリス、テイラースイフトの新しいアルバムが出たんだって。お友達のインスタグラムのストーリーを見て、気がついたよ。Youtubeでも、彼女の新曲が紹介されてい
アリス、見て!アリス、お母さんを褒めて!あなたの勧めで初めてDuolingoで初めて、ダイヤモンドリーグで、1位を取れたよ。韓国語、だいぶ読めるようになって、ドラマの聞き取りも、少しできるようになった。かつて、フランス語を勉強し始めて、ソフィー・マルソーの言っていることを理解できた時は感激した。それと同じく、韓国の俳優さんや、SHINeeのメンバーの言っていることがわかるようになって、めちゃ、嬉しい。ありがとう、アリスのおかげだね。(アリス、見て、ダイヤモンドリーグの色は、
先月、星付きレストランで開催した和食会。そのレストランに勤める若きソムリエ、K君。彼が、自殺未遂をした、という連絡が来た。しかも、和食会があった、その夜にしたという。ええー?ほぼ、普通に見えたのに?あの日も、笑顔だったのに、、、と、ショックだった。ここ数ヶ月、彼の体調がイマイチ、というのは、聞いていた。真面目で、知識豊かな彼の作るカクテルは、とても美味しい。24歳の若さでも、こんな高級レストランで、働けるなんて、よかったね、、、と思っていたのに。「ほぼ、普通」と、
アリス〜、今、どこにおるん?お母さん、さみしいねん。あなたがいないと、耐えられへんって、、、。独り言は、関西弁です。でも、アリスに言われた。「大阪出身(の日本人ママ)Aさんと、お母さんのアクセント、違う。彼女の日本語は、わからない時がある」まあね、関西は関西でも、場所によって、方言やアクセントが変わるからね。私が住んでいたのは、武庫之荘。阪急電車を見ると、ノスタルジー。いい思い出しかない土地。だから、アリスの話す日本語は、私の話す日本語に似ていた。そ
精神科医が“うつ病”という時は、“内因性うつ病”を意味する。DSM-5(アメリカ精神医学会の診断基準)では、“大うつ病性障害”が、ほぼこれに相当する。今回は、6年近く経過を見ている、内因性うつ病の患者さんを紹介し、私のコメントをつけてみました。内因性うつ病の特徴を掴んでください。H子さん、昭和31年生れ初診日:平成24年2月診断名:うつ病(内因性うつ病)もともと他人に気を遣う性質で、30歳(昭和61年)のころ、「職場の人間関係からうつっぽくなって」精神科を一度だけ受診したが、2~
パリの精神病院に、強制入院させられ、その後、迎えに行った。パリの精神病院の患者に対する扱いは、許せないものだった。精神科医師とそのスタッフの言動は、スキャンダル級だった。その大病院が、そういう悪評があると知ったのは、アリスが旅立った後だった。アリスの心身がズタズタにされた後、秋休みまで一週間あったので、アリスと一緒にパリに残ることにした。退院してすぐに、アリスは、大学に復帰したのだ。この日、お兄ちゃんも、パリに来てくれて、3人でベトナム料理のお店に食べに行った。
アリスは、テイラー・スイフトの大ファンだった。(テイラー・スイフトのサイン付きCDを手にして、喜んでいるアリス、2020年の11月。)そのテイラー・スイフトのコンサート、猛暑のせいで観客に死者が出たという。このニュースを聞いたら、また、アリス、心、痛めただろうなあ。私たちの結婚記念日を一日遅れで、レストランに行ってお祝いした。そのため、珍しくスカートを引っ張り出してきた私。そして、ストッキングを履こうとしてたら、、、そのストッキング、アリスのものだったらしい。結び
