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2018.04.17一日一季語松の緑摘む(まつのみどりつむ)【春―生活―晩春】緑摘む池の中より梯子立て青柳志解樹青柳志解樹(あおやぎしげき、1929年1月24日-)は、長野県出身の俳人。。1953年、林邦彦を知り、加藤楸邨の「寒雷」に投句。1957年「鹿火屋」に入会、原コウ子に師事。1979年「山暦」を創刊・主宰。1992年、句集『松は松』で第32回俳人協会賞、2014年『里山』で第3回与謝蕪村賞を受賞。2018年『冬木の桜』で第5
本日、福岡市中央区の植物園に出かけた。目的は薔薇園の偵察であった。しかし、行く途中にこの看板に吸い寄せられるように、牡丹園に向かった。島の藤という品種黄冠という品種なかなか綺麗に咲いていた。その側に庵がある。これが何と俳句の詠める庵なのである。本日は、H高校の3年生が遠足に訪れていた。ハイジャン男は、中学校時代にバスケットボールの試合にこの高校をよく訪れていた。当時は男子高校だったが、今は男女共学のようだ。庵の中には、H高校3年の男子生徒が3人、俳句を詠もうと思案中であった
2018.05.29一日一季語紫陽花(あじさい《あぢさゐ》)【夏―植物―仲夏】あぢさゐのどの花となく雫かな岩井英雅*2018.5.18近所の紫陽花岩井英雅(いわいえいが)1950年大阪府出身。1972年「杉」入会、→森澄雄に師事。1976年「杉賞」受賞、「杉」同人。NHK学園講師。俳人協会会員。*2018.05.28会社のビルの紫陽花【傍題季語】四葩(よひら)七変化(しちへんげ)八仙花(はつせんか)かたしろぐさ
2018.05.14一日一季語聖五月(せいごがつ)【夏―時候―初夏】空を見て飲み干す女聖五月辻村麻乃*栃木松が峰教会辻村麻乃(つじむらまの)1964年東京都生まれ。1994年「篠」入会。2006年『プールの底』(角川書店)。俳人協会埼玉県支部事務局、世話人。ににん創刊同人。篠、編集長、副主宰。**詩人の父、岡田隆彦の影響で幼い頃から詩作を始めるが、祖母、母が俳人であったため同時に句の手解きを受ける。青年時代
2018.04.20一日一季語楓の花(かえでのはな《かへでのはな》)【春―植物―晩春】一切経堂開け放たれて花楓稲富義明(稲富義明)(いなとみよしあき)(1932~1998)佐賀県出身。第二十八回角川俳句賞受賞作品「かささぎ」【傍題季語】花楓(はなかえで《はなかへで》)【季語の説明】楓類は新葉が開きかかる頃、暗紅色の花をひっそりとつける。*楓の種です【例句】仏足
2018.5.1一日一季語端午(たんご)【春-行事-初夏】大原女の紺着のにほふ端午かな石原舟月*2018.4月大宮にて石原舟月(いしはらしゅうげつ)1892年3月7日-1984年10月13日)。現在の山梨県笛吹市御坂町生。本名は起之郎。1921年、「雲母」入会、飯田蛇笏に師事。のち「雲母」同人。戦後は一時期東京の自宅に「雲母」発行所を移し、復刊・継続に貢献した(1946年-1951年)。「雲母」一筋の作家で、実業に携わりながら自然と生活を深い