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A-2新問BPSKと16QAMにおけるC/Nについて計算する問題です。新問ですが令和元年7月期FA107A-3で出された16QAMの平均電力を求める問題を思い出せば解答の糸口になったと思います(後述)。題意より各信号点は等確率で発生するので、BPSKと16QAMのC/Nの比較にはそれぞれの信号平均電力を用いることができる。①BPSKの平均電力BPSKにおいては信号間距離をdとすると各信号点における(搬送波)信号電力は(d/2√2)^2=d^2/8であり、これが2点あって2倍、
B-1過去問同じ平成24年FA401B-5ひずみに関する比較的易しい問題です。ア×相互変調積は奇数次は妨害となるが、偶数次は問題にならない(混変調は強い信号強度を有する妨害周波数波が振幅変調波である場合にその変調成分で希望周波数波が変調されてしまうことをいう)。『相互変調について』相互変調についての解説はオリックス・レンテック株式会社のサイトに詳しく載っていますが、これを簡単にまとめてみました。http://www.orixrentec…ameblo.jpイ×振
B-4過去問類似平成31年FA101A-18フラクショナルN形PLL周波数シンセサイザの動作原理に関する問題です。フラクショナルN型PLLの平均出力周波数foを求める式を説明しておきましょう。まず、基準周波数fref、分周器の分周比をNまたはN+1とするとPLLの出力周波数はfo=fref×Nまたはfo=fref×(N+1)となります。出力全期間TN+TN+1に対するそれぞれの出力の割合はTN/(TN+TN+1)あるいはTN+1/(TN+TN+1)となるので平均出力周波数fa
B-5過去問類似平成30年FA001A-2中波放送における精密同一周波放送(同期放送)に関する問題です。ア×差Δfが「0.1[Hz]」を越えて変わらない・・・が正しい。イ〇ウ×位相差φが0および2π[rad]のとき電界強度2倍、φがπ[rad]のとき0となる。エ〇正しいオ〇正しい
B-1古い過去問同じ平成26年FA601B-2DME(DistanceMeasuringEquipment:距離測定装置)に関する問題です。9年前に一度出題されていたようです。ア連続的に距離の測定自体は質問に対しての応答時間を測定することから算出するのである意味単発的であるが、これを自動的に繰り返すことで「連続的に」距離情報を与える装置である。イUHFDMEでは航空機から質問信号(962-1213MHz)が送信され、地上局は周波数差63MHzの電波で応答信号を送信
A-8新問まるで1アマの問題のような、スーパーヘテロダイン受信機における影像周波数を求める問題です。スーパーヘテロダイン受信機における周波数変換回路は上図のブロック図のようになっており、RF入力周波数と局所発振器周波数の差が出力される。このとき定められた中間周波数出力が得られるRF入力周波数には上図のように局部発振器周波数の上下にFuとFlの2つがあり、例えばFuを受信希望周波数とするとFlを影像周波数といい、同じ中間周波数を持っているためFuの受信を妨害してしまうことがある(影像周波
A-20過去問同じ平成29年FA907A-18サーミスタ電力計に関する問題ですね。A10[mW]B【おまけ】このブリッジ回路において平衡が成り立つ場合のR1の値はR2/R3/R4によって決まることになるので、ある一定値となるはずである。これをどうやってブリッジの外にあるVRで調整できるのか・・・R1はサーミスタであるが、流れる電流により温度が変わり抵抗値も変わることを利用している。すなわちVRを調整することでR1を流れるバイアス電流を増減させて発熱を制御し抵抗値を変
A-2過去問類似平成28年FA807A-5デジタル通信における帯域制限についての問題ですね。Asin(πfT)/πfT図2に示す波形は題意より|G(f)/T|であるが、正規化周波数が正の領域に着目して見ると正規化周波数fTが大きくなると振幅が小さくなるsinカーブの絶対値に似ていることに気がつけば、[A]に当てはまるのは分母にsinがあるsin(πfT)/πfTであることは推測できると思う。B小さい図3の縦軸は(正規化)通過量なので、α=0のとき帯域幅最小となり、α
A-14新傾向類似FA201A-13PCMにおける量子化ビット数と信号対量子化雑音比(S/NQ)の改善量に関する問題で、過去問ではビット数を増やしたときのS/NQの改善量を求める問題でした。今回の問題は量子化ビット数と量子化ステップ数の関係を求める問題です。ビット数が1増えると量子化ステップ数は2倍になります。従って「5ビットのときのステップ数」に対する「3ビットの時のステップ数」は1/4となります。【おまけ】正確な計算によれば、信号対量子化雑音比は量子化ビット数をNと