少し前に、こんなカードが届いた。送り主は、アリスが入院中、知り合った女の子から。アリスとその子は、ほんのわずかの期間しか、交流がなかったのに、ものすごく印象を残したらしい。コムデギャルソンPlayのボーダーシャツ。これは、亡くなる2日前にプレゼントしたもの。すごく喜んでくれた。最期の日も着ていた。これは、それ以前によく来ていた、紺色のバージョン。これは、「文化遺産の日」に、行政機関を訪れた時の写真。『2021年9月その3』昨日は、つ
今週も、忙しい一週間が終わった。一人の参加者さんが、「もしかして、ガス漏れしてませんか?なんか、ガスの臭いがする」と、料理教室の最中に、そう言った。私達はもちろん、他の人も、それには、気が付かなかった。教室が終了して、片付けをしている時、ステファンが、「確かめてみよう。」と言って、湯沸かし器の近くで、マッチをつけたのだ。それを、そばで洗い物をしながら見ていた私は、「何してるの?まだ、死にたくない!」と言ってしまった。もし、本当に、ガス漏れしていて、着火したら、大ごと
先週から、ドラマを見ながら、編み物を始めた。この前、ブログにアリスのために編んだことを書いたから、編みたくなった。今までは、つらくなるから、編みたい気持ちは、少しあっても、取り出せなかったのに。アリスと一緒にドラマ鑑賞。「EyeLoveYou」、最初は、良かったのになー、後半、ちょっと物足りなかった。ああ、アリスにも、こんな恋愛して欲しかった。「お母さん、余計なお世話よ!」って、言われちゃうね。お天気の良い日もあれば、肌寒い日もある4月。我が家の庭も、春満開です
冬休みを終えて、パリに戻ったアリス。今、改めて、写真を見ると、やっぱり、表情が硬いかなあ。だけど、真面目な顔して、写真を撮ることだってあるじゃない。しかも、地下鉄の中で、撮ってるし。私に、心配かけまいと、毎日、スナップチャットで写真を送ってきてくれていた。この日は、パリのオペラ座近辺の、日本人街に行ったんだね。「引越しした人が、ゴミ袋、置きっぱなしにしてるのよ」と言いながら、ゴミ袋の前で、自撮り。良さそうなアパルトマンなのに、そんなことする人がいるのね
パリの精神病院を退院した後の写真。すぐに課題に取り組んでいた。アリスに会いに来てくれたお兄ちゃんは、ベッドの上で休んでる。アリスの部屋の壁には、大切な写真がいっぱい貼られている。私たちを含め、大事な友人たちの写真、それを見て、少しは励まされたんだろうか?でも、私達の存在は、病魔には勝てなかった。漢字の勉強をしているね。日本と外国の架け橋になりたかったアリス。最後の最後まで、漢字の勉強に励んでいた。いつか、病魔に打ち勝つことを夢見て。でも、病魔が強すぎた
2022年1月のベルリン旅行の写真、まだ、終わってなかった。寒いベルリンの街、一人旅行したアリス。世界中の歴史にも強く興味を持っていたアリス。特に戦争のこと。私は、小学生の頃、戦争に学んで、うんざりしていた。こんなに学んだのに、世界では、まだ、戦争・紛争が続いている。なんで?って。2021年の頃、アリスは、まだ、そう言った社会の不条理に、立ち向かおうとしていた。『アリスの志し』2021年の日記に、アリスが書き残していたもの。まだ、高校3年生。この頃は、外交官ではなく
仕事がうまく行って、こんなに達成感があるのに、、、夫婦仲良く過ごして、幸せ感もあるのに、、、どこかでアリスも、頑張っているような気もするのに、、、もうアリスはこの世にいないんだ、という現実を受け止めると、私にとって全てが意味がない気がしてくる。今日から、冬時間。あなたを捕らえた、冬がやって来る。これは、我が家の洗面台の鏡の前で。年末に帰省した時のもの。「このアウター、大好き」そうだね、おしゃれだよ、とてもよく似合ってるよ。可愛いお目
