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散歩をしながら毎日を過ごしていましたが、職場のことを忘れていました。以前のブログ内でも書きましたが、私の上司はポンコツで、変わった人です。今の状況を話すことですらストレスでしたが、伝えなければ何も変わりませんし、私は今働くことが困難な状況でした。今後、今の職場で働くかどうかはわかりませんが、このまま休職できるのかも含め連絡しなければいけません。電話で話す言葉を紙に書き留め、要件をまとめ、伝えることをつたえたら電話を切ろう準備し、職場へ電話をかけました。「はい、○
前回出生前診断のクリニックへ行き染色体検査をうけてから、2週間ほど経過していました。最後に受診した時は、娘の染色体の結果と説明をうけ、最後の4Dエコーをしました。そして2週間、再度精密検査をし、その結果を後日お伝えするといわれていました。その電話だろう。そう思って電話にでました「ネッコさんですね。お久しぶりです。前回の染色体検査の精密検査結果がでました。至急お伝えしたいことがございます。できるだけお早めに、そして必ず夫婦でクリニックへお越しください。」
とうとう手術の時がきました。前回の流産手術同様、見たことのある廊下、景色、そして部屋。ほんの数か月前までは、初めての事で恐怖でいっぱいだったのに、1度経験してしまえば、こんなにも落ち着くのかと驚きました。しかし、ドキドキと心拍数はどんどん上がっているのがわかります。まもなく、娘とさよならするとき。もうお腹の中からいなくなってしまう。看護師さんと一緒に手術室へと歩くこの道のりが、とても心が締め付けられそうな気持ちでした。「ネッコさん。お待た
最初から読む▷4人目妊娠疑惑妊娠継続を決めました。中絶はキャンセルできる。もちろん、キャンセル料は不要。調べてみると麻酔をかけるギリギリまでキャンセル可能のようです。前処置をしていてもキャンセル可能。ということは、ギリギリまで考えて「やっぱり妊娠継続をします」という人は一定数いるということになる。実際はわからないけど、ドラマでは手術を直前にして手術室から逃げ出す人もいる。
2024.03に21週5日で息子を出産しました。人工妊娠中絶を選びましたが、それまで息子がお腹で生きた証を残していこうと思います。私もいろんな情報を検索して、同じ様な経験をされた方のブログに辿り着きました。少し日にちが経ち、思い出しながら書いていこうと思います。
麻酔が切れはじめ、水分を摂取しながら天井をぼーっと眺めていました。(娘ちゃん…、娘ちゃん…。)何度か問いかけますが、返事はありませんでした。手術中、暖かいピンクの景色の中で、小さい子がスキップしながら飛んでく景色を見ました。病院の外は雲一つない晴れ。(娘はスキップしながら、お空へ帰っていったのかな。)ぼんやり空を眺めながら思いました。点滴がなくなり、ナースコールを押します。「ネッコさん、トイレに行けそうかな?トイレに行けたら前回のように
夫婦で話し合った次の日、通っている産科クリニックへ行きました。この時妊娠11週4日。もう日にちも迫ってきていました。来院し、妊婦マークをつけた妊婦さんやお子さんと一緒に来られている方もたくさんいました。いつもなら、苦しいな…辛いな…と感じていたあの空間でさえも、「無」な感情になっていました。「ネッコさん、お入りください。」名前が呼ばれ、先生と話をします。「そうですか…。今回は赤ちゃんをお空へ返すことにご夫婦で話し合い、決められたのですね。……わかりま
ご覧になった方も多いかも知れませんが、NIPT(新型出生前検査)についてのヤフーニュースオリジナル特集を紹介します。書いたのはノンフィクション作家さんであり、過去にも羊水検査に関するノンフィクションなどを出版されている方のようです。現状から問題点まで極めて深く勉強されています。言い方はあれですが、その辺の産婦人科医よりよっぽど造詣深く、その取材力と相まって、NIPTを取り巻く様々なことに真正面から迫っています。以前、筆者も出生前診断についての特集を組んで、それなりの内容にまとめて、これはこ
世界保健機関(WHO)が、安全性と女性のケアの質を改善するために推奨している手動式吸引法は、当院では、2018年から導入しております。こちらの記事をお読みください。厚生労働省:人工妊娠中絶・流産手術の安全性についてWHO「安全な人工妊娠中絶:保健システムのための技術的及び政策的ガイダンス(第二版」手動式吸引法は、子宮の傷や後遺症少なく、術後の痛みも軽い処置方法ですので、次の妊娠を望まれる方にも安心です。詳しくは、流産手術:人工妊娠中絶についての記事(当院の過去の記
人工妊娠中絶(中期中絶)にかかった費用申請させていただいた出産一時金(40万)を差し引いて入院日数6日間で手出し約20万でしたネットで調べた情報だと手出し4、5万だったという方が多いかと思います私の場合、子宮口がなかなか開かずラミナリアなどの施術回数が人より増えたこと、その分入院が長引いたこと、産後出血が多く点滴や薬が処方されたことで高額になってしまったんじゃないかと考えています※病院側からは合計金額が書かれた領収書しかもらえなかったので詳細は分かりません死産翌日、予想をはるかに上回
今日は、自分の好きな所へ行き、好きなことを娘と一緒にしようと思っていました。天気もよく、きもちのいい気候でした。「今日は楽しんでおいでね。」と、主人から言われ、見送ります。家事を終え、支度も整い、電車へ乗りました。鞄に妊婦マークをつけ、これを付けるのも今日までなんだと思いました。電車に揺られながら、外の景色を見ていました。すると、学生さんが電車に乗ってきました。「やっとテスト終わったね。ほんと長かった~。2週間も長すぎ。」次にお年寄りのご夫婦も乗ってきました。
皆さん『コウノドリ』って漫画ご存知ですか?私は、知ってはいたのですが読んだことはなくって。今妊娠中になるんですが、切迫早産と診断され仕事も辞めて自宅安静中で時間を持て余していたこともあり、読んでみました。・・・もう涙が止まらなくって。。。出産は嬉しいことだけでなく、辛い、苦しい、悲しい場合もあります。リアルな話の為、妊娠中に読むのはきつい方もいらっしゃるかもしれません。でも、妊娠中だからこそ、これから母親になるからこそ、ぜひ読んで頂きたい。そしてこれからパパになる人にも、というか全
今、ニュースや新聞で問題となっている吉祥寺にある水口病院の中絶手術後に死亡問題について、わたしなりに思ったことを書いてみました。東京武蔵野市の水口病院(産婦人科)で、亡くなった妻の中絶手術を、母体保護法の指定を受けていない医師が行ったとして、6日、遺族の夫が医師を刑事告発しました。夫は、6日午後2時すぎに記者会見し、妻が急死した原因の究明を訴えました。東京都武蔵野市の産婦人科病院で、母体保護法で定められた指定医の資格がない医師が妊娠中絶手術を行った