ブログ記事115件
甲状腺がんは一般的にはおとなしいがんではありますが、悪性腫瘍ですからリンパ節転移も起こします。リンパ節転移起こしやすいのは乳頭癌、髄様癌、未分化癌です。濾胞癌のリンパ節転移はかなりまれです。濾胞癌がリンパ節転移を起こすと、やや悪性度が高そうだと判断されます。甲状腺から発生するリンパ腫は、MALTリンパ腫という比較的おとなしいタイプではリンパ節転移は少なく、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫という比較的悪性度の高いタイプではリンパ節転移を来しやすいです。注意が必要なのが低分化
前回の続き『⑦卵巣転移疑惑とPET検査』前回の続き『⑥告知』前回の続き『⑤大きな病院で検査』前回の続き『④胃がんの強い疑い』前回の続き『③胃カメラ』前回の続き『②嘔吐』前回の続き…ameblo.jp2020年4月14日いよいよ消化器外科へ先生の第一声が内科の時と同じく「どこまで聞いてますか」私は「まだ何かあるんですか」と心の声外科の先生のお話では1日も早く手術したほうが良いと思うと。もし卵巣に転移しているならステージ4。その場合は癌を取る根治手術では
充実型乳頭癌で重要なことは、2015年の取扱い規約改定以前は、充実型乳頭癌という分類はなく、低分化癌に分類されていたということです。腫瘍細胞の配列が低分化癌に類似していたためです(甲状腺低分化癌の診断を参照)。しかし低分化癌と決定的に違う点があります。充実型乳頭癌は「乳頭癌」ですから、細胞の核が乳頭癌の特徴を有しているのです。低分化癌の細胞は、乳頭癌に特徴的な核を持っていません。そして悪性度も違います。充実型乳頭癌は、通常型乳頭癌よりもやや悪性度が高いという報告もありますが、予後はきわめて良好
今日、病理検査の結果を聞きに行きました。担当医からは『乳頭がん』『リンパ節転移なし』と報告がありました。リンパ節に転移がなくて良かった‼︎腫瘍のサイズ11ミリ×8×7ミリ私は乳頭癌でも今の病院ではCTを撮影していません。PETも然りで。みなさんはされているので気になっていました。【私の場合、ごく初期なので必要ないから】という理由だそう。。でも今後が気になるのでPET検査受けることにしました次回の予約を取って検査結果の紙を渡されて、採血して出ました。渡された紙をよく見
さてふたつめの謎、【リンパ節として提出された検体にはリンパ節は含まれませんでした】の件そんなことあるんか?と思いますが、私のリンパ節(粒々)なかったの?分かりづらかったの?涙この辺りかな!にリンパ節はなかったの?本当謎すぎて…【まちだ甲状腺クリニック】の先生がこんな記事を書かれていました。(コピペさせていただきました。問題あるなら削除します)リンパ管の途中には豆のようなものが数珠状に連なっていて、これがリンパ節です。ここにはリンパ球など、自己防衛の組織が待機していて、病原菌な
退院後、初めての検診ウキウキ(私、病院大好きなんですよ笑変わってますかね?)外来予約は11時でした。この日の流れ◯採血◯病理の結果◯診断書できてたらもらう10時すぎには病院に到着!外来受付をする。受付票に採血の表示がなくて「あれ?」と。採血受付に行くと、「事前に予約が入ってないと」え〜〜。そんなはずはない!ここではどうする事も出来ないので直接先生に聞いて下さい。と。乳腺甲状腺受付に行く。するとすぐ呼ばれた!色々聞きたいことまとめてたのに不意打ちでなんなら予
11月胃がん宣告されました。徒然なるままに闘病記を残していきます。
がんには分化度というものがあります。細胞は分裂を繰り返して様々な臓器に分かれていきます。これが「分化」ですが、がん細胞が正常臓器に近いくらいに分化して成熟していれば「高分化がん」、正常臓器とは程遠い未熟なものは「未分化がん」と呼ばれます。(高)分化癌は正常な甲状腺組織に近い性質を持っていると考えていいでしょう。甲状腺がんの場合、(高)分化癌は乳頭癌と濾胞癌のことを指しています。それに対して低分化癌や未分化癌は成熟度が低い、つまり正常組織から逸脱していると考えてください。一般に分化度が低い