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英国のNHS(国民保険サービス)は、ケンブリッジ大学によって様々な集計や研究結果を元に開発された乳がんの予後予測ツール「PREDICT」を公開しています。このように数字で出された率などは、いずれにしてもあまり過信しない方が正解かと思いますが、(現に私は2.7%の確率と言われる若年性乳がんになってますし笑)以前紹介した本には捉え方として「生存率99%でも、自分が残りの1%である可能性もあれば、死亡率99%でも、自分は生きている1%の可能性もある」とあり、集計や統計は全体像を表したもので、
命あるもの、いつかは死ぬ。それは明日かもしれないし何十年も先のことかもしれない。私が乳がんだと告知されたときふと頭によぎったのは「あと何年生きられるんだろう?」という疑問。いつかは死ぬとわかってはいても癌という病名を突きつけられるその瞬間まではどこか遠い話だと思っていた。しかし、癌告知をされたあの日、「死」は突然リアルな現実となり目の前にゴールテープが現れた気がした。そして先日…術後の病理結果を聞いて自分の病状がステージ3Cだとわかりより一層「死」が身近なもの
【お知らせ】当科ではスタッフ医師を募集しています。募集要項はこちらです。当科の紹介記事はこちらから。メールでのお問い合わせはhematology@aih-net.comまでお願いいたします。こんにちは。血液内科スタッフKです。今回はJCOからで、今後の多発性骨髄腫診療にも重要となる新たな予後予測モデルの論文になります。SecondRevisionoftheInternationalStagingSystem(R2-ISS)forOverallSurviva
2部に分けて投稿しています本文はこちらです非がん患者に行う緩和ケア❶肝不全①⑴気づきたい!"終末期"のサイン・肝不全は、肝臓の機能が大きく低下した状態であり、肝炎や肝硬変、肝傷害(肝臓が薬剤などで傷つく)など、さまざまな肝疾患により生じます。・合併症が表れていなくても、肝不全が進行していることがあります。・なかでも、肝硬変は代償期(腹水、静脈瘤出血、肝性脳症などの合併症が出現していない状態)と非代償期(合併症が出現した状態)に大別されます。