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2019年9月9(月)肺の一部を検査に出すため胸腔鏡手術をした。そんな難しい手術ではないと思うし、全身麻酔も初めてではなかったのでそこはあまり不安ではなかったけど、全身麻酔の前に硬膜外麻酔の針を入れるというのが痛そうでとても怖かった術後に痛み止めを流し込めるようにしておくために必要らしい。盲腸とか帝王切開のときにやるあれですよね?痛いけど動いたらダメってやつ。事前の説明で「動くと危ないので、がっちり押さえさせてもらいますね~」と言われ、そんなに押さえつけないといけないぐら
2019年8月31日(土)旦那に子供を見てもらい私1人で結果を聞きにいった。待合室で待っている間は緊張したり通り越したりの繰り返しで、周りの人がどんどん呼ばれて減っていくのを見て「きっと私はよくない結果で話が長くなるかもしれないから一番最後に呼ばれるんだ…」などと考えていたら、ついに院長の部屋に呼ばれた。検診のときは他の先生だったから、院長に会うのは前回手術をしたとき以来約4年ぶりだった。恐る恐る診察室に入ると院長のニコッとした笑顔に緊張がほぐれたのも束の間、ちょっと険しい表情になり
2019年8月の確か15日ぐらい。仕事中に携帯が鳴った。乳腺外科の先生からの電話だった。1週間前の検診では何も異常なかったし、再発なんて考えてもなかったので、何の用だろう…と軽い気持ちで電話に出てみた。すると、検査当日には分からなかったけど、腫瘍マーカー(CEA)というのが上がっているとのこと。正常値は5以下だけど11まで上がっていた。CEAというのは、胃癌、大腸癌などの消化器系のがんや、肺癌などで数値が上がりやすいけど、ガンじゃなくても高い人もいるらしく、検診でも特に異常は見当たら
2015年8月に手術をするとき先生から「全部取っても部分切除でもどっちでもいいよ」と言われた。しこりのサイズが3cm以上あったので部分切除と言っても貧乳の私にとっては全摘のようなもんで、乳首があるかないかという違いだけだった。子供を産む予定はもうなかったし、再発の可能性をなくすためにも全摘の方が良いのは分かるけど体の一部がなくなるというのが初めてのことで躊躇した。旦那は「全部取った方がいいよ。なんなら反対側も取って貰えは?」と。私は、こんな貧乳で惜しくもなんともない乳ごとき
最初の乳がんから約3年半後…毎年花粉症の時期にはくしゃみ、鼻水、目の痒みがあるものの薬を飲まなくてもなんとかやっていける程度で、そのときも花粉の症状はそんなに酷くはなかった。でも、花粉の時期が終わってもなぜか咳だけが続き、首の後ろが痛かったので一応病院に行ってみよう、と近所のかかりつけクリニックを受診。その日は循環器の先生しかいなかったけど、花粉症ぐらいだからどの先生でもいいやと、とりあえず気になる症状を伝えると、咳は花粉から来るもので、首が痛いのは寝違えだろうとのことで、特に薬を
2019年9月3日(火)乳腺外科からの紹介で大学病院の呼吸器外科を受診した。ちょっと前にお義父さんが目の手術をしたお見舞いにきた病院に自分がかかることになるなんて…。診察前の採血は、銀行みたいに番号札を取って画面に番号が出たら呼ばれた窓口に行くというシステムだった。けっこうな待ち時間の後、やっと診察室に入るとそこには貫禄のある怖そうな先生がいた。表情も険しくいかにも大学病院の偉い先生という雰囲気。PETの画像を見ながら「胸水が溜まっているけど原因がはっきり分からないから検査の
乳腺外科からの電話以来、癌なのはほぼ間違いなさそうだし、半年も前から咳が出ていて水まで溜まっているんだからけっこう進行しているんじゃないかと不安だったネットにはいくらでも情報が溢れているから、不用意に調べてしまうと見たくない情報も目に入ってしまうのが怖くて、病院の先生の話以外は聞かないようにした。仕事を休むので職場にはもちろん報告したけど、「肺がんかもしれない」ということ以外、骨とリンパにまで広がっていることははっきり伝えなかった。私がネットを見ないようにしていても、職場の人は私が
2019年8月20日乳腺外科でCTを撮ると右側に胸水が貯まっていることが判明でもCTの画像だけでは癌を疑うようなものはなく、ただ水が貯まっているということは何かしら原因があるはずだから、もっと詳しくPET/CTというのを撮るように言われ、その場で予約を入れてもらった。このときもまだ私は再発を疑うことはなかった。