ブログ記事176件
浮力の記事※浮力はなぜ難しいのか~スルスル解ける解き方紹介~がよく読まれているようなので、続きを書こうと思います。前回の浮力の記事には台はかりを登場させませんでした。わざとです。浮力の基本を理解するにあたり、台はかりのこともいっぺんに考えると混同することがあるため、私は実際の授業で扱うときも台はかり以外をマスターさせることを優先しています。ぜひ、前回の浮力の記事を先にお読みください。なぜいっぺんに扱わないか?力のかかっている物体が異なるからです。典型的な問題から始めてみましょう。
作用に対して反作用…力の大きさは同じ力の向きは逆子育てもまたそうだと思っています。その愛自己満足じゃないんですか?
作用反作用の力とつりあいの力は、初学者がよく間違う概念です。そもそも「作用反作用の力」という名称が、誤解を生みます。といっても、ニュートン自身が使っていた言葉なので、しかたありませんね。ニュートン以前には「力は相互作用である」という発想は明確になっていませんでした。例えば「力をこめる」「力をためる」などの誤った表現は、ニュートン以前の、力の概念があいまいだったころの表現です。まず、作用があって、その後、反作用がある、と、誤解している人も多いのではないでしょうか。