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個人的な見解になるが、特にこの頃月組のトップは見た目も華やかなアイドルタイプと、玄人受けするタイプに二分化されるように思う。涼風真世はそのアイドル型の代表的なスターで、フェアリー・タイプの男役として新人ころからスター街道を一気呵成に驀進していた。ある時涼風が舞台袖で出のタイミングを待っていた際に、舞台のスポットライトで浮かび上がった姿を見て後光がさして入るかのようだったと言った生徒もいた。前述の通り「ME・MY」でジャッキーを演じた時は男役の影を微塵も見せずに見事に演じ切り、元々歌唱に
涼風真世はスター街道を一気呵成に驀進したが、一気に飛び越えたのが天海祐希。涼風と同じく、またはそれ以上のアイドル性に恵まれて、音楽学校の入学試験でお母様に『よくぞ生んでくださった!』と面接官が言ったとか、様々な伝説を持つスターだった。1987年(S62年)初舞台の雪組「サマルカンドの赤いバラ」の新人公演で早くも目立つ役が付き、月組配属直後の「ME&MYGIRL」の続演で研1ながら新公に主演、その後も連続して新公に主演した。1990年(H2年)バウ公演「ロミオとジュリエット」で初主
この年が初舞台となった82期生は、94年の音楽学校入学試験時の競争率が42倍となって、史上最高倍率の競争を勝ち抜いた学年となった。音楽学校に主席入学した蘭寿とむはそのまま主席で入団して花組のトップとなり、その蘭寿の二番手を務めた壮一帆も苦労の末に雪組のトップとなった。紺野まひるは雪組娘役トップとなったが、相手役絵麻緒ゆうのワン切に巻き込まれた形で1作のみとなった。男役では月組三番手で退団後現在はバラエティで活躍している遼河はるひ、星組別格二番手だった涼紫央、t.a.p(タカラヅカ・エンジェル・
しつこく宝塚の看板ネタ。1993(平成5)年5~6月月組公演「ロスト・エンジェル」。月組トップスター涼風真世のラストバウホール公演。当然チケットはプレミアで取れませんでした。後に当時では珍しくビデオ化されました。1989年に小池修一郎の大劇場デビュー作として「天使の微笑・悪魔の涙」というのがありまして、当時二番手だった涼風が演じたメフィストフェレスを主人公にしたもの。劇中で「エリザベート」の「最後のダンス」「私だけに」「闇が広がる」が全く違う歌詞で使われていましたね。
この年の初舞台生83期生から娘役トップで月組彩乃かなみ、宙組紫城るいが、男役では愛音羽麗、悠未ひろや天羽珠紀、珠洲春希も長く活躍した。娘役では元男役の天勢いずる、琴まりえ、水月舞などが活躍した。この年は前年12月から引き続き2月まで、久世星佳の退団公演「バロンの末裔」が上演されていた。2~3月花組「失われた楽園」は小池修一郎のオリジナル作品で、1930年代のハリウッドを舞台に「グレイト・ギャッツビー」の著者スコット・フィッツジェラルドをモデルにしたような作家を、真矢みきが演じる物語。先
東京ドームでのQUEEN+AdamLambertの公演に行ってきました!!もう素晴らしすぎた!!実は過去にもツアーは見ているのですが、それを上回る感動があった。なぜかもう涙が止まらず、「情緒やばっ!」って感じでした。QUEENといえば、剣幸&こだま愛のサヨナラ公演となった1990年の月組のショー「ル・ポアゾン~愛の媚薬~」で「WewillRockyou」「Wearethechampion」「Don'tstopmenow」が使われていましたよね。特に「Don'tstop~