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このほど参議院選挙東京選挙区から立候補して、惜しくも落選した作家の田中康夫氏。長野県知事なども務めた有名な政治家でもある田中氏ですが、『大学受験講座』(角川文庫)という著書があるのを知ってる人は少ないかもしれません。まあ、この本、はっきり言ってバブリーです。どの大学に入ればチヤホヤされるかとか、そんなことばっかり書いてありますw初版が1988年。まだ日本がイケイケだった時代の話です。でも、ここに書かれている勉強法は、意外にも超硬派。何しろ田中氏は伊藤和夫師が現役バリバリ
薬袋善郎師は、今でも社会人には人気ですが、現役の受験生にはちょっと忘れられつつある存在かもしれません。薬袋は珍しい苗字ですが、「みない」と読みます。1982年に東大法学部を卒業し、駿台予備校で講師デビュー。FrameofReference(フレイム・オブ・リファレンス、F.o.R.)と名付けられた英語構文の読解法で、英語が苦手な駿台生にとっては救世主的な存在だったそうです。その後、1999年に代々木ゼミナールに移籍。しかし、鳴り物入りで移籍したものの、細かく構文をとって
最近、書店には予備校講師が書いた一般向けの本があふれかえっています。特に英語は「やりなおし」の需要が多いので、予備校講師が書いたわかりやすい解説本が他教科と比べても多いです。研究社、プレイス、中経出版などから予備校講師の学参を一般化したような本がいっぱい出ていて、TOEIC、英検の対策本もかなりあります。ただ今回はそういうものではなく、一般書のレーベルから出版された本に絞ってご紹介したいと思います。なんと言っても、まずは河合塾の里中哲彦先生。現役講師の中ではかなりの重鎮
2018年4月20日、研究社から伊藤和夫『[新版]ルールとパターンの英文解釈』が発売されました。[新版]ルールとパターンの英文解釈2,160円Amazon著者は『英文解釈教室』『ビジュアル英文解釈』で有名な駿台予備学校英語科講師・伊藤和夫師です。この『ルールとパターンの英文解釈』は文化放送の「旺文社大学受験ラジオ講座」で伊藤師が行った講義が元になっています。当初はテープ教材として発売。その放送原稿を書籍化したのが、1994年の書籍版『ルールとパターンの英文解釈』でした。絶版にな