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それからは、ウンスは、研究に没頭していた。一つ完成させると、また何か?と忙しくしていた。王妃様の診察の日は、王宮に出向き、典医寺に薬湯を頼むと屋敷に帰った。その日は、ヨンも休みで、子供達も3ヶ月になり、向きを変えたり、寝返りしようと必死だった。ヨンがバンの足を交差させて、「ほら?やってみろ?」と背中を押すとクルンとうつ伏せになった。「こうやるのだぞ。鍛錬せよ!」その時桜の木の下の庭の辺りが眩い光に包まれた。中から二人の人影。ヨンは身構える。「やっと、辿り着い
まずは、兵舎に向かった!大将軍の姿に空気が引き締まる。ヨンは、チュンソクの所へ行き「俺の部屋は、お前が使え!ウダルチを任せたのだ。俺は自分の部屋へ行く。」他意はない!ヨンなりに考えた事だが、チュンソクは、昨日の事件が、原因!自分が大将軍を頼り、入隊の事を丸投げしてしまった事に、胸が痛んだ。ヨンは、用意されてた部屋へ行く。広く立派な部屋だ!それから朝議に向かった。あちこちから、「おめでとう御座います」の声が聞こえた。朝議の際、「長く王宮を空けた事、真申し訳なく、
翌日、ヨンは、サラサラと筆を動かし、二枚書いた。「ウンスや、子供達の名前だが…と紙を二枚見せて、崔絆(チェ・バン)崔楓(チェ・プン)絆には色々意味があるが、俺とウンスの深い絆の元に産まれ、この先、断ちがたいつながりを多く持つようにと。楓は二人が再会した秋を思い、周囲の人を和ませ、楽しませるような美しい人に育ってほしい。と付けた!良いか?」「バンとプンね!素敵な名前をありがとう。」そこにチェ尚宮が名前の事を聞こうとやってきた!「ヨンや、名前はどうなった
ヨンは、時間を見つけては、屋敷の男衆の剣の鍛錬をしていた。ウダルチの強者程の腕前であろうか?更に鍛えた!ウンスは、そんなヨンの勇姿を見るのが好きだった!やっぱり、カッコイイわ〜!汗を拭いてるヨンがウンスを見ると、指で、ハートを送る!ぐっ!不意打ちだ!やはり凄い技だ!明日から出仕するヨンが、「ちとマンボの所へ行ってくる」と出かけた。マンボの所に着くと、「医仙の調子はどうだい?」「ああ、順調に回復しておる。」「頼まれていた物はできてるよ。お前も無茶を言うよ!かなり時
朝、眠い目を擦って、ウンスを起こさないように着替えていると、「ヨン!一人で何も言わずに出仕するの?それだけは、ダメ!私はヨンの妻として何でもしてあげたいの。」「すまぬ!ウンス!昨日ちと手加減できなかった故、疲れておろうかと思って、起こさず行こうと思って…これからは、ちゃんと起こす故」と言うと、ヨンは、おはようの口づけをした。二人揃って、朝餉に行くと「おはようございます。旦那様奥様」と、いつもの挨拶。「おはよう〜みんな。今日も良い天気ね」ニッコリ笑う美しい奥様に、
産所に移ったウンスに、サジュナが、「奥様、いつから痛みが来ていましたか?」「うーん、昼前くらいからお腹の張りが頻繁だったんだけど、最近は、張る事が結構あったから、それかな?と思って、痛っ」呻るウンスの髪を優しく撫でるヨン。「旦那様、今、どのような状態か?見ます!」「ああ!サジュナに任せてる故に構わぬ。」サジュナは、お腹に大き目の布を置いて、見えないように、子宮口を見る。全開の半分は開いていた。「思ったより進んでおりますが、まだ時がかかります。奥様、何かたべますか
子供達が泣くと、ウンスが起きた。バンとプンに乳をやるのもかなり慣れたようで、女神のような顔で、乳をやる。「あっ、ヨン、お帰りなさい。ウトウト寝ちゃった!」ウンスや、しっかり寝ておったぞ!と思いながら、「そうか。乳をやるのも慣れてきたようだな。」ガッツリ寝てしまったわ!と思っていると、子供達を寝かせるのを手伝うと、ヨンが懐から、包みを出した。「頼まれていた物だ。見てみよ。」「わぁ~~!凄い!凄い!こんなに上手くできたのね。」「かなり高度な技術の持ち主で、幾日もか