A-18過去問ほぼ同じ令和元年FA107A-19周波数計(周波数カウンタ)に関する頻出の問題です。1〇直接カウント方式ではゲート時間の逆数が周波数分解能となる。ゲート時間が0.1[s]のとき1/0.1=10[Hz]が最小計測単位となるので、±1カウント誤差は10[Hz]の桁に生じる。2〇下図のようにゲート信号との位相が異なるとカウント数が±1カウント異なる現象が生じる。詳細は以下のサイトをご参照下さい。ユニバーサルカウンターの構造や仕様の見方ユニバーサルカウンター
A-20過去問ほぼ同じ令和元年FA107A-17SSB(J3E)送信機の搬送波電力の測定に関する問題です。1〇正しい2×「割当周波数は搬送波から1400[Hz]高い周波数」であるから搬送波と変調波の両方が観測できるようそれらの中央、すなわち「搬送波+700[Hz]」に設定する。3×分解能帯域幅は約30Hzにする。4×周波数スパン(スキャン範囲)は3[kHz]程度に設定する。5×変調周波数は規定の周波数の「正弦波」である。
A-3新問QPSKとπ/4シフトQPSKの信号点変化についての問題です。(1)IとQの極性が同時に変化すると変調波の位相はπ[rad]変化する。(2)題意より送るデータの時間系列順に位相変化は①”0,0”+π/4②”1,1”-3π/4③”0,1”3π/4④”1,0”-π/4であるから移相変化は②→⑦→②→①である。
A-4新傾向類似FA001B-5振幅変調についての問題です。平成30年1月期FA001B-5に類似問題があります。それでは解いてみましょう。1〇正しい2〇正しい3〇正しい搬送波電力は変わらず、側波帯電力が変化する4×両側波帯電力は変調度mとすると搬送波電力のm^2/2であるから「1/8」が正しい。【参考】AM波の平均電力Pmは搬送波電力Pc、変調度mとするとである。5〇正しいAM波の変調度100%の尖頭電力と無変調時の電力(搬送波電
2021年振り返り月組WELCOMETOTAKARAZUKAピガール千秋楽年跨ぎで三が日に千秋楽というイレギュラーな公演だった。宝塚歌劇団ランキングへ
A-3過去問数値違い平成31年FA101A-2電力増幅器の総合効率を求める頻出問題です。求める総合効率ηT=Po/(PDCe+PDCf)・・・①である。まず励振部についてPDCeは題意(ηe=60%)よりが得られる。同様に終段部についてPDCfは、ηf=70%および終段部の電力利得Gp=20であるからとなる。これらの結果を①式に代入すればである。
A-15新問PCMにおける標本化に関する新問です。問題文(1)に書かれているように標本化とは入力信号(周波数fiとする)を変調信号として標本化信号(周波数fs)を搬送波としたときの両者の積としての振幅変調に相当するからであり、これを図示するととなる。図中のfs-fiの成分に着目すると、元のfiのうちfoを超える周波数成分Δfはfoを中心として低い周波数の方へ見かけ上折り返す形となる。これを折り返し雑音という。一方で標本化パルスについて理想的なインパルスではなく有限の幅を持つ
5年の100円玉だぁー!!!!!って今日入手したわけでは無くて、多分何週か前に手に入って、記事に書こうと思って保管していて今日に至る令和元年~5年までの100円玉を並べてみましたなんて事も無いのですが…キャッシュレスが進んだらいつか硬貨が無くなっちゃったりするのかな多分来年も、100円玉が存在する限り記事書くかな▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日じゃないけどね♪
A-8過去問数値違い令和2年FA201A-8増幅器の雑音指数に関する計算問題ですね。図(a)全体の雑音指数F=FA+(FB-1)/GAであるが、この式の変数は真数である。一方で与えられた雑音指数・利得がdB表示となっているので、まず実数に変換するところから始めよう。①FA(真)1[dB]=10logFA(真)であるからlogFA(真)=0.1=1-0.9=1-3×0.3=log10-3log2=log(10/2^3)=log(10/8)=log(5/4)となり、FA(
A-12過去問数値違いFA007A-13ドプラレーダーによる移動体の速度測定は公式を暗記すると楽ですね。移動体の速度VR(移動体〜レーダー方向)、レーダー電波の波長λ、ドプラ周波数(偏移)fdとするととなります。一方移動体の移動方向とレーダの位置には30°の角度があるので、移動方向の速度Vとレーダ方向の速度VRには以下の関係があります。従ってV=VR/0.9であることがわかります。それでは計算しましょう。10[GHz]の波長λはλ=300[MHz]/10×10^3[MH
A-11過去問同じFA107A-12ASR(空港監視レーダー)およびARSR(航空路監視レーダー)の問題です。ASSRBドプラ効果C差解説は以下のブログをご参照下さいませ。『令和元年7月期1陸技工学AA-12』A-12ASSRSSR(SecoundarySurveilanceRadar)はASR/ARSRと組み合わせて使用され、航空機識別信号や高度データを得…ameblo.jp
