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前回までで西洋占星術には時間の概念があり、その基本になるのは宇宙時間で、さらに宇宙時間を出生(ネイタル)で止めた個人時間があるとのことでした。この個人時間はネイタルのホロスコープに端的に現れて、このネイタルのホロスコープから新たな個人時間を刻むプログレスのホロスコープと宇宙時間をネイタルのホロスコープに関係させるトランジットのホロスコープの三重円で動的三次元的に個人時間を読むのが西洋占星術での個人時間を使った個人の鑑定となると言えます。それに対して個人時間を静的二次元的に見るのがネイタルのホ
この西洋占星術と時間の概念のシリーズでは、前回までで、西洋占星術が宇宙時間(マクロコスモス)と個人時間(ミクロコスモス)で構成されており、宇宙時間は永遠に時を刻んでいきますが、個人時間はネイタル(出生)を機に時が止まり、そこから改めてプログレス(進行)の時間が流れ、さらに宇宙時間を個人に置き換えたトランジットの時間と関わるということでした。つまり宇宙時間はこれは宇宙の流れとして永遠に続くものですが、個人時間はネイタルと、プログレスとトランジットが絡み合い、このネイタルの円、プログレスの円、トラ
前回までで西洋占星術と時間の概念はハウス解釈からの成長の流れまでをお伝えしました。西洋占星術と時間の概念には宇宙時間と個人時間があります。星(天体)が星座(サイン)を運行していくことにより、その星の組み合わせなどにより、宇宙時間(マクロコスモス)が進んでいきます。そして個人が出生するときに個人時間(ミクロコスモス)としてネイタル(出生)のホロスコープが出来上がります。この時には宇宙時間を止めたものとして個人時間が出来上がるのです。そしてこのネイタルのホロスコープから、新たな個人時間が始