誕生日の朝…「おはよう。お誕生日おめでとう!」「ああ、ウンスもおめでとう!」と口づけた。「さあ!今日はご馳走作らなきゃ!」「無理するでない!チソに頼め。」「えーっ!だって、誕生日プレゼント用意できなかったんだもの。」「ぷれぜんととは?」「贈り物の事よ。」「ああ、それなら…」と、引き出しの中から、緑色の綺麗な首飾りを首にかけてくれた。「わぁ〜、これエメラルドね。どうしたの?凄く綺麗!」「彫金細工の店で見つけて、細工してもろうた。ウンスに似合いそうだったか
チュンソクは、王宮に戻り、王様に拝謁した。「護軍、如何した?何かあったのか?」「いえ、王様!勝ち戦にございます。」「なんと!もう終わったのか?」「はい!大将軍が一瞬で片付けました。」「して、大将軍は?」「はあ…屋敷に早々に帰りました。」「真にやる事が早い男よのぉ。」「大将軍は、医仙殿の出産が終わり、落ち着くまで、暇をだした。」「その間は、なるたけ、大将軍を呼び出す事のないよう取り図るよう、護軍頼んだぞ!」「はっ!」それから、チュンソクは、新兵の入隊試験の準備に
ウンスは、ピョンヒを子供部屋に案内して、そこには、ピョンヒが休める部屋があった。子供達を紹介した。「男の子がバンで、女の子がプンよ。」「誠に良く似ております。旦那様にもそっくりでございます。お二人の大切なお宝の乳母など、光栄です。」そこに、思わぬ客が訪れた!チソが腰を抜かしそうになった!「だ、旦那様、お、奥様!」ヨンがどうしたのか?と門へ行くと、ウダルチの護衛と共に、王妃様がやって来た!「王妃様!いかがされましたか?」「妾は、どうしても双子の顔が見たくて、無理を言
閨に戻ったウンスに「身体は?大事ないか?」とにかくサジュナを呼ぶ。診察して「何か良い事でもありましたか?とても落ち着いてますし、心配御座いません」と出て行く。「ウンスや、何やら嬉しそうだが?」「あら?そう?」ウフフ何やら企んでる顔だ。翌日、ソンゲは、急用ができた!と郷に帰ってしまった。ウンスは、とても元気になった。書斎で、ヨンは書物を読み、ウンスは、何やら計算している。よく見ると…「ウンス!帰りたいのか?何故…それは、天門が開く日の計算であろう?」「うん!
ウダルチを増やすのに、高麗中に新兵の貼り紙。50名は、正直、見極めるのが大変だ!チュンソクは、実技、入隊試験、面談の準備に頭を痛めていた。入隊希望者が300名以上いたからだ!ヨンに泣きつく!「大将軍、手助けをお願いします。」「ウダルチの隊長は、お前だ!残った者の実技は、俺が確認する!それで良いか?」「お願いします。」「全て受かった者は、暫し様子を見よ!駄目な奴は、迷わず取り消せ!家柄や身分は15番目縁故は105番目、まずは実力だ!これは、変わらぬ!」「はっ
新ブログ:https://sarang1987.com/faith/信義「シンイ】二次創作物本当に、お待たせいたしました。お引越し、完了しました!何方も同じHPに飛びます。遣い方や読み方などご不明点があればこちらのアメブロのめっせーじ、もしくはお引越し先の「さらんに連絡」より、お便りいただけます。※追記お知らせ貴重なコメ、メッセージ、ありがとうございます!!「2014Xmasrequest❤目次」「2015Summerrequest❤目次」
センター91%でしたが二次の国語と英語が思うように取れず鴨川で泣いてから帰宅した息子。2週間、覚悟を決めてました。京大文学部。合格しました。泣。