久々に、テンションの上がる出来事があった。すごく、久しぶりのこと。アリスと私が大好きな、オニュのニュースが入ってきた。去年の春から、体調不良で、表舞台から姿を消していたオニュ。休養宣言前、驚くほど、痩せていたから、とても心配していた。もし、ジョンヒョンと同じことになったら、どうしよう、、、と。(ジョンヒョンは、オニュと同じグループのK-popのスターだったけれど、自ら旅立ってしまった)インスタグラムを見ていたら、麗しい男子の写真。オニュ、ってすぐにわからなかった。「
ちょうど9年前の写真。アリスは中学一年生。まだ、発病していない頃。何の心配もなかった頃。あの頃は、「ワンピース」に夢中だったね。あの頃に戻って、もう一度、やり直したい。
一周忌の日、アリスの親友アガットが、シェアしてくれた動画。アガット、ありがとう。こちらは、アリアがシェアしてくれたもの。アリスの17歳の誕生日会の時の写真だね。最初のロックダウンが明けた直後、開いた誕生日会。「ほらね、君が天使になってから一年、ものすごく寂しいよ。大好きだよ、アリス。」ありがとう。みんな、ありがとう。
「朝のこない夜はないIln'yapasdenuitquelematinn'arrive」その言葉を信じていた。アリスが旅立つ前の話。ステファンも、私に、よく、こう言っていた。「Quandonveut,onpeut望めば、できる」努力すれば、目標は、叶う。叶わなければ、自分の努力が足りない。そう思っていた。でも、現実は、そうではないのに、気がついてしまった。アリスに気づかされてしまった。昨日、ポドローグ(足病医)に行ってきた。股関
もう16回目の月命日。(16emeanniversairededatemunsueldedécès)アリス、「16」だよ。あなたの数字、「16」にお母さんも反応するようになったよ。同じ境遇の方のブログの中で見かける言葉、「時薬」。「時が経てば、心が変化する」という。けれど、そんな「時」が訪れるまで、自分は耐えられるんだろうか?アリスが旅立って間もない頃は、料理教室の準備中、包丁の刃を自分に向けたい衝動に駆られるのを抑えるのに必死だった。可愛い娘が、苦し
先日、ステファンの従弟宅へ行ってきた。彼女(籍は入れてないけど、奥さん)のお誕生日会だった。彼らの娘ちゃんと、姪っ子ちゃん、従弟のご両親も一緒だった。娘ちゃんは幼稚園の年長さん、姪っ子ちゃんは、小学一年生。姪っ子ちゃんは、独仏のハーフ、バイリンガルだという。日本語を教えると、サッと覚えた彼女。彼女のおしゃべりなところ、ちょっとはにかむところ、アリスを思い起こさせた。もちろん、顔は似てはないんだけど、雰囲気が似てた。ああ、アリスも、こんな感じだったなあ、って。『幼稚園
アリス、来月であなたは21歳だよ。聞き慣れない年齢だね。だって、あなたは、永遠の19歳だから。昨日、ブラサックにある、パピッシュとミミーヌ(ステファンのおじいさん、おばあさん)、そして、あなたのお墓参りに行ってきたよ。アリスのお墓、と言っても、納骨はしてません。ただ、アリスの髪の毛を少し、アリスの大好きなミミーヌと一緒に、埋めてあげたんです。(その時の様子はこちら↓)https://ameblo.jp/aliceayaka16/entry-12790606763.htm
この日も、アリスは、いつも通り、笑顔だった。こんなに笑顔なのに、だれが、「アリスはうつ病だ」なんて、思うの?この頃、この、淡い若草色のセーターが好きで、よく着てた。ステファンのおばあさんから毛糸を譲り受けた。編みかけのものもあって、ちょうど若草色だったので、アリスのために、ベストを作ることにした。(3月なのに、しめ縄があるのは、愛嬌です。綺麗なので飾ってます。)この日も、何枚も、笑顔の写真を残してくれた。袖のないセーター、