A-6過去問類似FA107A-8FM波のS/N改善係数についての計算問題ですね。一見簡単そうに見えますが、実は変調指数mfを与えられた最高変調周波数fpと最大周波数偏移fdから求めなくてはなりません。ちなみに過去問では最大周波数偏移fdが与えられずに変調指数と最高変調周波数だけが与えられた問題もありました(このときはI=3fd^2B/(2fp^3)が計算式でした)。それでは解いていきましょう。変調指数mf=最大周波数偏移fd/(最大)変調周波数fpよりmf=6×10^3[Hz]/
A-9新問類似FA701A-10PWM制御のDC-DCコンバータについての問題です。過去問(FA701A-10)では昇圧形のPWM制御DCDCコンバータが出題されていますが今回のような降圧形は初出でした。A・BFETが導通(ON)のとき、下図のように直流入力はコイルにエネルギーを蓄積させるとともに負荷に電力を供給する。CFETが非導通(OFF)のときはコイルに蓄積されたエネルギーが負荷→ダイオードを介する回路経由で放出される。DFETがONのときは直流入力が最
A-1新問FM波の占有周波数帯幅に含まれる側波帯の次数nを求める問題は頻出問題でこちら↓をみていただくとして『FA007A2第1種ベッセル関数』FM変調波の占有周波数に関するこの問題、何度か繰り返して出題されています。変調指数mを求めて、それに対応するJn(m)の値を次数の下から加算して99%を超える…ameblo.jp(解説は以下のサイトが詳しいです)FM波に含まれる側帯波の最大次数無線工学Aの変調・復調分野であるFM波に含まれる側帯波の最大次数に関する問題の解説。第一級陸上無
A-5新傾向(類似令和2年FA212A-6)前回令和2年11月期(2回目)に出題された問題と類似の問題で、これまでの「直前回の問題は出題されない」という掟を破った(笑)驚きの出題です。解答解説は以下のブログをご参照下さい。『一陸技令和3年1月期1/21(2回目)無線工学AA-1/4/5解説速報』昨日の夜、日本無線協会のHPに問題が公開されましたので早速「令和3年1月期1/21(2回目)無線工学A」の解説速報をしていきます。【A-1】いきなり変化…ameblo.jp
A-13過去問同じ(平成29年)FA901A-15矩形波パルスとその振幅スペクトルに関する問題です。A矩形波パルスの直流成分は平均値となることは上の図からも分かると思います。次に包絡線関数G(f)ですが、与えられたグラフを見ると最大値は2ETp/Tでsinカーブの振幅が少しづつ小さくなっていくように見えることからになるであろうことは推測できるでしょう。BG(f)が最初に零になるときはsin(πfTp)=0が最初に成り立つときであり、(πfTp>0なので)πfTp=πです
A-5過去問同じFA201A-6QPSK復調器についての問題です。A掛け算位相検波器では乗算を行う。B位相検波器1および2により得られた同相(I-ch)および直交(Q-ch)のベースバンド信号を用いて受信信号を逆方向に位相変調することで受信信号は無変調の搬送波となり、搬送波抽出が可能となります。C1
先日、200系ハイエース6型N様のキーレス連動格納ミラー取付のご依頼を頂きました(*^-^*)ロックでミラーが格納、ACCでミラー復帰(^^)取り付ける自動ミラー格納キットはこちら↓トヨタ用でミラースイッチにカプラーON(^^)vスイッチの配線の間に↓電源、ロック・アンロック信号は助手席グローボックを外した場所↓説明書には常時電源の下にロック・アンロック信号があるはずでしたが、ココでした↓説明書の記載はマイナスコントロールかも(;^^A無事取付でき
A-7過去問類似FA101A-6通信回路における受信機入力換算C/Nと送信機電力についての計算問題ですね。まずは受信機の入力端換算のC/Nを算出するための式を立てていきます。①C[dB]:搬送波電力(入力端換算)送信電力P*[dB]、送信アンテナ利得GT[dB]、送信給電線損失LT[dB]、伝送路損失L[dB]、受信アンテナ利得GR[dB]、受信給電線損失LR[dB]とすると、C[dB]=P*+GT−LT−L+GR−LRと表すことができます。数値を代入するとC[dB
ご訪問いただきましてありがとうございます。>>このブログが初めての方はこちら>>このブログの目次はこちら2021年(令和3年)1月~2022年(令和4年)3月の衛生管理者免許試験の日程が、「公益財団法人安全衛生技術試験協会」のホームページで公開されています。衛生管理者の試験には、「第1種衛生管理者」「第2種衛生管理者」「特例第1種衛生管理者」があります。これらの試験は、すべて同じ日に行われますが、受験時間が異なります。なお、表の赤い文字の日程は、土曜日ま
日本語ってむずっ!って言われますね。タイトルにあるようにレールは「敷く」のか。はたまた「引く」のか。(ところで「はたまた」の語源は?)(知りません)昨日、歌作ったんだけどさぁ(タメ口)汽車が登場するんですけど汽車って言ったら、レールじゃんね(甲州弁)レールって言ったら(連想ゲーム)敷く?引く?ネットで調