ブログ記事366件
バーンスタインの最後のコンサートと言われているのが、1990年8月19日にタングルウッドで行われたボストン交響楽団との野外コンサート。ブリテンのオペラ「ピーター・グライムズ」から「4つの海の間奏曲」、そしてベートーヴェンの「交響曲第7番」。このベートーヴェンの7番が、記録的なテンポの遅さなのだ。1957年の同じボストン交響楽団での録音よりどの楽章も遅く、トータルで12分くらい長さが違う。これはバーンスタインが死の淵で弱っているから、ブリテンまでは持ち堪えたが後半は腕が上がらず、コンサート
2024年4月19日(金)NHKホールブルックナー/交響曲第7番ホ長調指揮/クリストフ・エッシェンバッハとてもよかった!第1楽章からめちゃめちゃ綺麗。N響ってうまいんだなぁと思わせる演奏だった。こんなホールでも美しい残響が広がった。第2楽章も非常に流麗で美しかったが、シンバル直前のクライマックスは、思いの外そこまで尊くなかった。第3楽章はやはり金管がかっこいい!金管の迫力と弦の繊細な音が合わさり、極上の音色になっていた。今日も長谷川さんは神の音色。そう
ペッカ・クーシスト(PekkaKuusisto,b.1976)はフィンランド出身のヴァイオリニスト。来年4月の都響プロムナードで、ヴィヴァルディ《四季》とベト7を弾き振りする予定。クーシストはノルウェー室内管(NCO)ともベト7を演奏してます。そのときの動画があります。コンパクトなオケで、Vc以外は全員立奏。皆楽しそうに演奏しているのが印象的。都響との演奏も同じスタイルかと。都響のメンバーの多くは、指揮者を置かない「晴オケ」ことトリトン晴れた海の
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、サイモン・ラトル&ロンドン交響楽団によるブルックナーの交響曲第7番です。以前両者は同じくブルックナーの交響曲第4番(グンナー=コールス校訂版)を録音していますが、その1年後に登場したのは交響曲第7番の同じくコールス校訂版(2015年)の世界初録音となっています。SACDハイブリッド盤やDolbyAtmosで聴くことができるのでラトルとロンドン響による高音質盤でのブルックナーをみていきます。「サイモン・ラトル指揮/ロンドン交響楽団」ブルックナー作
もうすぐ!10月22日(日)14時開演宇都宮市文化会館大ホール宇都宮シンフォニーオーケストラの秋季演奏会是非ぜひ皆様ご来場ください✨私も、ハンガリー舞曲とヴァイオリン協奏曲はコンサートマスターとして演奏いたします。小泉百合香先生の美しい独奏、ワクワクです良い演奏会になるよう団員一同こころひとつに頑張ります!今回も素敵なチラシを作成してくださったMさま本当にいつもありがとうございます!今回の開催に至るまで本当にたくさんの方々の温かいご協力がありました。感謝の気持ちを込めて
みなさんこんばんは🌇風が強いですね!扇風機をつけてましたが、電源を落として外からの風を部屋に入れることにしました。風が強いためものが何かしら飛ぶんですが、飛んだとしても部屋は涼しくなるので良いとしましょう(笑)さて本題に入りますが、本日も特別編を投稿します。内容は連日続いているマーラーの交響曲のオススメ。本日は交響曲第7番「夜の歌」をご紹介します。マーラーの数ある交響曲の中でもマイナーな作品かつ難解な作品として知られるこの曲。近年では頻繁に演奏されるほどに人気を徐々に集めつつあります。そん
ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」は、どこか釈然としない勝利を描いたラストよりも、当たり前のように続いていた生活が突然破壊され、嘆きや苦しみ、そしてやるせなさといった戦争によって引き裂かれた人々の心の描写のほうにリアリティがあり、形式的には所謂社会主義リアリズムの枠組みに沿いながらも、時代や思想を超えて強く心に訴えかける力を持った作品です。長大で起伏に富んだ曲だけに、強く感情移入した演奏だと疲れてしまうので、個人的にはこの曲が持つ様々な感情の動きを丁寧に表現しつつも、音楽の
風格のある堂々とした演奏。全体にテンポはゆったりとしている。コンサートマスターは川崎洋介。N響の弦はしなやかで、トレモロは渾身の力を込める。ホルンとトランペットにわずかな疵(きず)があったが、ワーグナーテューバ、トロンボーン、バステューバとともに、金管は粘りのある輝かしい音で鳴り響く。木管も安定。エッシェンバッハは息長くフレーズを歌わせていく。しかし、その演奏の中に入っていけない。立派なブルックナーなのになぜ?と自問しながら、入口を見つけようとするが、結局見つからず、演奏が終わってしまっ
都響プロムナード・コンサートNo.407を聴きました。指揮・ヴァイオリン/ペッカ・クーシスト曲目ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》op.8no.1-4ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op.92【ソリスト・アンコール】(4/21up)FinnishTraditionals:"KopsinJonas""valssiVihdistä"(ヴァイオリン/ペッカ・クーシスト)指揮者に煽られて都響がはしゃぎ回りました。ヴィヴァルディ四季は