アリスのお勧めで、聴き始めたSHINeeのオニュの歌。声が良くて、曲もいい感じで、私もすぐに気に入った。彼の写真を私に見せて、アリスは、「かわいいでしょう!」と言う。でも、地味な彼のルックスに、「え?」と返してしまった私。今は、私も、オニュのファンだから、たくさん、歌を聴いて、動画も見て、写真も見て、「オニュ、かわいい!」と思う。残念なことに、その彼、今は、体調を崩して、一年近く、表舞台から、姿を消している。オニュの歌に関しては、何度か、書いてきた。『Lifego
昨日、4月8日は、アリスの好きな歌手、ジョンヒョンの誕生日。SHINeeのメンバーはもちろん、ファンの方も、たくさんお祝いしていた。アリス、お母さんも、あなたのために、ジョンヒョンの歌、聴いたよ。アリス、あなたは、あちらの世で、ジョンヒョンに会えただろうか。『ジョンヒョンの誕生日』4月8日は、SHINeeのジョンヒョンの誕生日。アリスの手帳に韓国語で書いてあって、なんだろうかと思ったら、ジョンヒョンの誕生日だった。今年はお母さんが、あ…ameblo.jpお誕生日だった
2年前の春休みに帰省していた時の写真。「2年前」と自分で、書いて、胸が苦しくなる、、、。昨日のようにも思えるのに、、、。運転するのが嫌いな私も、アリスのためなら、タクシーになってあげるわよ。また、16時5分にパチリ。お母さん、変な顔ね。どこに行くためだったかは、覚えてない。と思ったけど、よく見たら、Naillouxの駐車場の写真かも。ナイユーは、我が家から車で15分ほどのところにある田舎に造られたアウトレット村。ってことは、二人でショッピングに行っ
一年前、まだ一緒にいたのに。あなたのすぐそばで、あなたの笑顔を見ていたのに。この日、いっぱいセルフィーを撮った。頭の上に写っている、空調の吹き出し口が、天使の輪に見えて、ドキッとしたのを覚えてる。この笑顔のどこが、「死」を覚悟した人のものなんだろう?やっぱり、アリスは、病魔に拐われたんだ。私たちの前では、最後の最後まで、笑顔という仮面をつけていたんだね。祥月命日、そんな言葉も知らなかった。渡仏して、26年以上経つし、日本
韓国ドラマとK-popファンだったアリス。BTSのメンバーが皆、兵役に就いた、と知ったら、びっくりするだろうなあ。『BTSのV』アリスの引き出しの中に残されていたデッサン。K-popの有名なグループ、BTSのメンバーの一人、V。彼は、家庭に事情があり、おばあさんに育てられたんだそう。…ameblo.jp日本人が、天災と背中合わせで暮らしている様子が、こちらの人からすると、不思議らしい。地震や台風など、フランスにはない天災が起きる国、日本。そして、韓国は、北朝鮮との緊
「普通」って何なんだろう?アリスは、「普通」じゃないから、一人で、旅立ってしまった。アリスは人並み外れて、優秀な生徒だった。勉強も、スポーツもすごくできる子だった。友人も多かった。輝かしい未来があるものばかり、と思っていたのに、「普通」に生きることができなかった。私自身も「普通」ではない。私の場合、「変な人」なのだ。それは、自覚している。普通に大学に行って、普通に結婚して、家に入り、子供を産んで、、、そういう人生ができない性分なのだ。もし、私が男だったら、まだ、「普通」の
もう11ヶ月も経ってしまったんだ。あの日も、私たちと一緒にいた時は、笑顔だったアリスなのに、、、どうして、もう、その笑顔には会えないのだろう。ミシュラン星付きレストランにおいての、和食会が終わって、ほっとした。スタッフも、お客様も皆、満足で、笑顔だった。私の後ろで微笑んでいる方が、このレストランのシェフ。彼は、8人きょうだい、そのうち3人のお姉さんを亡くしている。そのうち二人は自死。もう一人のお姉さんが交通事故で亡くなった時、姪っ子も6歳で、一緒に亡くなったそうだ。